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※ネタバレ注意！！！！

この考察は【マーダーミステリー】狂気山脈　陰謀の分水嶺　のネタバレを含んでいます。既プレイの方以外はこの先閲覧しないことをお勧めします。

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はじめに

あだぽしゃ / いよわ feat.初音ミク（Adipocere / Iyowa feat.Hatsune Miku）は【マダミス】狂気山脈　陰謀の分水嶺　の調査員を歌っていると考察する。
具体的には調査員がホワイトアウト後にUMAに乗っ取られて発狂状態になり最終的には仲間にUMAを追い出されるシナリオであると考えられる。

そう考えた理由

大きく分けて２つの理由がある。

①関係のある歌詞が多い点

・体が震えて→''ゾワゾワ''と「何者か」が頭の中に入り込んでくる
・気が狂った→発狂状態
・私たちもうずっと 互いのこと 好きじゃなくていいでしょう→最終的に発狂状態がいるので5人は分かり合えない。
・ 私は幸せになれるのよ ここじゃない所でも→黄泉の国に行けば縁者と再会できる。（調査員）
・懺悔と愛を→4人を裏切ったことへの謝罪と縁者への愛を（調査員）
・交差点→分水嶺を意味する？
・肥大化した自我→UMAにより欲望が肥大化させられていた。
・あだぽしゃ→仇ぽしゃ→縁者の仇（隊長）が死ぬことを示す。

②MVにも狂気山脈（主に調査員と隊長）と関係する部分が多い点

・死体を引きずっている様子→調査員は死んだ隊長を引きずって崖の下にもっていった。
・女の子のはじめの何かに気づいたような仕草→調査員が隊長の死体を引きずる途中に誰かの視線を感じたことを示すのではないか？
・サビ後の女の子が死体をいやそうな目で見る仕草→調査員は縁者の私物を隊長に奪われていたので恨みがある。
・白い上着を投げ捨てる→荷物に白い毛皮があってはまずいので、少し離れたところに捨てたことと一致。
・ラスサビで女の子が急いで走りながら喜ぶ→早く離れないとだれか見つけに来るかもしれないこと、恨んでいた隊長が死んでいて嬉しいことを示すのではないか？
・女の子が横たわって泣いて祈る→縁者が死んでしまったことや、騙したほかの隊員への謝罪、それでも縁者ともう一度会いたいことを示すのではないか？

歌詞解釈

（考察自体あまりしないので、歌詞解釈には無理やりな点や拙い点が多々見受けられると思われます。ご了承ください。）

説明１
だらんと垂れ下がっちゃった →死体がだらんと垂れ下がっていた。
栄光の手をご覧 →縁者を殺した罪人の手を見ろ。
その体が 無様に温まるまで 歩きましょう→隊長の無様な体を引きずって体が温まるまで歩こう。

説明２
水ぶくれの跡がひどい。（凍傷による低温やけど？）
縁者が死んでしまった夢を見て泣いてしまう。

説明３
大事にしてた秘密の おまじない（縁者ともう一度会いたい）と唱えると
体が震えて（ゾワゾワと「何者か」が頭の中に入り込んでくる）→「彼の声が聞こえる気がした」を表現している？
正気になった。→夢から目が覚めた

説明４　
私たち（調査員と隊長）は一生分かり合えないでしょう。
　→調査員は縁者の遺品を譲ってほしいが隊長は頑なに譲ろうとしないため
私（調査員）は縁者の遺品をもらい幸せになる。
文字すら読めぬ猿（手帳には意味不明な記述があったため）はUMAに取りつかれていたから死んだほうが幸せだろう。

説明５
あなたの有り様→今度は首のない死体（縁者の死体）を示している？
目を見て話しましょう
→はじめにペアで調査に行っているため、後にUMAに寄生される伏線？

お野菜を食べましょう お勉強しましょう
→まだ隊が平和であることを示す。

説明6
イカロスは太陽に近づき過ぎて翼を失った。
→発狂状態の人（調査員以外の4人のうちの誰か）がUMAに捨てられた。
変わることも終わることもなく続く→全体の状況は変化せず依然としてUMAが誰かに寄生している。
身に余る 寒さ→大吹雪でホワイトアウトしている状況のため

説明７
交差点に渦巻いている 悪意のような
→陰謀の分水嶺にあるほかの隊員からの疑念と殺意を示す。
靴を履くのも怖くなって 泣いていました
→テントからも出られず（周りの4人が怖くなって話したくないから？）泣いていた。

説明8
体が腐り落ちて→寄生生物に臓器を改造された。
気が狂った→発狂状態になった。

説明９
私たちもうずっと 互いのこと 好きじゃなくていいでしょう
→私たち（隊長以外の5人）は分かり合えないでしょう。
私は幸せになれるのよ ここじゃない所でも
→調査員は黄泉の国に行けば縁者と再会できる。

説明10
お互い幸せになりましょうね 忘れてよ この顔も
→隊長の顔なんて忘れて、犯人探しなんてやめてしまえばいい。

説明11
ぐわんと燃え上がっちゃった、肥大化した自我と 安物ブーツは 脱ぎ捨てましょう→いろんな怪しい言動から自分が寄生先であるとバレて、写真を撮られるか、または、ヘッドランプによって寄生生物が出て行ってしまった。

説明12
私たちもうきっと 逆向きの電車には 乗れないでしょう
→もう同じ目標に向かって行動することができない。後戻りできない。
轢き潰してきた その全てに 一言 懺悔と愛を
→大事な人に会うためほかの人をだましたり、殺してきたその行動すべてに謝罪そして、縁者へは愛を。

説明13
次作の星ふる天辺ではすれ違わないようにお互い幸せになりましょうね。

説明14
終わりのチャイムが鳴る。

予想される質問

Q.MVの引きずっている死体は顔が描写されていないので、首のない死体（調査員の縁者）ではないか？
A.MVのはじめにある何かに気付く様子が明らかに調査員が死体を運んでいた場面であると考えられるため、引きずっている死体は首のない死体（調査員の縁者）ではないと考察する。

終わりに

この考察を思いついた経緯として、最近自分が【マダミス】狂気山脈をプレイしている動画を見たためです。マダミスをほぼやったこともなければたまたま見ただけなのでもっと狂気山脈について詳しい方であればもっと精緻に考察できるのではないかと存じます。また、あだぽしゃとカップリングソング？になっているうらぽしゃも同様に狂気山脈関連であると考えられます。詳しい考察はここではしません（内容が難しく長いので）。ぜひ皆さんで考えてみてください。また、2年半程前の作品であるため、既出の考察であればしゃしゃり出るような真似をしてすみません。既出でなければ、2年半越しに少しはいよわさんと分かり合えたのではないかと考えます。