①「DMM英会話」を活用した、アフリカ、アジア諸国をはじめとした世界各国の英語教育事情のヒアリング・メモ
世界の英語の教育について考える。
2021年から2023年の間、オンライン英会話「DMM英会話」を活用して、アフリカ、アジア諸国をはじめとした世界各国の英語教育事情をヒアリングして以下のメモに収めてきました。なかなか興味深い内容で、そこから世界の動きを読み取るヒントになると感じましたので、ここにシェアさせていただきます。ご参考になりましたら幸いです。(なお、あくまでDMM英会話の先生からのヒアリングですので、公式なご発言ではなく、感覚的にお答えいただいた部分も多いため、情報は必ずしも正確ではない可能性があることをご了承くださいませ。)
●チュニジア
公用語 アラビック
フランス語は正式な文書で使われる。
フランス語の重要度は下がっている。
チュニジア政府はまだフランス語を重要視。
小学校 1年生からアラビア語(国語)、
2年生からフランス語
3年生から英語の授業が始まる
10年前、英語は6年生からだった。
英語を英語で教える
アラビア語をアラビア語で教える。
フランス語をフランス語で教える。
英語で話すとき、アラビア語で考えてはだめ。
英語で考えて英語で話す。文法が異なるので。
(アラビア語の国は22か国ある。)
アフリカ全体でフランス語圏だった国々もフランス語より英語を重要視し始めている。
英語がより有益であるため。
特に、アルジェリアは産油国であるため、ウクライナ戦争でヨーロッパの国々がロシアからオイルを買わなくなったため、国力が増した。
アルジェリアは言語教育において、フランス語と英語の優先度、重要度を入れ替えた(英語を重視)。
●エクアドル
公用語 スペイン語。
英語教育は6歳から。
政府は英語教育推進について特に何もしていない。
英語教育の手法も体系化していない。
英語ができるのは25%ぐらい
ビジネスレベルは10%ぐらい
●アゼルバイジャン
公用語アゼルバイジャン語
観光業では、言語別に対応可能な人材(言語別の話者)をそろえている。
●ギニア
公用語はフランス語。
英語を話せる人は少ない。
中学生の年齢から英語教育始まる
最近は、アフリカのフランス語圏でも、英語教育を重視する政府が増えている。
モロッコも英語教育にシフトしてきている。
会社に入っても英語ができたほうが出世の機会が多い。
●アルゼンチン
(4歳からアメリカのフロリダに住んでいる)
アルゼンチン政府は英語教育には力を入れない。
歴史的にアングロサクソンの文化は受け入れにくい。
英語はハイクラスの人たちが使う言語としてあまり良い印象が無い。
しかし、親たちは英語のインターナショナルスクールにいれたがるが
それができる経済力がある親や少ない。
英語を話せる人の比率は、とある全世界への調査資料も見たが、日本とアルゼンチンは同じぐらいだった。
本場のスペインも英語学習は嫌いで、あまり英語を話さない。
イタリアとフランス、ドイツも同様の傾向。自国文化への誇りが高い。
アルゼンチンでは6歳とか7歳から学校で英語を教えてはいるが、
それで英語が定着するかは疑問。
USではスペイン語話者が増えていて、多くのアメリカ人がスペイン語を学ぼうとしている。理由はスペイン語ができると給料が上がるからである。
昔は観光業界など限られた職業だけがそうだったが、
今は病院や建築業界はじめあらゆる業界でスペイン語が求められる。
●マラウイ
(5か月前に結婚でザンビアに移住→ザンビアはアフリカ内先進国で良い機会になった)
公用語 「チチェワ」
7つの民族語のひとつ
英語が話せる人は20%くらい
ザンビアのほうがはるかに英語を話せる
インターナショナルスクールに行った人は英語話せる。(が少ない)
公立の学校はすべて無料。
1964年 イギリスから独立 占領期間中は強制的に英語教育だったから
今の70代以上は英語が話せるが、
40代から60代の中間世代が英語が話せない。
若い世代は英語教育の重要さを理解しているので英語レベルは向上はしている。
留学したい人は多く、行くのはアメリカ、イギリス、日本、中国、ロシア(ウクライナ戦争後は無くなった)。
留学に行ったら戻ってこない。
経済格差大きく、海外で稼ぐ必要ある。
1ドルが1,700カワチャ
産業は銅マイニング。
農業はタバコ、砂糖、珈琲、紅茶、米、
主食はNsinaという穀物
●コソボ
公用語 アルベニア語
アルベニア語は2国だけ。コソボとアルベニア。
英語は11歳くらいから。
全体では40%くらいは英語が流暢。年配者は、あまりできない。
しかし、40代以下はほとんど英語ができる。
4年間の小学校。そこからミドルスクール。
小学校から大学まですべてアルベニア語で教える。
海外で働いてお金を稼ぐ人は多い。ドイツ、スロバキア、クロアチア。
ドイツ語が初級レベルでもマクドナルドでは働ける。
看護婦だと中級以上でないと無理。
●ドイツ
公用語はドイツ語のみ
英語は10歳すぎてから教育が始まる。
英語が話せる人は多くは無いが、それでもインタナショナルカンパニーが多くあるから
そこで働く人は英語が話せるので、都市部は英語が話せる人が多い。
英語で教えるインターナショナルスクールもある。
小学校から大学まで学費は無料。
だから海外に留学行く人は少ない。
留学しに来る外国人は多い。
大学は基本的にドイツ語で教える。
EUなので欧州の学生が特に多い。日本やアジアの学生も来る。
●アゼルバイジャン
公用語はアゼルバイジャン語のみ
英語が話せる人は10%くらい。
英語教育が読み書き中心だったが、最近はスピーキング中心になってきた。
ロシア領だったときは強制的にロシア語教育を受けたため、親の世代はみなロシア語が話せる。最近もまだロシア語のほうが使える場が多く有用である。
学校はアゼルバイジャン語で教える学校がほとんどで、英語で教える学校、ロシア語で教える学校があるが、非常に高い。
留学にはいきたいが、国はあまり行かせたくない。人材流出になるので。
奨学金を国が提供するが、卒業したら帰国し公務員で5年労働が条件。
違反すると10万ドルの罰金。
5年の労働が終わったら、やはり海外で働きたい。
給料、福祉、など海外のほうが良いから。
●キルギス
公用語 キルギス語とロシア語
7歳から英語を学ぶ。9年間義務教育。基本的に公立学校。
教える言語はキルギス語かロシア語か選べる。ロシア語のほうが人気ある。
同じ学校の中にキルギスのクラスとロシア語のクラスがあり、選べる。
高校から私立高校。
大学で2校だけ英語で教える学校あり。
英語の日常会話ができる人は20%。ビジネスレベル話者は1%以下。
キルギス語がネイティブ言語。
ロシア語を話せる人は全体の70%くらい。
