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男ふたりでネイチャーフォト修行をしてきた話

こんにちは、タケルです。過去2回、ビールを飲みつつ写真を語るという会を経て、かねてよりRED SUGARさんと実践に行こうと話していた海沢渓谷へ男ふたりでネイチャーフォトの修行に行ってきた話です。

滝を肴にビールを飲みつつ写真を語る
滝を肴にビールを飲みつつ写真を語った続き

私たちふたりはもともと美術畑の出身なのでネチっこいアプローチをしているなという自覚があります。このnoteを読んでも手軽に写真技術が向上するという類のものではありませんし、技術というよりも何を見てどのように行動するかといったマインドよりの話です。

とはいえ、写真を通してもっとうまくネイチャー(に限りませんが)の魅力を伝えたいというわりとピュアなおっさんの与太話なので、一緒に渓谷を撮り歩いた体でお付き合いいただければ幸いです。撮影や現像についての技術には触れていませんが、見る・観察するといった技術とは言えるかも。(このnoteの初出時から1年近く経ち色々と考えたり実践したりしてきましたが、基本的なことは変わっていません。)

このnoteの価格は当日の交通費をワリカンしたぐらいです。→公開から日が経ったので値下げしました(500→300円)。

客観的に指摘できる関係は大切

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大事なことなので最初にしておきたいのがこの話です。写真を趣味にするならば楽しめることが大前提。ですが、本質的に上達したいという気持ちが出てきたとき、客観的に評価しあえる仲間を持てるかというのはとても大切です。

写真を撮ってそれを誰かに見せるとき、やっぱり自分でどこか気に入ってるわけで好意的な評価をもらいたいのは自然なことです。誰かから写真を見せてもらったときにも同様ですが、残念ながらほとんどの人は圧倒的な才能があるわけでも理論をもっているわけでもありません。

だからこそ、上達を目指すなら好き嫌いや感情といったものとは切り離して客観的に議論できる仲間を持つことが大切です。客観的に殴り合える仲間。作品と人物は切り離して、グラフィックのセオリーや色彩学、または自然科学などの知識をもって建設的に殴り合えると最高です。

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