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今週読みたい本リスト 2024/05/11

積読しすぎて寝るスペースがなくなってきた、つくだ@書籍編集×ライターです。こんにちは! 

このnoteでは、Xやnoteや書店、そして人からの紹介で知って、私が「読みたいな」と思った未読本を、自分用のメモとともにご紹介しています。

カルチャー、ビジネス、小説・エッセイ、本の本・創作の本、とジャンルわけしていますが、全文合わせると長いので、お好きなところからご覧ください。読書のご参考になれば幸いです。


今週読みたい本

カルチャー

東洋の哲学者たちは、
とにかくみんなキャラが濃くてバグってる。

でも、そんな彼らの教えは、
「どう生きればいいか?」という人類普遍の悩みを打破する「考え方」を
ぶっ飛んだ方法で、でも論理的に、導いてくれる

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東洋思想は割と好きで、よく読んでいます。本書で紹介されるのは、ブッダ/龍樹/老子/荘子/達磨大師/親鸞/空海の7人。孔子や孫子、韓非子などが紹介されていいないのが逆にユニーク。ちょっと読んでみたいです。

人間の内なる植物性にむけて――

はたして人間は植物より高等なのか?
植物のふるまいに目をとめ、歴史学、文学、哲学、芸術を横断しながら人間観を一新する、スリリングな思考の探検。

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タイトルに惹かれて選びました。著者の藤原さんは『ナチスのキッチン』(水声社/決定版:共和国)で河合隼雄学芸賞、『給食の歴史』(岩波新書)で辻静雄食文化賞、『分解の哲学』(青土社)でサントリー学芸賞を受賞されている方です。著書も多いので、まずは本書から読んでみたいと思います。

フォション、ラデュレ、ピエール・エルメ・パリ……マカロンをはじめ芸術的なスイーツを生みだし続ける鬼才「パティスリー界のピカソ」が明かす、半生と創造の源泉
美の追求から生まれた革新的な有名ケーキ「イスパハン」、メゾンの代名詞である「マカロン」はどう生まれたのか?
エルメ自身が明かす「思い出の味」レシピや自筆のスイーツのスケッチ画を多数収録!

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食に関する本を読むのが好きで、本書もマカロンを生み出した方と知って興味がわきました。レシピもついているとのことで、楽しみです。

ビジネス

仕事や勉強で成果を上げている達人たちが、日々活用しているノート&メモを実際に見られる本。
登場するのは、経営者や医師、研究者、クリエイター、東大卒勉強法デザイナー、勉強系人気インスタグラマーなど。どんな背景やルール、こだわりで活用しているのかや、アナログとデジタルの使い分けなどたっぷり教えてもらいました。すぐ真似したくなるコツが満載です。見やすい大きな写真ビジュアルで紹介。

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いろんな職業の方々のノートを見ることが楽しいですね。ノートは第二の脳といってもいい存在。それぞれの業界の最前線で活躍している方々が、
どんな情報整理をしているのか見てみたいです。

私は、本書を通じて、ある希望にみちた仮説をみなさんと共有したいと思っています。
その仮説とは、
社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新しいパラダイムの勃興によって、経済・社会・環境のトリレンマを解決するというものです。

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これはイノベーションというよりも、もうレボリューションですね。山口さんのご著は昔から拝読しているのでじっくり読んでみたいです。

本書は、時代を「イノベーション前史」「特別な世紀」「大企業病」「資本主義のオリンピック」「ソフトウェアが世界を食い尽くす」「『超』イノベーションの未来」の六つに分けて 、イノベーションがどのように進化し、世界を変えていったのかを解説する。
日本人による隠れた大発明、日本のアニマルスピリッツの行方をも説く。

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歴史を語ると同時に、その理解を深めるために必要なイノベーション本が紹介されているのも面白い作りです。

小説・エッセイ

君がまだ3歳か4歳だった頃、君と地面はもっと近かった。君の父親がついた小さな嘘。母親が打った特大のホームラン。心揺さぶられた映画。性の目覚め。学生運動。パリでの暮らし。妻との出会い。外見はまるで変わっても、君はまだかつての君なのだ――。人生の冬にさしかかった著者が、身体と精神の古層を掘り起こし、自らに、あるいは読者に語りかけるように綴った、温かで幻想的な回想録。

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4月30日に逝去されたポール・オースターさんの回想録です。ポール・オースターさんの作品はごく初期の作品しか読んでいないので、読んでみたくなりました。

「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず。ということを、お話ししてみます。」吉本ばなな

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もうすぐ還暦を迎える吉本ばななさんのエッセイ集。しみじみと幸せについて考えてみたいと思います。

〈ヴァケーション〉という言葉。そこには、非日常の響きがします。季節は初夏。緑は輝き、水面は燦めき、澄んだ大気も芳しい。色彩豊かな物語世界へと出かけてみましょう。物語の織りなす非日常。短い物語による長い休暇の物語。自由時間のように蠱惑的な異形の世界を、どうかごゆっくりお愉しみください。

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井上雅彦さんご監修による書き下ろしアンソロジーシリーズの『異形コレクション』がはじまったのは、1990年のこと。2011年に一時休止したものの2020年にシリーズ再開を果たし、創刊25年(刊行からは35年)になります。本書は昨年のゴールデンウィーク明けに刊行された一冊。去年と同じこの時期に読みたいと思って選びました。

本の本・創作の本

〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。
無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も原稿をくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。

1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは?
知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。

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人気校正者の牟田さんによる校正論。確かに普通に本を読んでいるときと、校正しているとき、読み方はかなり違ってきます。本書は「校正者」という本づくりにおいては欠かせない仕事から、本というものの魅力が伝わってくる一冊。再読してみたいです。それにしても、前回ご紹介した『イタリア女子が沼ったジワる日本語』といい、亜紀書房さんというのは面白い本を出されていますね。

自分の言葉で物語を紡いでみたいと考えているすべての人へ。
「活版印刷三日月堂」など人気シリーズを数々手掛ける著者が贈る
魅力的なショートストーリーの書き方入門書!

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140字という短さがいいですよね。それは必然的に詩に近づいていくものになるかもしれないけれど、それはそれで楽しい。読んでみたいと思います。

俳人でもある著者による初めての「季語」にまつわるエッセー集。散歩道で出会った椿事、庭木に集う鳥や虫の生態、旬の食材でやる晩酌の楽しみ、ほろ苦い人づきあいの思い出、ちょっとホラーな幻想的体験など、色彩豊かな川上弘美ワールドを満喫しながら、季語の奥深さを体感できる96篇。名句の紹介も。

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川上さんが俳句もやられているとはこの本で始めて知りました。語彙を広げるという意味でも季語を知ることは楽しそうです。読了したら、自分でも季語エッセイを書いてみるとエッセイを書く力がつきそうです。


今回は12冊ご紹介しました。


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「超学びの記事ーっ⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝」と評判の有料記事です。

「つくだって、こんな人」というのをまとめています。

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読んだ本の記事をまとめています。

その週に気になった未読本をご紹介しています。

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