都市部はだいたいロシア語話せる。
キルギスにいる中国人はロシア語が話せる。
キルギス人は留学ではロシアに行きたがらない。
キルギスにあるロシアの大学はいろいろな意味でイメージが良くはない。
ロシアは給料がよいから働きに行く人もいるが、
ロシアに外国人が住むことはリスクがあると分かってくる。
キルギス人が行きたい留学先はドイツとアメリカ。
ドイツの大学は外国人にも無料。
但し、競争が激しい。英語で試験を受けると非常に競争が激しいが、ドイツ語で試験を受ければ、比較的入りやすい。だからドイツ語を学ぶのは人気がある。
アメリカに留学するのは金持ち。
●ジャマイカ
公用語英語、話し言葉は現地語のジャマイカン・パトワ語(クレオール言語系)。
英語はネイティブだがなまりがある。
UK植民地として300年。UK影響大きい。独立派1962年。
ジャマイカの英語はUKとUSの英語が混じった発音。
英語は、ほぼ100%の人が話せるしネイティブである。
UKは14世紀以降の奴隷時代に、奴隷に英語を教えたのが理由。
学校は、すべて英語で教える。
シラバスはUK式である。
英語圏に留学しやすい。カナダ、UK、US、オーストラリア
留学に行ったら帰らないで、仕事を見つけて、親家族に送金する。
ジャマイカ経済は良くない。産業もあまりない。
人口300万人だが、多くはそのように海外に住んでいる。
産業は観光が大事。英語話者は来やすい。
農業はさとう、バナナ、鉱物はアルミ
日本車のシェアが95%。ハンドルの位置が同じなのが理由。
自動車産業関係の日本人が多く住む。レストランやっている人もいる。
●カザフスタン
国家語はカザフ語 42の文字。
公用語はロシア語 キレル文字とカザフ語
カザフ語で教える授業かロシア語で教える授業か選択できる。
同じ学校でも、同じ科目でもカザフ語で教える先生とロシア語で教える先生がいる。
バイリンガルで両方を担当する先生もいる。
ただし、教科書のコンテンツは同じ。
3人兄弟で同じ学校だったが、選んだ言語は違った。
だいたいの人はロシア語とカザフ語のバイリンガル。
留学は、ロシアが多い。
中国、ドイツ、US、カナダ、ヨーロッパ(チェコ、ポーランド)もいる。
仕事の機会を求める。
国費奨学金をもらっていく場合もある。
日本の留学は手続きが煩雑すぎて、いく気にならない。紙の書類が多すぎる。
他の国ははネット上で処理できるのに。
●リトアニア
公用語はリトアニア語だけ。
文字はアルファベットから)xwqを除いたもの。
100%リトアニア語を話せる。
英語は、小学校2年から始めるか4年から始めるか、を親が選べる。
リトアニア語は難しい言語だからリトアニア語学習に集中させたい親もいる。
古い世代はロシア語が話せるが、英語が話せない。
40代は端境期。
若い世代は、ほとんど英語が話せるがロシア語は話せない。
第三外国語として中学で週に一回か二回のクラスがあったが、あまり役に立たない。
国民全体の25%くらいが英語を理解できる。若い世代はほとんど分かる。
しかし、ビジネスレベルの英語話者は日本と同ように極めて少なく2%ぐらいか。
映画館では英語の台詞のままで、リトアニア語の字幕がついている。
子供用映画だけは台詞も吹き替えられている。
英語教育はスピーキング重視である。
留学に行かなくてもリトアニアの大学のレベルは非常に高い。
留学に行く場合には専門を学びに行く(英語での授業)。
語学留学はしない。
大学に入るのは高校の成績と共通テストの結果が重要。
入るのは簡単だが卒業が難しい。
海外で働きたいと考えるのは、ブルーカラーの人々が多い。
海外のほうが、賃金が高いからである。
●エスワティニ王国
公用語は英語とシススワティ(民族語)。
ひとつの民族しかいない珍しい国。
結果、平和である。
同じ言語、同じ価値観、同じ文化。
(参考・ナイジェリアは200の言語がある)
イギリス領だったので英語が公用語、
3歳の幼稚園から英語ですべての教育を受ける。
小学校以上は夕方4時まで学校で、
休み時間も含めてすべて英語で会話することがルール。
規則を破ると罰則がある。
生まれたばかりの子供に、40%ぐらいの家庭では英語から教える。
20歳代以下の若者は英語がネイティブでシスワティがまともに話せない人が増えてきた。
国は文化を守るためにシスワティの授業時間を増やしてきている。
留学は隣国である南アフリカに行くことが多い。
大学も仕事もオプションが多い。
卒業後、国に戻ってくる人もいれば、そのまま南アフリカに残る人もいるが、
車で、数時間で移動できるので、問題ない。
宗教は英国領だったからカトリックがメイン。
農業は砂糖やグレープフルーツを輸出。
異常気象、日照りの被害があった。
主食がコーンだが、コーン不作でコーンの値段が上がって生活がたいへんである。
●マレーシア
公用語 マレー語
50%が、英語が流暢に話せる。
都市部は100%に近いが、地方ではあまり話せない。
中国系が皆マンダリン(中国語)を話すわけではなく、広東語話者も多くいる。
人口の20%は中華系で、20%はインドやパキスタン系である。
インド系はタミル語を話す人が多い。
英語は幼稚園から学ぶ。
大学は、公立大学はマレー語で教えるが、外資系は英語で教える。
公立大学のポジションが高く、就職も公立大学卒業が有利。
お金持ちは国内の外資系大学に行かせるなら、
イギリスやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中国などに直接留学に行かせたいと考える。
マレーシアには語学を学ぶために留学するという考えは無い。
学ぶのは専門分野でエンジニアリングや医学やビジネスマネジメントなどなど。
公立大学でも在学中に1年や2年、海外留学するプログラムが組み込まれている。
2年海外で2年国内、など。
留学経験があったほうが就職や昇進に有利である。
言語能力そのものより、マネジメント力、コミュニケーション力が問われる。
マレーシアには多種多様な民族がいるので、留学したり、海外で働いた経験があるほうが、
その経験がマネジメントに役立つと考えられる。
●マレーシア2
マレー人は法律でイスラム教でなくてはならなず、他教徒とは結婚できない。(らしい)
マレーシア人はキリスト教や仏教、キリスト教の中のいろいろな派があり
選択は自由。また、マレー人以外は、人種、民族と宗教はリンクしない。
国費留学できるのはマレー系マレー人が多い。
●エジプト
ギザ在住。アラビア語が公用語かつネイティブ言語。
英語が第二言語ではあるが、英語ができる人は10%ぐらいで、ビジネスレベルは2%ぐらいで、日本と同じ感じである(吉村の個人的な感覚)。
英語教育は家庭方針により違う。
