見出し画像

Vol1.イギリス滞在記〜1週間たって思うこと

イギリスにワーホリで入国して1週間が経ちました。

前回以下の記事でイギリス生活への抱負と、不安なところを色々と綴っていました。


「今まで旅行で何回もイギリスに行ったけど住んでみて嫌になることもあるかも」と述べていた私。

実際に住んでみてどうかと言うと…とっても楽しんでいます!

あんなに不安がってたのはなんやねんといった感じですが、まだ来て1週間で仕事もしていないので、そりゃしんどいことはないですよね(笑)。

というか仕事探しをするこれからが地獄ですが。

それはされおき、イギリスに何度も旅行したことがあっても「住む」という視点で街を見たことはなかったので、驚いたことがたくさんあります。


1. 意外と食料品が安いこと

イギリスの物価は高い高い、とニュースや色んな人の話を聞いて刷り込まれていたのでこれには驚きました。

野菜、乳製品、パンなど生活に必須の食品はかなり値段が抑えられている印象です。肉は普通、魚は割高で私が以前滞在したカナダでも高かったので、日本のように鮮度が高く安い魚が手に入る国なんて存在しないのではと思います。

特に乳製品の安さは牛乳やヨーグルト、チーズ、バター好きの方にとっては最高です。日本ではどんどん高くなってきていますよね。やはりイギリスは畜産業が盛んなのでしょう。

しかも!!以下の写真のヨーグルトがとってもクリーミーで酸っぱさも抑えられていて美味しかったです。こちらは格安スーパーのLidlで購入しました。

お値段はなんと500gたっぷり入って£0.79!
日本円にすると150円くらいです。

バナナ・ヨーグルト・ハチミツのトリオは最高です



2. イギリス人が親切なこと

まず私の住むシェアハウスの大家さんがザ・ジェントルマンです。

初日に挨拶をした際に「I'm here to help you(いつでも助けるからね)」と言ってくれました。ひねくれ者の私は、まあそんなのはよくある欧米社会の社交辞令だろうと思っていたら、ほんとに助けてくれました…!

例えば、家のことで困り事があればすぐに対応してくれて、さらにはビールが好きだと言えばビールまで買ってきてくれて「なくなったらまた買ってくるから」と、まさに神対応の大家さん。

そして、たまに家に現れる彼のガールフレンドも親切です。ブリティッシュイングリッシュ全開のアクセントは聞いていてとっても心地良く(単なる私の好みですが)、テキパキしててお掃除が大好き、そして背も高ければ声も大きい(笑)、存在感抜群のパワフルな女性です。

余談ですが、彼女と故・ダイアナ妃の話になったときに「私はイギリス人女性としていまだに彼女の死を忘れることはできないわ」と言っていたのが印象的でした。

ちょっと面白かったのは「As a British women(イギリス人女性として)」の箇所を強調していたので、それ言いたいだけじゃない?って思っちゃいましたが(笑)。

そのほかにも、地下鉄の車内で知らない人同士がちょっとしたきっかけでお話をしていたりと、なんだかみんな楽しそうだなと思いました。


3. 自然豊かな住環境

観光旅行で訪れる場合は、ロンドンの中心地から出ることがないので気が付かなかった自然環境の豊かさには驚きました。

今は少し郊外のZONE4という括りのエリアに住んでいるので、家の近所に森(といっても公園みたいなもの)があったり、野鳥が飛んでいたり自然を毎日感じられます。

私自身、野鳥観察が好きなので家の周りでロビンというオレンジ色の小鳥を見かけたり、マグパイというカラスの仲間の鳥を見かけたり、日々鳥の観察に勤しんでいます(笑)。

この自然豊かな環境の中で、「ピーターラビット」や「くまのプーさん」などの物語ができたと言われれば、そりゃそうだろうと納得させられます。

まさにプーさんのお話に出てくるような100エーカーの森が広がってそうな森もありました。

この先に100エーカーの森が出てきそう


4. 無料の地下鉄新聞がおもしろい

ロンドンの地下鉄・通称「Tube」の駅には、無料の新聞が置かれています。無料にもかかわらず平日は毎日、しかも2紙も発行されています。

私が手に取ってみたのは「London Evening Standard」という新聞ですが、無料とは思えないほどの情報量があって読み応えもありました。ロンドンのニュースからゴシップ、ちょっとしたコラムやイースター休暇が近いので娯楽施設の紹介など内容も盛りだくさん。

ちょうど英語の勉強にもなると思って、家に持ち帰ってわからない単語を調べたりしていました。


ちなみにロンドンの地下鉄では電波が届かないので、新聞を読むしかありません。

日本の電車では最近周りを見渡すと9割くらいの人がスマホを眺めていますが、ロンドンでは少ない印象です。電波がつながらないのでスマホを見られないせいかとは思いますが、新聞や小説などの活字に触れることもたまにはいいですよね。

5. やっぱり娯楽がたくさんあっていい

イギリスにこれまで4回も訪れた理由は、娯楽が多く一度で全部を堪能することが無理だったからです。

美術館めぐり・ミュージカルや舞台鑑賞・ロック音楽・ハロッズやリバティなどの百貨店めぐり・パブ文化・英国文学

・・・など、書き出したらキリがありません。

レコードショップにて:ボウイが特別店長でしょうか?


そんなロンドンに今は住んでいる、ということで早速街中を探索しました。

街を歩いているだけで古い建造物に心が惹かれ、写真を撮ったりしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。きっとしばらく経てば見慣れてしまって写真を撮らなくなってしまうかもしれないけれど、今はまだときめく心を忘れておりません(笑)。

それから、街を歩いていると次から次へと興味をそそられるミュージカルの広告ポスターが出てきたりするのもワクワクします。

ど定番のライオンキングやレミゼラブルはもちろんのこと、アナと雪の女王やバックトゥザフーチャーのミュージカルもやっているそうで、一体どんなふうに仕上がっているのかなと気になります。また観にいきたいと思います。

地下鉄構内にある歴代国家元首のポスター(何のため?)


以上、イギリス渡航1週間後の記録でした。
また今後も発信していければと思います!

この記事が参加している募集

今週の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?