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現場編〜デビューは教室ではなく出前でした〜230628


ごあいさつ

こんばんは。
ちっちょ@OIです。

今日は、福祉出前講座の現場編です。
懺悔の時がやって参りました・・・。(ごくり)

現場編

エレベーターでのちょっとシンドい話

一昨日の記事でも触れましたが、今回の福祉出前講座においては以下の様な流れでお話しを進めました。

  • 私の病気のこと

  • 養護学校〜大学への進学

  • 就職〜職場でのこと

  • 電車通勤について

  • 日々の暮らしについて

  • 自宅でのノートPCの使用方(デバイス紹介)

結構ゆっくりペースで話していたら時間が足りなくなってしまいました。
話し始めるまでは、30分も時間がもつかな?余ったらどうしよう?くらいにも思っていたので、体内時計バグりすぎてビビりました。

今のは「反省」です。

日々の暮らしについてのお話しの中で、休日は外へお出かけをするよ、と言う話をしました。

そして、これは今このnoteを読んで下さっている方の中でも、特に健常者の皆さまにとっては少し厳しいお話しになるかも知れません。
不快な気持ちにさせてしまったらごめんなさい。

例えば、名古屋駅や栄エリア等の都会方面へ出かけますと、デパート等の高層エレベーターに乗る事があります。
その際、割とあるある〜なレベルで、エレベーターが満員で私ども車椅子ユーザーが乗れないという事態に陥るのです。

稀に、自ら降りて下さって「どうぞ」とスペースを譲って下さる親切な方がおられるケースも勿論ありますが、悲しい事に確率はかなり低いです。

もちろん、見た目では障害や病気の有無の判断が難しいケースもあるので、エレベーターを利用されている人全員に憤りを感じるのはお門違いです。

だけど、ここに居る人全員が「エレベーター以外の手段ではフロアの移動が困難」という状況もあまり無いかな?と思ってしまいます。

ですので、どうかお願いですからエレベーター以外の移動が可能な方は、エレベーター以外の移動が困難な私どもにスペースを譲って頂けますと幸いです。

ただ、これは子供たちには話していませんが、エレベーターが満員でどなたも降りる事がないといった状況は「集団意識」や「集団心理」が生じやすいのも解っています。
「誰か降りてスペースを譲ってあげればいいのに・・・自分にはそんな勇気ないけど・・・」ってみんなが思っていたら、結局どなたも動かない・動けないですよね。

ですので、ついついそんな風に思ってしまう皆さまを強く責めるつもりもありません。

ただ、せめて子供たちには、勇気を出して自ら行動すると言う事が出来る大人に成長してもらえたら・・・と言う思いを込めて、お話しをしてみたのです。
それはもう、サクッとフランクに。

子供たちから質問〜私のやらかし回答〜

一通りすべての話を終えた所で、10分間の質疑応答の時間になりました。

「新幹線に乗った事はありますか?」や
「電動車椅子はどのくらい走りますか?」など
子供たちが興味のある事を、私自身が興味深く受け止めながら、真摯に一つずつ回答していきました。

するとある子から「エレベーターが満員で、何回待っても乗れなかったらどうしますか?」という質問があった時に、私は少し悩んでしまいました。

そうなんだよな・・・
実際、本当にそういう事あるんだよな・・・
イラッとしちゃうんだよね、そういう時ってね・・・

こんな時、なんて答えれば良いだろう。
じっと待つ? とか?
いや、そんなしおらしい障害者でもないのよ、私・・・。
嘘はつきたくないんだよね・・・。

子供からの問いかけがあってほんの一瞬、悩んだ挙句、ウソをつけない性分の私は、あとの事を考えていたのか、まーったく考えていなかったのか、咄嗟にこう答えてしまったのです。

「にらみ付けちゃいます(笑)」と。

やっちまった、ウソが付けませんでした。
リアルガチな正解は、乗ってる人全員に呪いをかけるなんですが、流石にそれは自重しました。
フツーに、呪いをかけるとか人としてどうかしていると自負してますので・・・(笑)
(決して悪魔術とか習得してませんので、そこら辺はどうかご安心を)

ただ、付け加えて「まぁ、今のは冗談として(笑)デパートなどの大きい建物であれば、他の場所に別のエレベーターがあったりするので、そっちに移動して待ってみるってこともあるかな?」とお答えはしました。

初めからそれだけを言えばよかった・・・。

すると、また他の子からも何人か挙手があり、たまたま一番前に座っていた男の子を指名した所、先ほどの私の回答がよっぽど怖かったのか

「エレベーターに乗れないと、にらみ付けるっていうのは・・・💧」

と問われ、ギャー!!っと慌てふためいた私は
「いやいやウソウソ!さっきのは冗談だからね、ごめんね(笑)」

と、何とかその場を無理やり乗り切ったのでした・・・。

そして、講座終了後の先生とのお話し合いの場において、本件については深く陳謝したのでありました。

これが「懺悔」です。

教育者への道(?)はまだまだ果てしなく遠いです。
言っていい事、悪い事くらい理解してるつもりだったんですけどね。

こうして言葉で可視化していく事も、後の講師活動においての糧になっていくのかなぁと思うと、このnoteも決して無駄ではないと思っています。

まだまだ失敗だらけで志半ばの新米講師ではありますが、皆さまにも見守って頂けたら幸いです!

さいごに

現場編もちょっぴり長くなってしまいました。

noteを始めたばかりで、一日に投稿する記事のバランスなど、色々模索してると難しいですね。
全ては私の計画性の無さが原因です。

明後日、D先生との懇談が終わったら、電気屋さんに行って新しいノートPCを見に行ってこようと思います!
新しいノートPCを手に入れたところで私の計画性の無さは改善されないでしょうけども・・・(笑)

明日はいよいよ、先生編です。
講座後の振り返りの場でのやり取りをお話します!
多分、2回で、終わる、かと・・・思います(笑)

本日も読んで頂き、ありがとうございました!
明日もどうぞ宜しくお願い致します!

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