財形貯蓄利息が6円って、お金と再び向き合う時
50代になってすぐに一度老後資金や家計に目を向けたことがある。
その時にもっと勉強しておけばよかったなと思っている。
時代は新積立NISAや株式
2024年は積立てNISAが拡大されてテレビでもネットでも賑わっている。
株価も日経平均株価が40000円を上回る。(書いた時点で)
円安、今も1ドル152円台って速報を見る。(書いた時点で)
お金に無頓着だった30代、40代、50代残業代もあったりでどうにか暮らしていた。
60歳の定年の時、やっとお金に目が向いた。各種財形貯蓄しかしてこなかった。
財形住宅
財形年金
何か自分で仕掛けるのではなく、会社の給与からとにかく貯めていく。それだけ、30年続けてきてもそれほど増えてはいないのが現実だった。
金利のことも、株のことも、投資のことも私には関係ないな、それはたくさん持っている人のすること。そう思って生きてきた。
お金は銀行に預けるな本も買った
一度さらりと読んだけどやっぱりいまひとつわからず、まあいいか、そのまま財形だけ続ける。
ある日家の片付けをしていたら、書棚の奥に埃まみれで落ちていた。それを拾いながら、もっともっと読み込んでおいて、実践すれば良かったと今ならわかる。
コロナの時にYouTubeを見出した。お金の情報を取り入れる。正しい、怪しくない取り入れは自信がある。
ここで間違えば一気に騙される。
再雇用がそろそろ終わりが見えた時
またもう一度向き合う気持ちになった。
65歳からの年金生活のもらえる額はほぼ確定。
それを知った先にすることを考え始めた。
60歳になった時に積立NISAは始めた。月々の定額の投資信託、満額まで。
今は銀行よりとても増えている。と言ってもああこれが一桁違ってればいいのに、とみつめている。
この先に暴落ももちろんあるかもしれない。それもわかった上で始めてみた。
利息が6円でお金は銀行に預けるな
の意味がわかった。
リスクをある程度とっても少しずつ積み立てることは、今まで興味のなかった株価、経済、円安のこと、為替のことに目がいくのがわかった。
国がもう自努力してくださいと言っている。
どこまでリスクをとるのか、賭けでするものではない。
60代、残された時間は20代、30代40代よりだいぶ短い。投資は時間をかけてすることだと学ぶ。
自分で学んで、自分の家計はどこまで分散するのが良いのかは今までの資産状況や家族、健康状態を考えながら進めていこうと思う。
新NISAを積立する時は息子と一緒にした。パスワードはここに、なにかあった時はちゃんと引き出すんだよの終活も兼ねて。
お金のことも投資のことも自分軸で考えること。学ぶことは参考にして最後は自分の頭で考える。
65歳に向かってお金から逃げるのでなく、向き合うことから。
これが私に今ふたたび必要なこと。
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