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頭の中全部書く/2024年5月5日こどもの日

①「そろそろやろう」を現実化する

「着手の抵抗」とは長いこと戦ってきた。私は、結構かなり、着手するまでが遅いタイプで、(興味のない)レポートは締切の1時間前にやっと手をつけるタイプ。試験よりレポートの方が良いって言う人とは分かり合えない。最近だと、大先輩からのメールを3通ほど、1か月近く寝かせたりした。年金の支払も、何年も滞らせてしまう。(ちなみに、口座振替に成功して、今は滞らせていません。)今やらなきゃいけないこと以外をやるのが苦手というか、「今やらなきゃいけない」ことでも興味が湧かなかったら全然できないというか。

ええとそれで、私は主に「長期的な試験勉強」VS「着手の抵抗」の戦場で戦ってきて、結構勝率の高い方法を持っている。まず、一旦好きな音楽を流します。ここまでは喜んでやる。好きな曲を聴きながら「よし、そろそろ」と思ったところで、次の曲に「ホワイトノイズ耐久1時間」を待たせるのである。それで、好きな曲が流れている間に、机に移動したり、テキストを開いたりしておく。好きな曲に騙されて思考を止めて動く感じ。麻酔みたいな感じ。こうすると、準備が終わったあたりで勝手にホワイトノイズが流れ始める。そうしたら、正答率90%みたいな簡単な暗記や問題から手を付ける。そしたらいつの間にか1時間が経っております。

「着手のためのプレイリスト」を作っておくのでもいいけど、私の場合「このプレイリストを聴き始めたら勉強しなきゃいけない」と、だんだん億劫になってしまい、着手の抵抗が一段早まるだけの結果が訪れるので、ここは曖昧にやっています。

ポイントは、自分をだまくらかすことですね。自分の精神力に一切の期待をしないこと。精神力に頼るのではなく、物理的に誘導すること。自分の自己制御能力は、鳥とか赤ちゃんだと思って生きています。

ああそれで、この方法で、今この文章を書き始めています。文章書くのは楽しいから着手の抵抗は小さめだけどね。

②最近の事務作業ライフはちょっとマシ

そういえば、事務作業がすこぶる苦手なのは相変わらずなんだけど、忙しいのを辞めてから、具体的には仕事が週3になってからは、わりと出来ているんだよね。

仕組化というか、自分が出来ない前提で動いていることも良いのかなぁ。パッと思いつくところだと、事務作業ボックスを手が届くスペースに作ったのよね。これ作ってからめっちゃ楽で。TODOな郵便物が届いたらそこにポイって投げるだけ。そしたら後からまとめて(今日みたいに調子が良い日に)短時間で片づけられる。

忘却防止ってのもあるけど、どっちかというと「覚えておかなきゃ」って思わなくていいようにしてるのよね。脳のシェアを解放するっていうか、まじで「やらなきゃ」って思う時間が人生で一番無駄じゃんか。全部そう。「お風呂入らなきゃ」とか「洗濯しなきゃ」って思っている時間の無意味さは、絶望のレベル。こういうのは、「もう自分はどうせやらないですので」って決めちゃって、妥協点を一番低いところに設定するのが良い。というのが、最近「苦手なことを諦める」という最重要スキルを習得しつつある私からのご意見です。

あと、(同じく事務作業が壊滅的に出来ない同期と)事務作業DAYってのを作って一緒に作業しているのも良いねー。あれほんとに、数時間でびっくりするくらいの悩みが解決する。

③タイパ最強は「やらないこと」である

あとは、「やれない」んだとしたら、多分やること(に設定している事項)が多すぎる。タイパ最強は「やらないこと」であり、まずは「小さいことで、自分に期待するのを辞める」ことが重要である。偉そうに言っているが、つまりだらしなく生きるのが楽でいいってことです。家事なんてやらなくて良いし、お風呂だって入らなくて良い。その上で「自分の最低限を、いかに楽にこなすか」を考えるのが良いんだと思うんです。こんなふうに生きているものなので、間違っても他人と同居なんてできませんの。

今ちょっと不安に思ったみなさん、人と会う前は(大抵の場合)シャワー浴びてるので安心してください…。でもさすがに「お風呂に毎日入るルール」を決めたやつには怒りしかない。アホなんか?!

