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【責任感】わたしとあなたはカンケーしている

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に興味がある人
②「教育」に悩みや不安がある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

原則、
月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも
有益な学びは、
たくさんありますので

ぜひ、最後までお付き合いください。


「いじめ」は絶対、許さない

最近、ずっと考えていたことを
わかりやすく言語化してくださった
記事があるので紹介させてください。

琉音愛さんの記事です。


琉音愛さんは、
小学校の先生をされていて、
初任の先生の指導も
長く続けていらっしゃいました。

「初任者のお世話を5年間してきた立場」から、
こまやかなアドバイスを記事にしています。

中には、厳しい指摘もあるんですが、
僕にとっては、
それがすごく懐かしいんですよね。

怖いし厳しいけど、愛がある先輩。

そんな存在が
最近はすごく減っている気がします。

たとえば、
こんな箇所がありました。

「死に物狂いで」「24時間教師」まではなくとも、ある意味、医療関係者が「命を預かる」のと同等の、「子どもの命と将来を預かる」覚悟を持っての自己研鑽が必要です。

これは僕も本当に同感で、
おおげさでなく、

学校の先生は、
生徒の「命」にかかわる仕事です。

特に、
「いじめ」や「ハラスメント」は
被害者の脳をダイレクトに傷つけ、

PTSDに似た後遺症をあとあとまで
刻み付けることがあります。

傷ついた人は
周りを責め、
自分を責め、
やり場のない怒りと寂しさに
長らく閉じ込められます。

「いじめ」だけは
絶対に許してはいけない。

その一点にかけては
警察や消防のような
危機意識を持ち続ける必要があります。

「まさか、自分のクラスでは起きないだろう」

そんなことは絶対にない!

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ボヤ程度なら、
いつだって起こりえます。

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大切なのは
ボヤのうちに気づき(早期発見)
早い段階で消すことです(初期対応)。

そういう
危機管理意識を高めるうえでは
どうしても厳しい表情で、
厳しく指導せざるをえないときがある。

ふにゃふにゃくねくねしていたら
あっという間にボヤが火事になるんです。

責任感

昨日は、
つぶやきも含めて、
琉音愛さんの記事を読んでいました。

琉音愛さんの置かれている現状は、

大なり小なり、
どの学校、どの自治体でも
相似形で起こっていることだと思います。

今の子どもたちは、家の中では言い分が通ることが多く、やりたくないことをする必要もなく、いつでも楽しいものが手に入る環境です。
大人優先を我慢したり、したくない手伝いをせざるを得なかったり、遊び相手や道具がないときは、自分で探し、工夫して作ったり と、アラフォー以上には当たり前だった経験が乏しくなっています。

その影響(特に、「叱らない育児」と「際限ない動画の育児」)で、静かにすべき場面の私語や動きを我慢したり、人の気持ちを考えたり、大人(本来は全ての人)への言動を考えたり が、できない子どもが多くなっています。
だから、ことある毎に「やるべきことはやる❗ダメなことはダメ❗❗」と本気で伝え続け、常に構えておかないと、大人より子どもが上の構造になってしまいます。

琉音愛さんは問いかけます。

今推奨されている育児を続けて、担任だけでなく、保護者も手におえない子どもを育成するか、
せめて小学生くらいまでは、大人も自分を律して(スマホやテレビなどの時間を制限し)子どもと本気で関わる時間を作ることで、コントロールのきく関係を築くか、
選ぶのは、大人一人一人だと思います。

本文より

読んでいて、
流音愛さんの根底にあるのは、
(子どもに接する)
大人としての責任感だと思いました。

最近、つとに
子どもの主体性を重んじすぎて

たとえば、
こどもが「つらい」と言ったら、
「よしよし、つらいね、やめようね」と
やめさせてしまう保護者がいます。

そこまでは
僕に意見を挟む余地はありません。

「やめる」「やめない」
これは、どちらが正解か
わからない問題です。

だけど、
やめた責任を
「本人が言ったから」といって、
子どもに100%委ねるのは、
好みではない。

仮に
「やめる」という選択をしたのなら、

保護者として、
子どもと責任を分かち合う姿勢が
必要です。

もちろん、
保護者と子どもだけの責任だけでは
済ましません。
先生もそこに関わります。

たとえば、
学校という場で、

「子ども」
「保護者」
「先生」

がいるのなら
その3者はすべてカンケー者です。

カンケーしている以上、

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「一心同体」
「苦楽を共にする」
「連帯責任」

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は不可避。

うわ、昭和!!
って思われるのかな??

僕は、
これは精神論ではなく、
単なる事実認識の話だと思っています。

「本人が言ったから」といって、
100%の責任を
子ども一人に負わせるのは、
大人の現実逃避でしかなく、

「そんなのカンケーねー」
なんてうそぶいていたら、

必ずめぐりめぐって、
大人の側にしっぺ返しがきます。

少なくとも、
在学期間中は、

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子どもと親と学校は、運命共同体
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これは厳然とした事実であって、

「カンケーねー」じゃなくて、
「カンケーはある」のです。

大人が好きなことをやりたいからって
四六時中ずっとネット動画漬けさせて、
その責任は誰にあるのか??

子どもだけのせいにしちゃいけません。
保護者だけを悪者にしてもはじまらない。
すべて学校の責任にされたらたまったものじゃない。


学校問題は山積していますが、

そろそろ全員が
「当事者」意識をもって
本気で変えていかないと・・。

ボヤじゃ済まないかもしれません。

※琉音愛さん、
 背筋の伸びる思いがする、
 気づきの多い記事をありがとうございました!

今日はここまで。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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