【アニメ】風の谷のナウシカ〜君たちはどう生きるか 感想と雑記

「風の谷のナウシカ」1984
映画パンフレットはステレオ表記ですがソフト化されたものはモノラル表記です。同時上映の「名探偵ホームズ」がナウシカよりも面白かったです。本編は金田伊功さんの作画を堪能できたので良かった。公開前、新宿ビル街で野外イベント。ゲストはクシャナ役の榊原良子さん。劇中セリフ「焼き払え!」を披露(だったと思います)。残念ながら黄色バッチは昔捨ててしまいました。

「天空の城ラピュタ」1986
観たいものが全て入った作品。洞くつで飛行石が星空の様に光るシーンを劇場で観れて良かった。雷の龍は金田伊功作画ですよね。嬉しかった。要塞でロボットが目覚めてからシータが階段を登るまでシータの声が入っていないのは演出でしょうか? ロボット兵がゴリアテを襲うシーンで、ロボット兵が丸くなったまま落ちて手足を広げて飛ぶSEが打ち上げ花火なのは興醒めでした。これも同時上映が「名探偵ホームズ」で、テレビ版と同じだった。

「となりのトトロ」「火垂るの墓」1988
トトロ→火垂るの墓→トトロの順で観ないと気持ちが落ち込んで劇場を出られない。渋谷の劇場で柄本明さん家族がトトロ終了後に出て行かれたのを見ました。あの小さい男の子は佑さんだったのでしよう。メイのセリフで「お魚とれた?」はびっくり、自分が幼い頃に同じ事を言ってたから。猫バスが電柱を登ってカラスが飛び立つ作画は金田伊功さんかな。

火垂るの墓は、畑で野菜泥棒をした清太が捕まるシーンの制作が間に合ってなくて線画で上映されました。初見は何が起こった!?と思いましたが何度か劇場で観るうちに「そうそう、これはアニメだから!」とちょっとだけ冷静になれました。でも最後はボロ泣きしました。

「魔女の宅急便」1989
大好きな作品ですがクライマックスのトンボ救出はバランスが悪く感じました。当時『宮崎アニメは主人公が空を飛ぶのもの』とテレビ等で言われていたのでマーケティング戦略だったのかもしれません。途中からジジと会話できなくなるのは辻褄が合わないのでは?監督の「お人形でいつまでも遊んでちゃいけない」など言いたいことはわかるけど。ジジは架空の友達じゃないよね。

「紅の豚」1992
派手に飛行機が爆散するカットが入ってたらいいのにね。

「もののけ姫」1997
劇場へ2回行って1回は立ち見でした。これって実質「風の谷のナウシカ」の焼き直しだと思う。ナウシカの続編が作られないのはもののけ姫を作ったからだと思います。

「千と千尋の神隠し」2001
最後、トンネルを戻る千尋が冒頭のバンクなのはちょっと謎。表情が心情と合わないかなと。DVDを発売日に買って再生して冒頭のタイトルの赤味を観て、あーやっちゃったと思いました。誰も気がつかずに発売されたことが謎。今は赤くないですね。

「ハウルの動く城」2004
ソフィーを英語吹き替えと同じように二人で演じればよかったのでは。ちょっと残念。ソフィーが魔法を使えることなどの説明しないので大事な事を見逃しやすいけど、一番好きな作品です。

「崖の上のポニョ」2008
私の中では宮﨑監督のホラー作品。ポニョが宗介の家の前に現れたのはホラーな絵面。町が沈んだあと、赤ちゃんのシーンはなんかヤバイって感じです。ブリュンヒルデって戦乙女の設定入れてますよね。

「風立ちぬ」2013
大型の飛行機の作画が安定しない。関東大震災シーンの作画が凄すぎる。この作品だけ劇場にはいきませんでした。

「君たちはどう生きるか」2023
エンディングロールを観ながら泣きました。「ああ、宮﨑監督作はこれが最後になるのだろう、もう二度と劇場で新作は上映されないだろう」なので劇場で泣いてるのは私だけだったと思います。

感想はインコうんこ、ペリカンきもい、アオサギはおじさん。
石を指ツンツンは別の表現がよかったのでは。ちょっと面白映像になってるし。

ちょっと追記
赤い「千と千尋の神隠し」DVDを観ていた人がSNSで「途中から赤いのが気にならなくなった」など書き込みがあったのですが、これは視聴して行くうちに眼が赤味を白に誤認するからです。私もそうなりました。その時にテレビモニタから視線を白い壁かけ時計に移すと時計は青く見えました。

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