お金あれば、幼稚園(プリスクール)からインターナショナルスクールに入れる。
しかし、休み時間にはアラビア語で会話する。
小学校もインターナショナルに入れたい。
普通の公立小学校は少しだけ英語の授業もある。
中学から英語を学ぶが、日本と同じで読み書きだけであり、リスニングやスピーキングは弱い。
留学したい学生は多い。
エジプトの大学を卒業しただけでは給料も低い。
多くはエンジニアとしてドイツの大学に行きたい。
ドイツの大学は外国人に対しても学費が無料。奨学金制度もある。
ドイツは8年ぐらい前から、高齢化で労働人口が減っているので、
留学生から増やしていく政策である(移民につなげるのだろう)。
卒業後も2年間、ドイツで職探しするビザを発行してくれる。
エジプトの経済は弱い。農業と鉱業中心で、日本のように製造業が無い。
●アルジェリア
公用語 アラビア語とアマジー語。
アマジーは少数民族で肌の色も違い白人みたい。
話し言葉はアルジェリア語。アラビア語の方言で、話し言葉。
普段はアルジェリア語で話す。アラビア語は非常にフォーマル。
子供が生まれたらアルジェリア語を教える。
学校教育はテキスト含め、アラビア語であるが、質問に対して説明する時にはアルジェリア語も使う。
一昨年までは、小学校3年生からフランス語を学び、中学校1年生から英語を学んだが
昨年から、小学校三年で英語とフレンチ教育を同時に開始した。
子供の負担は重い。
英語が話せる人は相当に少ない。日本と同じような感じだろう(吉村感覚)。
フランス語のほうがポピュラーだったが、若い世代は英語話者が増えている。
アラビア語の方言はアルジェリア語やエジプシャン、モロッコのアラビア語など多数ある。
お互いになんとかコミュニケーションはできる。
韓国ドラマがポピュラー。
●ニカラグア
スペイン語が公用語。
英語をビジネスレベルで話せるのは20%くらい。
貧富格差が大。
観光関連ビジネス業が大切だから英語で海外からの顧客と話せるのは重要。
観光客のほとんどは英語圏から来る。
英語ができるようになり英語圏で仕事を見つけたいと考える人も多い。
オンラインで、自宅から英語話者のカスタマーを相手にするビジネスや
英語圏の会社で働く人も多い。
留学する人もある程度いるが金持ちのみ。
行先はアメリカかカナダ。
また、英語圏の男性がニカラグアに来て、現地で妻を見つけて結婚して、定住し、
オンラインで英語圏の会社で働く(生活費が安いから)ことも良くある。
●バーレーン
26歳でインドネシアに英語教師として赴任。
バーレーン国のJAICA的な組織による。
公用語はアラビア語
インドネシアよりもバーレーンが英語は上手い。
幼稚園は英語とアラビック半々。
小学校、中学校は公立はアラビア語。
科目によっては英語テキストの場合もある。理科系科目。
私立はフィリピン系、パキスタン系、イギリス系など、多様。
金持ちがビジネスとして創設している感じ。
言語比率(アラビア語と英語)、は学校によりまちまち。
高校は英語だが、各地方政府が使うテキストをアラビックにするか英語にするか決める。
ビジネス系(テクノロジーなど)は英語。
大学は英語だが、法律はアラビア語。
中にはアラビア語の大学もあるが、ビジネスをアラビア語で学んでも汎用性が少ない。
ラジオはアラビア語、ヒンディー語、英語の放送がある。
英語がビジネスレベルである人は60%くらい。
アラビア語は90%
ペルシャ語ネイティブが35%くらいいる。
アラビア語のレベルが低い場合があり、その場合は英語の学校を選ぶ。英語圏に留学することも多い。
●ガイアナ
公用語 英語。
南米 唯一のイギリス植民地であり、
98パーセントの人が英語を話すし、英語しか話せない。
200の少数民族(原住民)がいる。みな違う言語。
100人から300人の小集団が雨林にすんでいる。
国土の80%は雨林。
金と石油が出るので、イギリスとアメリカが政治的に近づいてくる。
●台湾(客家)
両親が客家。両親は客家語を話す。自分も理解できる。
台湾の公用語はマンダリン(中国語)
現在、12の民族があり言語がある。
数百年前(200年前?)中国の福建省から台湾に渡ってきた福建人が原住民と戦った。
台湾人はその時の福建人。広東省の方から客家もやってきた。
原住民と福建人と客家の争いが発生。
台湾人(福建)と客家と原住民が台湾に住んでいたが、
第二次世界大戦後、蒋介石の国民党が毛沢東の共産党に負けて台湾に来た。
外省人と呼ぶ。
台湾人、客家と外省人の戦いが発生。それぞれの文化は今も残っている。
現在小学校では、マンダリン(中国語)に加えて、現地語である台湾語か福建語のどちらかを学ばなくてはならない。
また、英語も同時に学び始めるので、3つの言語をいっぺんに学ぶ。
●レソト
公用語は英語とソト語。
皆、両方ともネイティブと言ってよい。
海外の人と話すときは英語。
学校は幼稚園から英語。
学校によって違うが、加えてフランス語と中国語も教え始める。
フランス語はアフリカでは有用な言語。
中国はレソトに多くの投資をしている。インフラはほとんど中国が作っている。
中国はレソトを中国にしてしまうような気がする。と笑って言っていた。
南アフリカは英語が通じるし給料が良いから、たくさんのレソト人が南アフリカに仕事を求めていく。
●レソト2
南アフリカの隣 240万人。
2つの公用語 英語とセソト。
生まれたらセソト教える。
2歳から4歳 保育園(ナーサリー)で英語教える。
幼稚園から大学まで英語で教える。
1民族 1言語。
●ジンバブエ
英語が1st言語。
16の公用語。
英語以外は民族語。
すべて似ていない。
テレビも教育もすべて英語。
子供のアニメも英語。
皆、英語+なんらかの民族語の2言語は最低話せる。
子供が生まれたらまず英語で話すが、家庭とエリアの考え方にもよる。
1500万人口。
民族語も大切。(英語も大切だが。)
文化、家族ヒエラルキ、儀式などなど。
宗教はキリスト、ムスリム、アフリカ土着宗教の数々。
アフリカの宗教は祖先への敬意。
祖父母や親も敬う。
儒教に似ていると言ったら、そうだね、とのこと。
Zimbabwe has 16 official languages namely: Chewa, Chibarwe, English, Kalanga, Koi-san, Nambya, Ndau, Ndebele, Shangani, Shona, Sign Language, Sotho, Tonga, Tswana, Venda, Xhosa. However, English, Shona and Ndebele are the most widely spoken languages in the country.
