【 #詩 】終末
世界の天蓋が墜ちるとき
至上の優美な音色を聴くだろう
逃れられぬ終末にあらがう力がわき
ひとびとは悲哀から立ちなおるだろう
空は鈍色の輝きをはなち
不定形の作為がかたちを淘汰するだろう
握られた手を握り返し
大地の亀裂を無に帰すだろう
※「自動記述」の手法によって編んだ詩です。仮名から漢字への変換、明らかな文法間違いの修正など、原文より調整を行っています。
【原文】
世界の天がいが墜ちるとき
今生のうちで至上のゆう美な音色をきくだろう
逃げられぬ終末に抗う力がわき
人々はひあいから立ち直るだろう
そらはにび色のかがやきを放ち
不定形の作為が形をとうたするだろう
にぎられた手をにぎり返し
大地のきれつを無に帰すだろう
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