④今日は調子がすこぶる良い

いやあ、調子がいい。昨日からのぼり気味だったけど、今日は自分で自覚的にはっきりと「すべてが欲しいままの日だ。」って思う。(主観です。)インプットもアウトプットも事務作業も、こういう日にやれるだけやっておくのが大切である。(たしかに、作業スピードは普段の3倍くらいになる。)というか、③と似たようなことを言いますけど、「こういう日にやれる分」を超えるタスクは、過多であるともいえる。

昨日は広告の準備(SNSマーケをしようとしている)をしていたので、今日は自分の生活に戻ってみようと思う。一旦、頭の中に溢れていることを、文字に落としていこうと思ってこんなものを書いています。ちなみに、こういう日は思考がとにかく飛ぶので、細かく分けながら書いています。文章を書くことに関しては、深く落ち込んでいるときの方が良いものを書けるような気はするんだけども、今日は頭がくるくる回っている感じで、勢いに任せて書いています。いやーそれにしても、調子がいいなぁ。

⑤どんなことに興味が湧くのか

①で「興味がないことがマジで出来ない」って書きましたけど、これほんとに「出来ない」んですよね。このレベルの抵抗を抱えながらも何らかの義務感でやっている人はまぁいるんだろうと思うのだけど、自分を基準にすると「impossible」なんよなぁ。体と頭が動かなくなっちゃうというか、完全に思考が運転しなくなるのよね。

①を書いてて「そういえば、興味が湧くことってなんだ?」と思ったので、ちょっと考えてみようと思います。

うーんまずは「興味がないこと」からいこうかな。無機質なもの、退屈なもの、つまらないもの、薄っぺらいもの、内容のないもの。あと、無駄なもの。ちな、これはすべて私の主観を基準にするので、全部に「(と感じる)」が付きますからね。「つまらない(と感じる)もの」ってことです。

・無機質なもの
場所だと、裁判所とか役所。本屋さんとか図書館も、無機質な感じよりは「選んだ人が見える」みたいなところに魅力を感じる。あ。書きながら分かったけど、人の内面的なものとか生活とか「人間の具体性」が見える場所が好きなんだ。私昔から住宅街を歩くのが好きで、洗剤の匂いがすると、なんか幸せを感じるんだけど、同じなのかもなぁ。

法律も結構「無機質だな」と思う。まあ、今は愛着があるし、私だけが知ってる感みたいなものにも助けられ(気難しい同級生の唯一の友達みたいな気分)、どうにかなってるけど。

・退屈なもの
退屈といえば、学校の授業です。あとは、労働です(「仕事」ではない)。先に時間が決められていて、そこに内容を薄く伸ばしていくような、そういう種類のものは退屈よなぁ。あと、最初から限界が決まってるものも退屈。たとえば、前の事務所を辞めるタイミングで、インハウスロイヤーになる(民間企業で、内部の社員として弁護士をする)のもちょっと考えたけど、なんか、退屈だなーって思ったんだよね。自分が抱く感情が、想定出来ちゃったというか、たかが知れてたというか…。他人の仕事で、自分の工夫とか試行錯誤の範囲が狭すぎるし、全体的に「窮屈だなー」って思う。

・つまらないもの
そういえば、難しい言葉を使う人とか、難しい言葉で書く本が苦手で「それって説明してないじゃん」って思うの。ちょっと詰めるとすぐトートロジーになる感じというか、難しい言葉で説明するのって、理解してなくても、考えてなくてもできるじゃん。つまり「難しい言葉」には、中身が伴っていないことが多くて、その使う人の思考が見えないことが多くて、それが「つまらない」って思うんだろうな。普通に、それで賢そうに見せてるのに腹が立つってのもありますけども。