●アルベニア
公用語 アルベニア語のみ。大きさは日本の四国くらいで人口300万人。
ほとんどの人は流暢ではないにしても英語は話せる。
観光業が重要なのもその理由。
レストランのウエイターなら3か国語は基本。
英語教育は小学校一年生から。
5年生になると第二外国語を選択できる。
フレンチ、イタリア語、ドイツ語など。
幼稚園は、楽しみながら少し英語のさわりを教える程度。
昔、ギリシャやイタリアからの移民が多かった。
ローマ帝国やトルコ帝国に支配されていた影響が大きい。
宗教はもともとは無宗教だったが今はイスラム教である。
トルコに占領されたときにトルコが二者択一を迫った。
① 言語や宗教などトルコ文化を受け入れるなら税金は不要。
② 税金を払うなら、トルコ文化を押し付けない。
アルベニアは①を選んだので、宗教がイスラム教になった。
トルコ料理などの文化も入ってきた。
●パプアニューギニア
共通語はピジン。ほとんど全員話せる。
が、公用語は英語。
85%から95%は話せる。老人や田舎の人以外は。
民族語800語ある。
幼稚園から大学まで教育は英語。
マスコミも英語。ビジネスや正式文書も英語。
ただ、休み時間や放課後はピジン。子供にとってはピジンが重要。
会社生活オフィスでは英語とピジン両方。
親は英語を先に教えたい場合が多い。教育に有利。
が、民族語、ピジン、英語のどれを最初に教えるか、どの順番で覚えていくかは
地域の環境、親の考え方によりまちまちである。
生まれたばかりの赤ちゃんに教える言語もまちまちである。
英語が公用語になったのはオーストラリア領だったから(50年前に独立)。
独立するときにインドネシアとパプアニューギニアに分割された。
隣のインドネシアと同じ島なのに、ピジンも通じない(インドネシア語)。
●タンザニア→ボスワナ
ボスワナの公用語は、セツワナと英語、
タンザニアの公用語は、スワヒリと英語。
タンザニアでは、子供が生まれたら、各民族の言葉を最初に教える。
幼稚園から、スワヒリと英語をほぼ同時ぐらいに教え始める。
3つの言語を学ぶのは、子供にとってはそれほど難しくはない。
60代の人は中学校から英語を学んだが、ほとんどの人が、英語がを話せる。
(文法が同じ構造であるから)
タンザニアなどアフリカ人はみな英語が堪能だから、海外に仕事を求める。
ドイツ、スイス、アメリカ、などなど。
特殊技能(エンジニアリングなど)を持つ優秀な人材が流出することが
国として大問題である。ブレイン・ドレインと呼ばれる。
中国のアフリカ進出はまったく別の重大なテーマである。と笑っていた。
●ボツワナ
海が無い国。
砂漠が広くて、像が13万匹。一番多い。
ダイヤモンドが主産業。と観光。230万人。
公用語、英語とツワナ語。
8民族語。
66年にイギリスから独立。67年にダイヤモンドが出た。
90%がダイヤモンド収入。
家では英語。
●パキスタン
公用語(国語) ウルドゥ語、英語(オフィシャルな文書)。
ほとんどの人がウルドゥと英語が話せる。
地域(省=プロビンス)により、民族語は違う。
しかし、すべて、ウルドゥ語がベースになっている。
子供が生まれたらまずはウルドゥで話をする。
ウルドゥができるようになってから各地域の民族語を教える。
子供にとっては難しくない。
幼稚園からは英語を教える。
大学まで教育は基本すべて英語による。
ただ、書籍は、英語とウルドゥと両方ある。
英語のほうがむしろ人気があると思う。
メディアはテレビも新聞もウルドゥが基本である。英字新聞もある。
SNSは主に英語で展開される。
留学に行く人も多い。オーストラリアなど。日本留学も人気がある。
●パキスタン2
イスラマバード在住。
幼稚園から英語で教える
小学校からもウルドゥで教える学校と
英語で教える学校がある。
数は半々ぐらいだが、英語のほうが人気ある。
ウルドゥで教える学校はどんどん減っている。
英語ができたほうが有利。
ホワイトカラーになるなら英語はマスト。
休み時間も英語で話すことを推奨している。
子供が生まれたら、ウルドゥと英語を同じ文章の中にミックスして話したりする。
●パキスタン3
ウルドゥ語と英語が公用語。
イギリスのオックスフォード系列の大学に行っている
BBAを取る予定。
ただし、イギリス系の大学(良い大学)は
オンラインだけでも修了できる。
英語が公用語だから公式文書や幼稚園から授業は英語であるし、
休み時間はウルドゥでも良い。
オフィスでは現地語と英語の両方。
外部とのコミュニケーション、対外文書やメールは英語。
●パキスタン4
イスラム教の影響で制約が多くて映画が作りにくいからインドに移住したい。
イスラム教の国は皆、宗教の影響を受ける。
●パキスタン5
公用語 英語、ウルドゥー語、(パシュトー語、バンジャブ語)
70以上の現地語
5つ省があり、それぞれにメジャーな言語はある。
ウルドゥ語が共通語に近い 70%の人が話す。
ヒンズー、サンスクリット、アラビック、ペルシャ、トルコ語をミックスして共通語にするために作られた言語。
英語よりウルドゥのほうが話せる人が多い
都会は、ほとんどの人が英語を話せる。
子供が生まれたら英語とウルドゥを同時に教える
しばらくしてから現地語も教える。
学校はすべて英語である。
パキスタン人は英語、ウルドゥ、自分の現地語が話せるのは基本。
●インドネシア
公用語 インドネシア語。
英語教育は小学校6年生から。
英語とインドネシア語は構造が似ているから、それほど難しくない。
高校三年生のときに全国統一テストがあるが英語は非常に重要(公立大学に入るため)。
インドネシアは85~90%が公立大学。
トップ3の大学は非常に入るのが難しい。
残りが私立。私立大学のレベルは軒並み高い。
外資系が多いから英語で教える。
公立大学は、インターナショナル学部や各学部のインターナショナルクラスは英語で教える。そこには多数の留学生が来ている。東南アジア圏が多いように思う。
全人口の62%が英語話者。ウルドゥと英語、両方話せる。
会社ではミーティングなどは英語で、スモールトークはウルドゥ。
ランチタイムなどは同僚ならウルドゥ。上司といっしょなら英語、といった感じ。
海外と取引する会社は当然、英語中心になる。
留学に行く英語能力はあるが、留学先の国(例えば豪州)が銀行残高証明や資産証明を求めてくる。学生ビザ発行のために。
●インドネシア2
公立小学校から高校はインドネシア語で教えるが、教材が英語である場合が少なからずある。大学は大学や学部によるが、インドネシア語で教える。英語科目の要求レベルは
非常に高い。
金持ちだけがインターナショナルスクールに行くことができる。
人口の10%が英語ビジネスレベル、30%が日常会話ならできる。
英語がビジネスレベルの人たちは、だいたい海外留学経験がある。
オーストラリアやイギリス。アメリカはお金持ちだけ。
3年から5年の期間。1年では英語マスターは難しい。
国費奨学金で留学すると必ずインドネシアに帰国しなくてはならいが、私費留学は自由、
私費留学している学生の多くは、留学先から戻らない(給料が良いとか、結婚したり、とか)。
学生のうち10パーセントくらいが留学している。
●マダガスカル
公用語は民族語のマラガシーとフランス語。
旧フランス領。
学校は、マラガシーで教える学校とフランス語で教える学校がある。
両方混ざっている学校もある。
都市部や金持ちはフランス語の学校に行く傾向がある。
全国民の中でフランス語を話せるのは50%くらい。
英語は5%ぐらい。
インターナショナルスクールは南アフリカ英語系、イギリス英語系、アメリカ英語系の3種類あるが、絶対数が少ない。
テレビはマラガシーとフランス語と両方を使用。
留学はフランス語が通じるフランスとカナダが多い。仕事での移民も同じく。
