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アメリカ在住お母さんによる、3D雑感

チチです。ご無沙汰しております。

ウカウカしてたら夏が終わって、ユンギは社会服務要員として兵役に着かれ、追いきれないほどのテテのLayover供給(怒涛のイル活もすごい!)、雑誌もたくさん、ジョングクは9月に結局韓国とアメリカを3往復くらいしたのかね?すごいスケジュール組むよなぁ…って大雨で大変そうなGCF見てたら、突然3Dのお知らせでまた消化不良起こしてグラグラなってましたー。

そして今これを書いてるのは3Dリリースから約5日ほど?

多少落ち着いてますが、グクペンとして今の心境を一言で表すと「複雑」。

限られた時間の中で外国語を操って、ダンス覚えて、体つくってものすごい努力して。ジャック尊敬!チュソクのプレゼントだよ!ってウキウキしてたジョングク、楽しそうにジョングギヒョンに絡む無邪気なジャックハーロウを思い返すと、リリース後のこの歯車の合って無さが何とももどかしく。 

ただただ、んぎゃージョングクかっこいいい!ジャックありがとう!3D最高!って言いたかっただけだから、やっぱり、こうなってしまったこと少し残念です。

あんまりまとまってもいないけど、今の気持ちを残しておこうと思います。


期待度マックスで迎えた『3D』

ティーザー、お母さんそれはもう、ものすごく湧いてた。
see you like thatのthat部分、I wanna see it のit部分と、threeのthの発音はジョングクイングリッシュが大好きなお母さんの癖にぶっ刺さってイョ!ジョングクシィ!ってなったし、 疾走感のある感じで音源としても、これはSevenより好きになる!!と直感的に思った。

ジャックのマシンガントークを分かった風に聞くジョングク。
ブリンブリンのケンタッキーネックレス借りて楽しそうなジョングク。
ビハインドに垣間見えるやんちゃな輩2人の空気感もなかなかに良さそうじゃないか!

Sevenに続き、またブライアンさんがそばにいて嬉しい。

KBSの審査?にパス。ほほうジャックハーロウ迎えておきながら、意外とお子様にも安心安全な内容なのかしら。

そうして迎えたドキドキのMV初見。
ジョングクパートの仕上がりは予想通り素晴らしかったし、ジャックのI’m on my Jung Kookの入りもキャッチーで楽しい!つかみはオッケー!となったけど

ほどなく、この演出?ジャックパート大丈夫そ?
リリック詳細はその時点では深く分からないけど、自虐もしくはギャグ的に完結してたらいいんだけど、どうなんだろ…ってざらっとした違和感が確かに残った。

勘違いであって、おおごとにならないでと祈る様な気持ちでいたけど、もう数分のうちにはX上で始まった議論を、ため息混じりで見ることになった。

周りの大人たのむよ…

主に問題になってるのは、ジャックのラップ部分のABGs、Whorin’という単語が与えるアジア人差別や女性蔑視的な響きとか、ミソジニーっぽい映像表現など。

お母さんはアメリカに住んでいながら、正直ABGsもWhorin’という単語を見たことも聞いたこともなかった。だからどう問題なのかは今回調べて初めて知ったこと。どちらかというと映像の方に直接的にどきっとしたかな。

コラボって相手にどういうふうに依頼して作られるんだろうね。制作過程が分からない。
ポジからネガまでいろんな解釈がXやYoutubeでも展開されているけど、走り出したものに対して本家が追加説明するような無粋なこともできないだろうから、本来の意図がどこにあるのか、結局真相は闇。

ジョングクは韓国生まれ韓国人で英語話者ではない。
ジャックハーロウもまた保守的なケンタッキーを故郷に持つ白人ラッパーとして独特な背景があるようで。

才能あふれる20代半ばの青年2人のフレッシュなコラボ。

クリスヒョンやコールヒョンのような成熟とはまた違う、若さゆえの暴走みたいなところが狙えるのは面白いから良いと思うの。

ただこれだけ異質なものを組み合わせるのだから、ここはひとつ、最高のケミストリーを起こし、双方のキャリアにも最大限のメリットをもたらすような作品にしましょうよ!ね!って、コンセプトを丁寧に練って「アーティストの個性」と「社会」のバランスを見て取ってやれる大人はいなかったのかい?と。
一番の疑問はそこ。

