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【読書#008】5分読書 | 読みたい人は多いけど難しいで有名 | 世界的ベストセラー

最初に白状します、前半を覚えるのは困難です、難しい。

僕も全ては覚えきれていません^^

しかし「興味はある」というお声はよく耳にしますので、重要ポイントだけでも共有させていただきたいと思います。

図書館でお手に取って、まずは重要ポイントからでも読んでみてはいかがでしょうか?^^

そのお手伝いができれば幸いです^^


いつものあいさつ

やあ!コミュリーマンです!

 「何者だ!?」

と、お感じになる方がほとんどかと思いますので、気になる方については自己紹介目的の以下3つの無料記事にお目通しいただければ幸いです^^

#001【はじめまして】コミュニケーションが苦手でも大丈夫!自分に合ったコミュニケーションと出会う場所

#002【わがままに生きたっていいじゃない】わがままに生きるってどういうこと? |コミュリーマンが考える新しいわがままの定義

#003【失業者にはなりたくない】デジタル・AI革命時代に向けての「逃走者」ってなに? |コミュリーマンが考える「失業者」ではなく「逃走者」になる方法


それではさっそく参りましょう!

今回ご紹介する書籍はこちら!(どどんっ)

気になった方はぜひとも書籍をお手に取ってみてくださいませ^^


著者紹介

ユヴァル・ノア・ハラリはイスラエルの歴史家で、特に今回ご紹介する作品「サピエンス全史」で国際的に知られています。この本は人類の進化と歴史を詳しく見ており、私たちの種がどのようにして地球上で支配的な位置についたかを説明しています。

ハラリはまた、「ホモ・デウス」や 「21 Lessons」などの著書でも知られています。これらの書籍では、ハラリは現代の課題と未来の可能性について考察しています。彼の作品は幅広い視点を提供し、様々な領域に対する洞察を提供しています。

ハラリの作品は広く評価されていますが、一部の学者や評論家からは彼の広範な主張や独自の解釈に対する批判もあります。彼の作品は確かに議論を引き起こすものの、それは人類の過去、現在、未来について考える新しい視点を提供しているため、彼の影響力は広く認識されています。


重要ポイントは4つ

「サピエンス全史」は、ユヴァル・ノア・ハラリが人類の進化、歴史、そして未来を探求する本です。彼はこの中で、人類の過去と未来について非常に広範かつ深い洞察を提供しています。本は大きく分けて4つの部分から成り立っています。

  1. 認知革命:本書は、約70,000年前の認知革命から始まります。この時期、ホモ・サピエンスは突然、抽象的な考えや想像力を使う能力を身につけ、他の生物種を凌駕するようになりました。ハラリは、これが宗教、神話、芸術、そして言語というユニークな人間の文化の始まりであったと主張しています。

  2. 農業革命:次に、本書は約12,000年前の農業革命について語ります。人間が農業を開始し、定住生活を始めたことで、社会の複雑化とともに文明が発展し始めました。しかし、ハラリは農業革命が必ずしも人間にとってプラスだったわけではないと指摘します。健康面での問題、社会の階級分け、不平等の増大など、多くの新たな問題も生まれました。

  3. 統一の秩序:これは、マネー、帝国、そして宗教という三つの大きな力が、全人類をつなげる「世界秩序」を生み出したという考えについて説明します。これらの力によって人々は一緒に働き、広大な地域や異なる文化を統一することができました。

  4. 科学革命:最後に、科学革命が人類の理解と力を飛躍的に向上させ、現代社会を形成したと述べています。しかし、科学技術の進歩は、人間が生態系に与える影響を増大させ、核戦争や気候変動などの新たな危険を生み出しました。

以上が「サピエンス全史」の大まかなサマリーです。ハラリは、人類がどのように地球を支配した種となったのか、そしてその結果どのような問題が生じているのかを、深く考察しています。

しかし今回は「5分読書」です^^

あーっさりいきます!


認知革命

「認知革命」は、ハラリが"サピエンス全史"で提唱する概念の1つで、大体70,000年前に起きたとされています。彼はこれを、人類が他の生物種から飛躍的に進化し、地球上で支配的な存在になった重要なターニングポイントと見なしています。

この認知革命の間に、ホモ・サピエンスは新たな認知能力を獲得しました。この能力には抽象的な思考、計画、複雑なコミュニケーションなどが含まれ、これらによりホモ・サピエンスは他の生物種を凌駕するようになりました。

ハラリがこの時期に特に注目しているのは、私たちの種が「虚構」を想像できるようになった点です。そう、「フィクション」です。彼によれば、これは人間が共有する神話、物語、信念を創造し、大規模な協力を可能にする土台となりました。例えば、お金、宗教、国家などの概念は、具体的に物理的に存在するわけではなく、私たちが集団で信じている「共有の虚構」に過ぎません。

これらの新しい認知能力と「虚構」により、ホモ・サピエンスはより大きな社会集団を形成し、他のホモ属の種(例えばネアンデルタール人)と競争で優位に立つことが可能となりました。これによりホモ・サピエンスは地球上の他の地域へと拡大し、その地域の先住種を追いやることができたとハラリは述べています。