マダガスカルは外国人と結婚すると本人たちも2つの国籍を持つことができる。
子供ももちろん。
マダカスカルは様々な国との混血が多くて、純粋に100%マダカスカル人を探すことは難しい。
●モロッコ
オフィシャル言語はアラビア語(wikiにはベルベル語も公用語になっていたが彼はそれについては話さなかった)
民族語はアラビア語とタマジット語。
ほとんどの人はアラビア語が話せる。
タマジットは35%くらい。タマジットを話す民族はアマジーという民族。
タマジットは紀元前200年から始まっていてモロッコ文化の原点であり
最も重要な言語で残していかねばならない。
30年前から、小学校だけであるが、タマジットの教育が再開された。
もともとタマジットを話すアマジー民族がモロッコに住んでいたが、
あとから中央からイスラム文化のアラブ人が入ってきた。
しかし、戦争はしないで融合した。
モロッコの古代宗教はギリシャ神話的な多神教だったが、今では98%くらいがイスラム教である。
実際に支配的な言語はフランス語で、幼稚園から大学まですべてフランス語である。
若い世代全は、ほぼ全員フランス語は話せる。全体では70%くらいの人はフランス語がわかる。
英語教育に今は力を入れていて、50%ぐらいの人は英語が話せる。
↓
●モロッコ2
アラビア語は公用語であるが、ニュースや公式文書でしか使用されない。
が、幼稚園から大学までの教育はフランス語かアラビア語である。
話し言葉、コミュニケーションの言葉は現地語であるベルベル語とデリージャ語、それとフランス語とスペイン語。
デリージャはアラビア語の方言と言える。
ベルベル語は非常に古い言葉で文字もある。
ベルベル語を話せるのは50%くらい。
●モロッコ3
オフィシャルはアラビア語。
ほとんどの人はアラビア語話者。
ネイティブ言語はタマジット=ベルベル語
タマジットは周辺国でも使用されているが方言がきつくて言葉が通じない
外国語としての第一言語はフランス語。
ちゃんと話せるのは20%ぐらいだが支配層(政治と経済)はフランス語話者で、
フランス語は非常にパワフルである。
フランスに留学に行く人は多い。フランスに居残る人もいるし帰ってくる人もいる。
帰ってきたとしてもフランスで作った人脈などをモロッコで生かせる。
スペインは地理的に近いからスペイン語を話す人もいる。
英語ももちろん大事。
幼稚園から小学校やアラビア語。中学からは英語で教育する。
フランスが植民地化した地域とイギリスが植民地化した地域は、全然違う状況になっている。
イギリスは、独立後はあまり関与しない自由主義だが、フランスは政治経済に干渉が強く、各国の独裁者を支援して、その国々をコントロールしている(らしい)。だから、フランスが支配していた国々は,発展しないで取り残されている傾向がある。
●モロッコ4
ベルベル語とタマジットは同じ言語だが、方言みたいなものである。
デリージャ語はまた別の民族の言葉で、全く別の言葉、
原住民はベルベル語(タマジット)(40%ぐらい)のアマジーとデーリージャ(別々)。
教育はアラビックとフランス語。
フランスはみんな話せるがビジネスレベルは20%ぐらい。
エリートクラスはフランス語とアラビア語と英語が話せる。
モロッコ人はベルベル語かデリージャ語、そして、フランス語、アラビア語、英語が
話せる人が多い。4か国語話者が標準。
●スリランカ→US→カンボジア在住
カンボジアは95%以上が仏教。
スリランカは70%くらい仏教。
カンボジアはスローライフで人々が皆ハッピー。
だからカンボジアに住んでいる。
カンボジアで英語ができる人は3%以下。
カンボジア語が必要なのは、買い物で、どうしても価格交渉が必要。
カンボジアにはなぜか日本人が非常に少ない。
あらゆる国から移住して来ていて特に中国やインド人は非常に多い。
日本人は健康保険も良い病院もないようなリスクがあるところに住もうとは思わないのだろう。日本以外の国民はかなりリスクを取るが日本人は異なる。
●南米ボリビア→アルゼンチン
ボリビアで英語が流暢に話せる人は5%くらい。英語教育が良くない。
南米平均だと40%ぐらいか。
USでスペイン語が流暢に話せる人は20%くらいか。
州によってはスペイン語話者が英語話者より多い場合もある。
留学するならUSに行きたいと思う人が多い。
住むならヨーロッパが良い。
ボリビアは貧しい国だから、お金を稼いで家族に送る。
USは治安が悪いし、差別がひどいので、正直、行きたいと思う人は少ないと思える。
南米のスペイン語とスペインのスペイン語は違うところもあるが、そんなに違わない。
ヨーロッパで働くならスペインが良いと思う。
●カメルーン
公用語 英語とフランス語
理由は、イギリスとフランスにより植民地化されていたから。
それにより言語エリアが異なる。カナダに似ている。
英語エリアが2地区、フランス語エリアが6地区、2か所が両方。
しかし、英語エリアに人口が集中しているから、人口比では英語話者が多い。
バイリンガルは20%ぐらい。
学校教育は、フランス語・エリアはフランス語、英語エリアは英語で。
国営放送は、両方の言語でやるから、時間が二倍かかる。
大統領はフランス語エリアから出ることがほとんど。
最初の決まりでは英語エリアとフランス語エリアと交互に、となっていたらしいが無視されている。
イギリスはカメルーンにあまり関心が無いが、フランスはカメルーンが大事で
すごくサポートしている。だから、選挙も勝てるようだ。
カメルーンは天然資源が大事なのだが、たまたま英語圏に集中していてフレンチ圏には少ない。
●ナイジェリア
公用語は英語だけ。
アフリカは多民族多言語、だから、植民地支配をした国の言語を活用。
ナイジェリア→生まれたら英語、3歳くらいで民族語。
70%は英語できる。流暢。
子供が生まれたら英語で話しかける。ほとんどが第一言語は英語。
あとから地域の母語を教える。
500の民族語がある。
多くの若者が留学する。イギリス、カナダ、アメリカ。
カナダ政府とは関係が良い。カナダ奨学金もある。
多くはナイジェリアには帰ってこない。
ナイジェリアには仕事が無い。
ナイジェリアの産業はエンタメもマイニングも農業も強いが
一部の金持ちが牛耳っているから仕事が無い。
海外で働くしかない。
イギリスなどで仕事を見つけたり、就業ビザを取るためには
イギリスの大学を卒業するほうが有利。
だから、留学に行きたい。
学費は高いから、金持ちか、奨学金か(ナイジェリア政府から。または、イギリス、カナダから政府から)のどちらかしかない。
海外で働くが、多くは同じナイジェリア人と結婚する。
ナイジェリアで見つけるか、海外でナイジェリア人を探す。
文化や言語や宗教の理由。
違う宗教でも結婚は可能だが。
ナイジェリアはキリスト教が多い。
●ナイジェリア2
幼稚園から大学、すべて授業は英語。
海外からくる人たちは外交官など派遣されてきた人とその家族であることが多い。
彼ら彼女らはインターナショナルスクールに行く。
非常に高いが、金持ちのナイジェリア人は行く。
アメリカ系のインターナショナルスクールはアメリカの歴史を教えるし、アメリカ流の教育だ。イギリス系のインターナショナルスクールはイギリスの歴史を教えるし、イギリス流の教育。どちらもナイジェリアの歴史は教えない。
小学校から高校までインターナショナルだった友人が、大人になってからアイデンティクライシスになり、今、ナイジェリアの歴史を勉強している。
ナイジェリアから西洋国に留学するには、高校の成績が重要である。
西部アフリカ全域は英語話者が多く、高校のアチーブメントテストとして、WAECという西部アフリカ統一テストがある。
9科目以上ある。問題文は英語で書かれている。
同じテストをみんなが受けるから、学校レベル差は生じず公平である。