いや多分いるし、分かっててやってるよね。
Sevenの場合、Clean Ver.にもLattoパートを残しつつ、歌詞の調整で悪口及びエロ度数を薄めた。でも3Dはジャックパートをすっぽり抜いてAlternate Ver. が作られてる時点で、この騒がれ方が予測出来てそうなのがモヤルのよ。炎上マーケティングみたいなことかな、とか。

一方で、炎上って言っても、ヒップホップ界隈では珍しくもなさそうな表現だし、いうてアメリカだと女性アーティストの方も強くて何かとトンデモナイ側面もあったりするし(すごく楽しいんですよ褒めてます)、はいはい若いねイキってるね苦笑くらいの感じも確かにあって。

だから余計に、手法としてインパクトも新鮮味もないのがトホホみたいな。

いずれにしても、そんなセンシティブな議論の余地をこちらに与えてもらう意味がね、ないと思うのよ。それによる効果って何だ?お母さんが新しい英単語ふたつ覚えたこと?

華と力のある2人なんだから、違うアプローチで爪痕残せたはず。

例えば「よろしければ会いたいです」ってあくまで紳士装いつつ、いや兄ちゃん下心アリアリやんという、情熱とクズの狭間みたいところを、ジョングクとジャックハーロウという毛色の違う色男2人がユーモアや皮肉を交えてギリギリをついた表現だって出来たと思う。所詮素人の戯言だけど。

2人のライブ共演いつか見てみたいけど出来るのかな、そんな願望を口にする事すらことすらもう許されないのかな、とか余計な心配も湧いてくるしさー。

エロもいい、クズもいい、が、差別的(と考える人が一定数でてくるとじゅうぶんに予測できる)表現には、今の時代、制作陣による配慮が必要だったと思う。

モヤモヤするけど応援はします

心がザワザワする時は、普段は飛ばしがちなインストゥルメンタルを積極的に聴いてる笑

完全な副産物だけど、インストゥルメンタルというものの面白さに今さら気付いたよ!なんかありがとうねジョングク!!
結構シンプルな音?ビート?に、メロディとかラップがああいう風に乗ることで曲に命が宿るんだーとか、こんなに途中で音止まってたんだ!とか新鮮な発見があるよね。

おかげでここ最近ずっと脳内で何かがチキチキ・チャカチャカ鳴っている。

で、お母さんのSpotifyのアルゴリズムか分かんないけど、3D検索して3バージョン流した後、なぜか必ずピョロピョロリ〜♪って能天気にチャーリープースの『I Don’t Think That I Like Her』が自動で流れるのよね。

いつものように(コラ)なにやら女々しくいじけてる(言い方ごめんなさい)チャーリーの歌声で猛烈に癒されると共に、もうジョングクのソロ全部チャーリーが作っといてくれよ!!って八つ当たり気分になった時もあったっけ…

まあ、アジア人ソロアーティストとして既に前例のないステージまで来ているジョングク、道なき道を走らなきゃいけない中でトライがあればエラーもあるんだろう。良きブレインに囲まれてる事を願うばかり。

紛れもない事実として、3Dジョングクは歌もダンスも震えるほどにかっこいいため、変わらず応援してるんだけどね。

そんなお母さんの3Dライフ。

P.S.
へいジョングク!チャーリーのアジアツアー始まってるよ。
10月の20から22日、KSPOドーム3daysらしいよぉ。
だから何って?
いえ何も。

読んでいただき、ありがとうございます。

って更新ボタン押しかけたところでGOLDENお知らせきてしまった!!!
展開早くてお腹が痛いです。11曲ってなにごとなのよ!

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