・薄っぺらいもの(内容がないもの)
まず人だなー。言葉が薄っぺらいというか、思っていることを表現できない、内面の歯車みたいなものが噛み合っていない人は苦手だなぁ。二回目喋りたいって思わない。こういうことを言うと、微妙な顔をされることが多くて「こいつ、全員のこと『薄っぺらい』と思ってそう」みたいに思われてんのかなとか思うのだけど、そうじゃなくて。言葉の器用さを求めているわけではなくて、自分から湧き出てきたものを、外に出せる人だったら良いんよな。できたら言語で交換したいのですけど、別になんでもいいんだよね。「『その人』と喋ってる感覚」が欲しいってことなの。

コンテンツだと「作者の限界が見えちゃうやつ」とか「誘導がきついやつ/感情を想定しているやつ」は見れないなぁ。めっちゃ言葉が悪いですが、たとえば「凡人の書く天才」を見たときには「作者の限界が見えちゃった」って、見てられなくなる。

でも今書きながら思ったのですが、この「つまらないもの」と「薄っぺらいもの」カテゴリーは、「興味がない」ではなく「嫌い」だわ。つまり、逆に「興味がある」可能性がある??

⑥【まとめ】どんなことに興味が湧くのか

「興味がない」→無機質なもの、退屈なもの。興味がないことを強制されると「窮屈だなー」と思う。
(「つまらないもの」と「薄っぺらいもの」は「嫌い」)
「興味がある」→人の内面的なものとか生活とか「人間の具体性」、自分が抱く感情とか成果が青天井のもの、想像を超えるもの

うん、今日のところはこれくらいで良いかな。私にとって「興味がある」か否かは超重要なので、また考えよっと。そういえば、「興味が湧く人」ってどんな人なんだろう。

⑦「めざす仕事のかたち」が見えてきた

「自分の人生における『仕事』とか『職業』の在り方」みたいなものを半年近く考え続けて、なんとなく、「めざす仕事のかたち」が見えてきたな、と思う。今のところ2つ見つかっていて、ちょっとここに書かせてください。

❶時間と場所に縛られないこと
❷体が自然に動くこと

❶は、言葉そのままで、誰かに時間と場所を決められて働きたくない。つまり「労働」をしたくない。こういう働き方は退屈で窮屈で、自分に合わないというか、自分の能力を殺してしまう。

❷について、ちょっと抽象的なので、レイヤーを下げていきます。
ずーっと覚えている同期の言葉がある。私より先に独立した弁護士同期が「嫌でも自分の個性が発揮されてしまう場所にいくことが重要」と言っていた。この同期の言葉を聞いたとき、妙に腑に落ちたというか「そっか、『嫌でも』というところが重要で『得意を活かす』というレベルでは足りないのだな」と直感した。「得意を活かす」なんて本当にありふれた言葉で、働き方を考えて調べていた時期には一日に何回も聞いた。でも、「得意を活かす」くらいのモチベじゃ全然足りない。既に与えられた仕事の中で、どうやって得意を活かそう、という発想では全然足りない。そもそもの仕事の種類から考えるというか、得意が「嫌でも発揮されてしまう」レベルまで、環境を整える必要がある。で、これは組織の中でやるには限界が早すぎる。

以上も踏まえて考えると、私にとって「体が自然に動く」っていうのは、嫌でも自分の個性が発揮されてしまう場所で戦うこと、自分の能力が発揮されている感覚を得ること、仕事に興味をもてること。まあこのへんなのかな。

具体的には「人と深く関わる仕事」ってところに集約されるのかな。私は人の人生に興味があって、会話が好きで(得意だと思っていて)、「誰かと深いところで関われた」という実感に生かされているから、きっと、直接人と深く関わる仕事がしたいのだろうなって思います。

⑧ちょっと疲れてきた

書き始めて1時間半くらい経つのか??さすがに疲れてきた。休みたいけどここで休むと一生下書きに眠ることになるので、さっさと放出しちまったほうが良い。書きながら考えると、まとまるものだな…。一人でノートに書くよりも、公開を前提に書いていく方がなんというか、思考が見えやすいな。「(一応)他の人が読んで分かるように」って書くと、結局自分にとっても分かりやすいのか。ラジオみたいなものか。そういえば、ラジオもやってるので、よかったら聴いてね。おすすめ回というか、友達からの感想が多かった回を載せます。


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