英語の成績がDランク以上だと留学は難しい。
ナイジェリアは第一言語がもはや英語であるが、
西洋各国(アメリカ、イギリスとか)はそうは認めてくれないので、アイエルツなどの英語世界共通試験でハイスコアを取る必要がある。
●フィリピン
公用語 英語、フィリピン語(タガログ語を標準化した)。
幼稚園から全部英語で教える。
英語が話せる人は80%から90%
タガログが話せる人は90%
ビサイヤ(ミンダナオ島など)が話せる人は50%
ミンダナオに住む人は、結果的に多くがトライリンガルになる。
ビサイヤとタガログは全く違う言語。
(フィリピンには大きな島は二つ。それ以外の小さい島も、違う言語が母語である場合が多い)
学校ではタガログの授業もある。
金持ちは私立に行かせる。
私立は休み時間もみんな英語で話している。
公立は、授業は当然、すべて英語だが、休み時間はローカル(現地)言語(タガログとか)で話す。
家ではローカル(現地)母語で話すのが一般的。
子供が生まれたら、最近は最初に英語で育てる。あとからローカル(現地の)母語を教える。
●フィリピン2
義務教育は小学校まで。
義務教育だけの人は、英語は話せない場合がほとんど。
フィリピン人でもインターナショナルスクールに行かないと
ネイティブ発音にはならない。
フィリピン人の英語レベル(特に発音)は、
どんな教育を受けたかで、まちまちである。
マニラだとほとんどの人は、英語が話せる(レベルはバラバラ)
マニラは危険。麻薬や強盗、銃撃事件、なんでもあり。観光客は狙われる。(らしい)
夜は歩けない。ショッピングセンター内は大丈夫。
警察官がワザと交通違反で因縁付けて捕まえて、わいろをもらうことは良くある。(らしい)
警官も信用できない。(らしい)
自分が住んでいるのはマニラから一時間半の田舎。ここは安全。
●ガーナ
公用語 英語(基本的に)。
25歳 インドのハイドラバードで法律を学んで帰ってきた。インドはイギリスの法律に近いので当然ガーナに近い。アフリカ各国からインドに留学に来ていた。
ガーナは1973年までUK植民地。イギリスが学校やインフラを整えた。
学校ではすべて英語で授業。だからガーナ人は皆英語ができる。
50の言語があり、それぞれ異なる文法、異なる発音。
そのうちTwi、Ga、Ewiはメジャーな言語で、ガーナ人は、英語でなくても
これらの言語で意思疎通を図れる。
子供が生まれたら、最近は英語で話す親がほとんどになった。
英語がネイティブ言語になったほうが、未来の可能性が広がるから。
留学はイギリス、アメリカ、オーストラリア、トルコ、ウクライナ、インドなどに行く。
医学は理系選考、あとはビジネスマネジメントが多い。
外国の大学のほうが教育のクオリティが高い。
留学に行って一部の学生はガーナに帰るが、多くは留学先の国に残る。
ガーナでは仕事を見つけるのは簡単ではない。
優秀な人材が海外に流出することは、大問題と認識されている。
特に医者が少ない。アメリカやヨーロッパに行ってしまう。
●ガーナ2
公用語は英語。
20くらいのローカル言語あり。
そのうちGa、Twi、Eweがメジャー。
学校は小学校から全部英語で教える。
一週間に一回二回程度ローカル言語のクラスはある。
休み時間も英語。ローカル言語で話していると罰則がある。
家庭教育は親による、生まれた子供に英語でしか話さない親もいるし
ローカル(現地)言語で話す親もいる。
傾向として、英語ができる親は英語で子供を育てて、
ローカル(現地)言語がうまくない場合が多い。
が、これも親の思想次第。
英語とローカル(現地)言語を両方教えようとする親もいる。
英語ができるので英語圏留学はしやすい。
US,UK、カナダなど。
半分以上は帰ってこない。給料が違う。親に送金する。
ビザ取得は簡単ではないが、現地で大学を卒業すると取りやすくなる。
授業料は高いのでガーナから奨学金をもらうとか、
現地の大学から奨学金をもらうとかする。
●ガーナ3
多言語国家。
生まれたら英語。
1歳ぐらいから民族語を教える。地域文化を守る意思。
60歳以下はほとんど英語が話せる。
小学校からはすべて英語で教える。
地域により英語教育の格差がある。
高校時点で全国テストの結果でレベル高い学生と低い学生をミックスして指定高校に入れる→結果、英語レベルが上がる。
ガーナの大学のレベル高い。
海外から良い先生を招聘している。特に理系分野。
また、お金持ちは海外留学して、ガーナに戻ってきて教える。
テレビは英語局とローカル言語局があり地域別にローカル局がある。
●アメリカ→タイ在住
NYからタイに移住して10か月。
ムエタイ好き。タイの文化好き。21歳。
バンコクのインターナショナル大学(英語で教える)。
アントレプレナーシップ学部。
タイの大学のインターナショナル(英語で教える)にはミャンマーなどの近隣東南アジアから留学生がたくさん来ているし、中国、日本、韓国もいる。が、一番多いのは
タイの金持ちの子供たち。良い英語教育を受けさせようとしている。
アメリカ人は留学に行きたがらない。
しかし、アメリカの学費は以上に高いので、海外のインターナショナル大学に行ったほうが
コスパが良い(吉村意見)は、その通りだが、なかなか実行しない。
なぜなら、授業は英語だから問題ないが、日常生活が、英語だけでは済まないのがストレスでるからだと考える。
●ウガンダ
首都カンパラの郊外に住む。
コロナ、ウガンダは熱いからか重症患者は少なかった。
なぜかハイクラスの金持ちはコロナにかかりやすく、かつ死亡率が高かった。
おそらくは地方の庶民の多くの人々は免疫があった。
自然の農産物を食べているので免疫が生じやすかったかもしれない。
国立の病院には薬が無い。
理由は汚職。医者が薬を私立の病院に売って私腹を肥やす。(とのこと)
公立の学校の先生(小学校や中学は特に)は給料が安い。だから、バイクタクシーの
の運転手のバイトをする。だいたい150円で乗れる。
私立の高校は学費が高い。なかなか行けない。
幼稚園から英語ですべての科目を教える。
なぜなら、ウガンダは43の民族がいて43の言語がある。
首都圏だと、すべての地域から来ているので、
一つの学校に43の違う言語の生徒がいる。
英語で教えるしかない。英語で交流するしかない。
子供が生まれたら、最近は最初に英語で話すことが多い。
そのあとから母国語を教える。
父と母が違う母語のこともある。そうしたら両方おしえる。
子供はちゃんと覚える。
自分もウガンダの4か国語が話せるし、夫も5か国語が話せるが、全部違う言語だから、
夫婦は英語で会話する。
ただ、同じ民族通しで結婚することが多い。日
本人がイギリスに住んでいる場合、なんだかんだ同じイギリスに住む日本人と結婚することが多い(ほんとか不明)のと同じ。)(とのこと)
●ウガンダ2
英語公用語 50の現地語 50の民族
Luganda,bagandaという現地語は勢力が強い。
都市部では英語と両方を話せる人が多い。
親の世代(60代以上)は現地語が1st言語。
最近は英語が1st言語、特に都市部。
両親が別々の民族だと、家庭の会話が英語になるから、子供は英語が1st言語になる。
もし、両親が同じ民族なら民族語で話すから子供の1st言語が民族語になる。
同じウガンダ人でも民族語がことなるので、1st言語が何かによって、
英語のアクセントも変わってくる(なまり)。かなり聞き取りにくい。
留学先は英語圏、UK,US、カナダ、南アフリカ、
アルジェリアやエジプトもあり。
アルジェリアと関係が良いのでウガンダの奨学金制度で行くことができる。
しかし、アルジェリアはフランス語圏だから、1年間フランス語を勉強しなくてはならない。
アフリカユニオンといって、アフリカはいっしょにやっていこう、という機運がある。
