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インターネットがなくなると1日も我慢できない

インターネットがなくなると1日も我慢できない - つみかさね
https://3yokohama.hatenablog.jp/entry/2024/04/30/131455

最近ではインターネットがなくなってしまうと社会インフラも止まってしまう。重要なインフラと思っている人が多い。またそれだけ保証されていると思っている人も多いのではないでしょうか?
ライフライン(固定電話、ガス、水道、電力)という考え方があってそれらは何を置いても緊急に復旧させる。メンテナンスする義務が事業者に課せられている。

それに比べてインターネットはそんな義務も権利もない。アバウトな仕組みです。現実問題として全世界に張り巡らせたインターネット回線の費用は誰が負担しているのでしょう。プロバイダーに加入している人はそれぞれ接続料を毎月払っていますが、自宅からプロバイダーまでの経路はどこを通り、プロバイダーに接続され、Webブラウザで見たHPはどういう経路を通って誰の回線を通ってきたのか?費用は誰が払っているのか?推測は出来るが全く分かりません。したがってそれらの回線の品質を保証してくれるところはどこにもありません。ライフライン(固定電話、ガス、水道、電力)は物理的な接続状態がどこの誰が責任をもってメンテナンス、修理、保証をしているかが判るのですが、インターネットの場合ハードの回線(1次レイヤー)は分かっても論理的なレイヤー(2次レイヤー以降)はよくわからない。

そこでインターネットはベストエフォートを目指すという理念の元に作られた仕組みです。1990年の初めのころはこんなことは当たり前でみんなが知っていたことです。データ通信でも専用線を使ってやり取りしていた時代。でも回線使用料が格段に高かった。そこで登場したのがインターネットです。「つながるかつながらないかはよくわかない。でも「最大限の努力しましょう」という仕組みです。そして戦争の時でも戦場でも繋げる(可能な限り)を目指しているもの。したがって故障、障害、修理等の事態が起こった時責任を持たせる主体がどこか、そして事態を収拾する義務のあるところがあいまいになっている。au、ドコモ、softbankなどが謝っていたりするけれど、きっちり原因を調べ切っているか?疑問も残る。

それを使って最近ではライフラインンと同じ役割を求めきつつあるが、それは無茶というもの、誰も気が付かないのか知らないのか?だからスマホで現金決算、健康管理情報、病歴、マイナンバーカード情報のやり取りなど平気でやろうとしている。アバウトなシステムでやっているから問題が起こっても仕方がない。ある確率で故障、不具合が起こるのは当たり前、だから代替え手段を必ず用意する必要がある。でもそんなことを考えてもいない。最近若い人たちは電池が持たない等の理由で2台持ちも増えているが、スマホだけ2台にして代替えの約二どれだけ立つか?

アナログですが、固定電話、FAX、郵便、宅配などはそれなりに代替えを果たしてくれる仕組みです。古いという理由で何でも否定するのはやめたいものですね。それぞれメリット、デメリットがあるものですね。
ベストエフォートは不安だから、帯域保証型(ギャランティ型)のサービスを利用するという手もありますが、どこからどこまでの通信に対してかが難しくなってきますね。当然値段も高くなってしまいます。

ベストエフォートとは
ベストエフォートとは、日本語で「最大限の努力」という意味で、主にIT分野において、サービス提供者が可能な限り最大限の努力をしてサービスを提供することを指します。
ベストエフォートの特徴:
品質や速度の保証がない: ベストエフォート型のサービスは、通信速度や品質を保証しません。ネットワークの混雑状況や利用者の数などにより、通信速度が遅くなったり、接続が不安定になる可能性があります。
低価格: 一般的に、品質保証のあるサービスよりも低価格で提供されます。
多くのインターネットサービスで採用: インターネット接続サービスやクラウドサービスなど、多くのインターネットサービスでベストエフォート型が採用されています。
ベストエフォートの例:
インターネット接続サービス: 多くの大手プロバイダが提供するインターネット接続サービスは、ベストエフォート型です。
クラウドサービス: 一部のクラウドサービスでは、ベストエフォート型で提供されるものがあります。
無料Wi-Fi: 公共施設や店舗などで提供されている無料Wi-Fiは、多くの場合ベストエフォート型です。
ベストエフォートのメリット・デメリット
メリット:
低価格で利用できる
多くのサービスで利用できる
デメリット:
品質や速度が保証されない
安定性に欠ける可能性がある
ベストエフォート型のサービスを利用する際には、以下の点に注意が必要です。
利用目的: 安定した通信が必要な業務や重要なデータのやり取りには、ベストエフォート型のサービスは適さない場合があります。
サービス内容: 利用するサービスの通信速度や品質に関する情報を事前に確認しましょう。
代替手段: 通信が不安定になった場合に備えて、代替手段を確保しておくことが望ましいです。


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