見出し画像

ブロードウェイ・ウィキッドが愛される理由

ブロードウェイ・ウィキッドが抽選で当たったので観に行きました!

ウィキッドは劇団四季でも上演されていて、前から気になっていたミュージカルではあったのですが、オズの魔法使いのストーリーがうろ覚えでウィキッドの緑色の主人公にあまり魅力を感じられなかったので、私の観たい作品リストから除外されてました。が、今回ウィキッドを鑑賞して、世界中の人々がウィキッドに魅了される理由が分かった気がします。

座席

抽選チケット価格は64ドルでした。
今回はなんとオーケストラ席が当たりました🎯

65%割引!

劇場が小さめなので左端側の席でも見切れることなくしっかり観れました!

座席からの見え方

ウィキッドの感想

一言で表すと、全てが最高です。感無量

ストーリー

おそらくウィキッドの良さは、まずメッセージ性のあるストーリーだと思います。ウィキッドは良い魔女グリンダと悪い魔女エルファバの物語です。

どうしてエルファバが悪い魔女になったのか。このエルファバとグリンダのストーリーから人間の良くない部分も見えてきていろいろ考えさせられました。

悪い魔女と言われるエルファバは、実は悪いことは何もしていません。ただ肌が緑色というだけで父親や友達から嫌われ、そしてオズの魔法使いに協力しなかったために悪い魔女という嘘のウワサを流されました。

見た目やウワサなどで他人からレッテルをはられ、それを周りの人もそうだと信じ込んでしまうことは、現代社会でも通じる問題ですね。

悪い魔女と言われても自由と正義を求めて強く生きるエルファバは素敵でした。

ウィキッドで歌われる曲は全て最高でした。

1番有名なDefying Gravityは圧巻です。

1幕の最後に歌われるこの曲ですが、エルファバが歌いながら舞台上に舞い上がっていき、観客全員が上を見上げてエルファバ一点を見つめる。歌の最後は全員声をあげて拍手喝采。素晴らしいものを鑑賞したという感覚がものすごいありました。(語彙力なくてすいません)

そのほかに人気者のグリンダと真逆のエルファバが仲良くなるこの曲がとても好きです。

トストスのシーンは笑いが止まりませんでした。

舞台演出

この劇場の作りが魔法の国の世界観があり、本格的ですごいです。

ステージ上にドラゴンがいて、動きます。

あと驚いたのが場面転換。
他のミュージカルや舞台ではセットを変える時には暗転したり、暗幕を下ろして舞台袖でストーリーが繰り広げられたりして、場面転換時は少なからず観客は「これから舞台セットが変わるんだな」と期待が膨らむ瞬間があります。ですが、このウィキッドではその期待が膨らむ瞬間がないくらい自然な感じで舞台転換されていき、見せ方が上手だなと思いました。

余談ですが、
エルファバとグリンダが恋するフィエロは超イケメンで、私も恋に落ちました笑

オススメ度

★★★★★/5点

オズの魔法使いやウィキッドのストーリーをあらかじめ予習しておく必要はありますが、歌やストーリー舞台演出全てにおいて最高です。

これを見ればブロードウェイの凄さを実感できると思います。

この記事が参加している募集

おすすめミュージカル

おすすめミュージカル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?