●ウガンダ3
オフィシャル言語は英語、Luganda、スワヒリ(ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ)
生まれた子供に話す言語は家庭によって違う。
82%が、英語が話せる。
学校で教える言語は英語が多いが地域と学校により異なる。
小学校1年生は全員英語が話せる。
学校の授業は英語、家庭では現地語、というのが良くあるパターン。
小学校では英語の授業のほかに、他のluganda、スワヒリの授業もある(選択制)。
●ルーマニア
共産主義だった1989年までは映画はすべてルーマニア語に吹き替えられた。
それ以降は逆に、すべてオリジナルの言語のまま、字幕で見る。
主には英語の映画だがフレンチやイタリー、ときには日本映画や韓国映画もある。
字幕は英語字幕とルーマニア字幕があるが、多くの人は英語字幕を好む。
英語で話す映画だが、英語字幕がついていることで、理解を助けてくれる。
都市部ではほとんどの人が流暢に英語を話せるが、
高年齢の人はあまり話せない。
●ザンビア
公用語、英語。(他にいくつかの民族語も用いられる)
大学は、中国 石家荘市に留学した。専門は医学。
留学先で中国が人気。(他に、ロシア、インドが多い。医学、工学を学ぶ場合が多い)
中国、ザンビア両方から奨学金制度がある。
高校の成績が大事。あと、家庭の経済状況も。
ザンビアと中国は良い関係。
中国に中国政府からの奨学金で留学する場合、授業は中国語で行われるクラスとなる。
自分は自費留学だから英語での授業を選べた。
自分はザンビアの中国語スクールに一年通った。
留学してからは基本カリキュラム中に中国語のクラスがある。
中国政府は卒業後に中国と関係あるビジネスをやってもらいたい思惑がある。(推察)
70%以上が卒業後ザンビアに帰ってくる。
ザンビア国内では70%は英語が普通に話せる。
幼稚園から高校まですべて英語での授業。
英語が最も重要。皆が分かるのは英語だけ。
72民族いる。言語も違う。
父母の時代は地元の言語が母語だったが、
今は、20代以下は、むしろ英語が母語になっている。
●ザンビア2
英語が公用語。公式書類は英語。教育も幼稚園から全部英語。
ローカル言語が30あり、全部方言レベルではなく全然違う言語。
子供が生まれたら、都市部の場合、最初から英語で語り掛ける場合が多い。
民族語は家庭によりけりだが、8歳くらいから教えたりしている。
ただ、家庭では英語と民族語を両方使っている場合が多いから
自然と両方を学ぶようである。
民族語よりも英語のほうが語彙が多いので、民族語では表現できないことは
皆、英語で話すことになる。
英語ができるから留学には有利。アメリカ、イギリスなど英語圏のほか、
英語圏ではないロシア、中国、マレーシア、トルコなどに行く学生もいる。
学ぶ科目は、エンジニアリング、医学、経済、コンピュータサイエンス、など。
80%はザンビアに帰ってくる。
●ザンビア3
人口は2000万人
首都ルサカ エンジニア
1964年イギリスから独立したが200年間植民地だった
英語が公用語。
50%は流暢に話せるが、地方に行くとそうでもない。
73民族語。
ナイジェリアは500の民族語あるから73民族語は普通。
学校は英語。
今は英語が民族語より重要。
学校で違う民族間でコミュニケーションできるのは英語。
子供が生まれたら(家庭によるが)英語を先に教える場合も多い。
子供向けエンタメも教育用の番組も英語でできているから英語が学びやすいし学ぶ必要がある
大学はケニア、南アフリカ、ガーナ、エジプト、ナイジェリアなどアフリカ先進国から先生をスカウトして来ていて、教授のレベルが高い。
ザンビアからそれらの国に留学することも多いし、ザンビアにも留学に来る。
教授のレベルが大切。
ヨーロッパやアメリカに留学しなくても学問レベルは遜色ないが
やはり卒業した大学のブランドは大事だから、
そのためにイギリスやアメリカの大学に行く人も少なくない。
ザンビアは平和な国だから留学生もたくさん来る。
●ザンビア4
ザンビアではストリーミングサービスはDSTVとGOTVというアフリカ大陸のプラットホームが安くて人気。ネットフリックスも人気がある。日本同様、複数チャンネルに加入する人も多い。インドの映画やTVドラマも人気。ZEE WORLDというプラットホームがインドコンテンツ専門チャネルで人気。
庶民クラスの家庭は女性は専業主婦で、時間があるのでストリーミングサービスをよく見る。(らしい)
ほとんどの国民は英語ができるから、英語のまま聞き取る。サブタイトル(字幕)は不要。
英語ができるので海外留学や海外で働くことが多い。
頭脳流出の問題はある。
特に医者はイギリスに行く場合が多い。国内は給料が安い。
が、若者人口が非常に多いので政府はそれほど気にしていない。
●ザンビア5
72民族 民族の数だけ言語がある。全然違う言語。
2000万人人口
主な産業としては農業、コーンとか。野菜、果物もあり。
宗教もムスリム、キリスト、ヒンズーと多様だが、お互いに尊重していて宗教対立が無い。結婚もできる。
オフィシャル言語は英語。
そうでないとザンビア人同士、話が通じない。
生まれた子供には最初から英語で話しかける。
民族間の結婚が多いから、夫婦で母語が違って会話が成立しない。
だから夫婦が英語で話をする。父も母も民族の母語を教えるので結果、英語と
父の母語、母の母語を覚えることなることが多いようだ。
夫婦が同じ民族なら、家では民族の母語で話をするから、民族母語を自然と覚える。
学校ではすべて英語で教育。
最近は中国人が非常に増えている。
ビジネスに対して非常にアグレッシブで、チャレンジャーである。
日本人、韓国人は会社からの派遣で来るので大企業の社員が多いが、
中国人は、自分の意志で、ザンビアで個人の事業をやろうとする人が多く、すごい。
●バングラディッシュ
公用語はベンガル語。(バングラ語とも呼ぶ。バングラを話す人のことをバンガリーと言う。
インドに住んでいてもバングラが母語ならバンガリー)
インドに住むバンガリーは少ない。また、アクセントが違う。
公用語はベンガル語だけ。英語は公用語にしていない。
英語ができる人は最低限の会話ができる意味では50%。
学校ではウルドゥ。
まだ発展途上で都市も少ないので、教育のクオリティ向上はなかなか厳しい。(らしい)
ビジネスレベルの英語話者は10%くらい。
宗教は、パキスタンもバングラディッシュもムスリム。
(パキスタンはウルドゥ語。)
●サウジアラビア(たいへん興味深い)
インド国籍だが、サウジアラビアのダマムという(たぶん3番目の都市)で生まれ育った。
両親はインド人で、母語はヒンディー語。サウジアラビアで生まれ育ったが、
サウジアラビアは生まれただけでは国籍はくれない。永住権はある。
インターナショナルスクールに行ったので英語が母語になった。
ヒンディーは話せるが読み書きできない。
アラビア語も日常生活に必要な程度しかできない。
サウジアラビアでは英語ができれば不自由はない。
都市部では30歳以下ならば、
ダマムでも60%はビジネスレベルの英語話者であり、
リヤドなら80%ぐらいではないか。
なぜなら会社では英語が公用語であるから。
小学校から高校まで公立学校ではアラビア語で教える。
しかし、インターナショナルスクールの数が、効率の学校より多い。
インターナショナルスクールも学費に幅がある。
ハイクラスは高いが安い学校もある。
教育内容はあまり変わらないが、スポーツなども含む施設に差がある。
大学での留学は、10年前なら公立大学が2つくらいしかなかったため、サウジ政府は
奨学金で積極的に海外留学に行かせた。
最近はサウジ国内にたくさん公立大学ができたから留学する必要が無い。