したがって、「認知革命」は、人類が集団で一緒に行動し、複雑な社会を形成し、地球上で他の種を凌駕する能力を持つようになった、非常に重要な時期を指します。


農業革命

個人的には非常に皮肉が効いているなあと感じる好きな部分です。

大きな歴史的変革の一つです。約1万2000年前に起こり、この時期に人類は狩猟採集から農耕に移行し、人類の生活様式と社会構造が根本的に変化しました。

この革命の最も重要な要点は、人間が自然環境を収穫するのではなく、自分たちで食物を生産し始めたことです。穀物や家畜を栽培・飼育することにより、人間は定住生活を始め、食糧の供給を安定させることができました。

しかし、ハラリはこの農業革命を「歴史の最大の詐欺」とも表現しています。なぜなら、農業は確かに食糧の安定供給をもたらし、人口を増やすことができましたが、その一方で人々の生活は実際にはより困難になったと彼は指摘しています。労働時間が増え、食事の栄養バランスが悪化し、定住生活により疾病が広まりやすくなったのです。

また、農業の導入は社会における階級差や貧富の格差をもたらしました。農業社会では財産が重要となり、一部の人々が富を蓄積する一方で、他の多くの人々は貧困に苦しむようになりました。

さらに、農業革命は人類と地球環境との関係にも大きな影響を与えました。人類は自然を支配し、森林を切り開き、土地を耕し、動植物を家畜化して食料生産に利用するようになりました。この結果、多くの種が絶滅し、環境が大きく変化することとなりました。

したがって、農業革命は人類の歴史において、大きな飛躍をもたらした一方で、新たな問題も引き起こしました。


人類の統一

人類が大規模な社会を形成し、統一された秩序を維持するために作り出したものを指します。具体的には、これはお金(金融システム)、帝国(政治・地理的統一)、宗教(信仰や価値観の統一)の三つの大きな要素によって構成されています。

  1. お金 : お金は、異なる個人や文化間で価値を交換する手段として機能します。お金は人間が共有する抽象的な信念の一つであり、それにより人々は他の人々や地域と取引することが可能になりました。これは、人々が相互に協力し、大規模な経済活動を行うための基礎を作りました。

  2. 帝国 : ハラリは帝国を、「異なる文化を統一する力」と定義しています。帝国が広がることにより、異なる地域や文化が一つの政治的構造の下で統一されました。これにより、文化、言語、通貨、法律等が一定の範囲内で統一され、大規模な社会の統一と協力を可能にしました。

  3. 宗教 : ハラリは宗教を「人間が自然界以上の力を信じ、それに従うシステム」と説明しています。宗教は共有の価値観や信念を提供し、大規模な社会集団の間での協力と結束を促します。

これら三つの要素は、全人類をつなげる「世界秩序」を生み出し、大規模な社会の運営を可能にするための共通の基盤を提供しました。これにより、大規模で多様な集団が一緒に働き、広大な地域や異なる文化を統一することが可能になりました。


科学革命

人類が大規模に知識を得て、世界を理解し、改造する能力を得た歴史的な変革です。具体的には、この変革は16世紀から始まり、科学的方法の使用によって人類の知識と理解が劇的に増大した時期を指します。

ハラリは科学革命を、知識と権力の新たな結びつきと捉えています。つまり、科学的発見が新たな技術をもたらし、その技術が更なる探求と発見を可能にするというサイクルが生まれました。このサイクルは、人類が未知の領域に進出し、自然界をより深く理解し、自然をより効果的に操作する能力を持つことにつながりました。

また、科学革命は資本主義と密接に関連しています。科学的発見が新たな技術を生み出し、その技術が新たな市場を作り出し、そして新たな市場がさらなる投資と発見を引き寄せるという循環が生じたのです。この科学と資本主義の結びつきは、世界的な探索と帝国主義の拡大を促し、人類が地球全体を支配する力を持つようになりました。

しかし、科学革命は新たな問題ももたらしました。工業化は大気汚染と気候変動を引き起こし、核科学は核戦争の可能性を生み出しました。つまり、科学と技術の進歩は、人間が生態系に与える影響を増大させ、新たな危険を生み出したのです。

したがって、ハラリによれば、「科学革命」は人類の知識と力を飛躍的に向上させ、現代社会を形成した重要な要素ですが、同時に新たな危険も生み出しました。


最後に

「サピエンス全史」はみなさんの視野を広げ、深化させます。

それは人類がどのように進化し、どのように地球を支配する存在になったかという驚くべき物語を描いています。

ビジネスパーソンとして、この本はみなさんへ過去から未来までの広範な視点を提供し、判断力と洞察力を磨きます。

そして、何よりも、私たちが信じている価値や制度の本質について深く考えることを促します。

これは、単にビジネスの世界だけでなく、より広い社会と地球全体における自分の役割を理解するための重要なスキルです。

ぜひ時間を見つけて、この旅を経験してみてください。

それは、あなたが見ている世界を変えるかもしれませんよ^^


それでは、また次回です。

コミュ力上げて、モチベを上げよう!
それが、本当になりたい自分になる第一歩です!

ありがとうございました!^^


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