中東ではAOUというクエートの大学が最も有名で、AOUは周辺国にブランチ大学を作った。サウジのAOU大学は、民間企業が投資したので、ハーフ大学とかで、半分はクエート国立で半分はサウジの民間企業がやっている私立と公立のハーフ大学であるそうだ。
●ネパール
公用語はネパール語。
首都カトマンズの人々は、ほとんど英語は流暢。
幼稚園からはすべて英語でおしえる(国語以外)。
幼稚園入学前もタブレットなどで英語を勉強している場合が多い。
親が教えている場合も多い。
ただ、家庭での話す言語はネパール語。
若い世代ほど、子供に英語を教える。
英語が流暢だから、英語圏の海外に留学したり、働きに出たい人が多い。
海外の大学を卒業してもほとんどネパールに戻ってこない
(問題である。自分はだからネパールに残る)。
ワーキングビザを取るのは容易ではないから、
在学中に、現地人と結婚して配偶者ビザを取る人が多い。(らしい)
ネパールの大学は奨学金を減らしている一方、学費は高くなっている。
大学進学率は75%。良い会社に就職し昇進するためにマスト。
●ネパール2
IT企業で働いている。AI活用をコンサルするような仕事。
17人のスタッフは当然、英語が流暢。取引先は海外企業のネパール法人など。
ネパールの企業の場合、ときどき英語がうまくないクライアントがいるので、
その時はネパール語で話す。
自分は英語とネパリとベンガルが話せる。
ネパールでビジネスレベル英語を話せる人は都市部では35~40%。
地方では10~15%。
子供が生まれたら普通は母国語を教えるが、
リッチな家庭は英語から教える場合もある。
幼稚園、小学校から公立学校はネパール語で教えるが、私立学校は、すべて英語で教える。
休み時間も英語が強制で、ネパール語を話していると罰則がある。
(自分は、これは良くないと思う)
また、私立に入れられる家庭は20%くらいである。
お金持ちの職業は、公務員、医者、弁護士、などだが地方の豪農は金持ちだから職業では決められない。
英語がビジネスレベルである学生のほとんどは、英語圏に留学する。
カナダ、アメリカ、オーストラリア、UKなど。
そして、ほとんどが帰ってこない。
留学先で就職する。そこから仕送りする人も多いだろう。
ネパールではこのような頭脳流出は深刻な問題であるが、ネパール国内には仕事が無いし、
報酬が低いので、どんどん海外に出て行ってしまう。
だからネパールは人口が減少している。
海外に留学した人たちは仕送りもしたいが、借りた学生ローンの負担も大きく、固定費も高く、暮らしは楽ではなく苦しんでいる。
●ネパール3
お金持ちの家庭は子供を私立に入れて英語のみの授業を受けさせたい。
公立は、最近では英語で教えている科目も多い(都市部)が、先生の質が悪い。(らしい)
日本と同じで文法はわかるが会話ができないような先生。(もいるらしい)
ネパールでは海外のネイティブ先生はほとんどいないが、
私立は海外留学経験がある英語能力が高い先生がいる。
金持ちの家庭は主には相続による。
ジェネレーション・ウエルスという。
ネパール政府は福祉や国民のために税金を使わない。(らしい)
都市部では70%が英語ビジネスレベル。全体では40%くらい。
ネパールは観光業が大事だから国内ビジネスでも英語が大事。
英語以外に観光ビジネスのために中国語やスペイン語を学ぶ人もいる。
海外留学に行きたがる人は多数。皆、帰ってこない。
海外から家庭に送金する。
ネパールのGDPで海外からの送金がかなり重要な比率で含まれている。
海外で働くネパール人は人口の14%。留学生は含まない。
留学先はアメリカ、オーストラリア、イギリス、インド。
日本、タイランドもいる。
熟練技術者や能力あるネパール人が海外に出て行ってしまうことは大問題。
●オランダ
英語のほかにはビジネス機会が多いフランス語とドイツ語を学ぶ人が多い。
●イスラエル
公用語はヘブライ語。
多くの人が英語も話せるが、英語がうまくない人もいる。
しかし、イスラエル人は英語が下手でも、自分の英語が旨いと信じ込んで、しゃべりまくるので、皆、そこそこ上手になる。
●インド
公用語 ヒンディー語(連邦公用語)、英語(連邦準公用語)、
※その他、複数の各州公用語
どの地域でも、生まれたら英語が母語になるかは過程によりけり。
英語を先に教えたら3歳くらいから母語を教える。
母語を先に教えた場合、英語を教え始める時期はまちまち。
英語学校に早めに送る場合もあれば、小学校からの場合もある。
どの地域でも地域の文化や言語は重要と考えている 。
インド全体で英語を話せる人口は30から40%か。
・インド参考映画
「ライオン」
「RRR」=「2 states」 イギリスからの独立運動。
英語を教えたから、結果、英語で違う言語の民族とも結束できた。
ヒンディ、ベンガル、タミル
・優秀な人材流出?
しかし、先進国で就職は簡単ではない
●インド2
Kekerala州,Orissa州
公用語は英語とヒンディーだが、ヒンディーは宗教関連で使用するのみ。
この地域はヒンディー話者はほとんどいない。
地域の民族語はマリアラム。3.5歳までは、マリアラムで会話する。
インドは州ごとに10グレード(十年生)までの教育方針が異なる。
3.5歳から幼稚園で英語を教える。
3.5歳までに英語を教えるのは難しい。親が英語ができない。
十年生まではマリアラムで教える学校と、英語で教える学校がある(公立と私立は関係ない)が、
99%は英語で教える学校。
「十年生以降はすべての学校が英語で教える」と、インド政府が決めている。
最初の3年間は文法を教えないで、話すことに注力する。
マラリアムは幅の広い発音領域があるから多言語を学びやすい。
ヒンディー語教育はオプション。
皆、大学から、都市部の大学に行こうとする。
留学したい学生は多い。カナダとUK、中東(ドバイなど)が人気。
就職口がある、給料が高い。
●ケニア 良い大学が国内にある。
イギリスから優秀な教授を招聘できる。
英語ができるから。
●ケニア2
63言語ある。
47県ある。
英語公用語。 97%英語話せる。
55年前に教育が変わった(英語教育)。
スワヒリ語は100%話せる。
幼稚園から大学まですべて英語でレクチャー。
生まれた子供には家庭により異なるが
民族語かスワヒリ語を最初に教える。
英語は幼稚園からが普通。
夫婦が違う民族ならスワヒリになるが
実際に違う民族間の結婚はほぼ無い。(らしい)
文化があまりに違う。
食事、宗教(キリスト教でもその分派の違いとかもあり)。
ケニアの大学はアフリカで一番良い。
先生が良い。
アメリカ、イギリスから招聘する(英語国だから有利)。
アフリカ内から留学生が来る。
アフリカ外からはあまり来ない。
ケニア学生はイギリス、アメリカに留学する。
足が速いのは2民族だけkalenjins/Kipsigis。(らしい)
Eldoretという地域に住む。
そこに行くと朝、たいへん早い速度で人々がジョギングしていて驚いたことがある(そうである)。
失業者が多いから海外に行かざるを得ない。
国家は移民を制限できない。
頭脳流出は悩みの種。
イギリス アメリカ 中東に働きに行く。
●スリランカ、
公用語はシンハラ語とタミル語。
英語は共通言語で重要ながら、公用語にしていない。
放送はシンハラとタミル両方を使う。
●ノルウエー
公用語はノルウェー語。
山脈に隔てられているから言語が、歴史的に交流しにくく言語が異なる。
放送は両方の言語を公平に使用する配慮をしている。
↑以上が、023年12月20日までのヒアリングメモです。
また、これから追加していきたいと思います。
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