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SEOアフィリエイトメディア向けのデータ分析ツール「Media Analytics」クローズドβ版ユーザーの再募集します!

はじめに:この記事が参考になる人

下の3つが当てはまったら、何かしらお役に立てるかもしれないです。

  • 月末にASPのコンバージョンレポートをダウンロードして、なんとなくどこからCVが来ているか見て、申し込みが多い記事の検討をつけている。ただ、どの記事の申し込み率が高いかや、どの記事が改善できるかわからない。てかそもそもリファラとれなくてなんか知らんけど売上出てる状態….

  • 計測できないものは追っても仕方ないので、とりあえずコントローラブルな検索順位をKPIにして、ひたすら新規記事をひたすらぶっ込んでいる。または順位改善をしている。

  • 順位はあがって売上は増えているっぽいが、本当はもっと売上があげられるのではないか?

このような、「売上がっつり出てるけど、CVRや単価の改善全然回せていない…」というSEOアフィリエイトメディアさんには、かなりお役に立てるのではないかと思います。

この記事は何?

上のような課題感を持っている方向けに、データの収集から分析まで自動化し、どの記事から売上が出ているのかすぐわかるプロダクトである、Media Analyticsについての説明です。


どんな課題を解決できるか?

「どの記事からいくら売上が発生しているのか?」を計測しようと思った時に、ぶち当たる問題としては二つあると思います。

一つが、「KPIが計測できない」問題。もう一つが、「KPIを集計する時の作業コストの問題」です。

【ポイント】メディア事業の計測で起こる問題

①KPIが計測できない問題
②KPIを集計する時の作業コストが膨大な問題

①KPIが計測できない問題

SEOアフィリエイトメディアのKPI設計、マーケターのみなさまなら、以下のようなファネルを設計するはずです。

  • PV -> CLICK -> CV 

ファネルにするとこんな感じです。

そしてそれぞれのファネルのKPIとして以下のようにおくとします。

  1. 記事CTR: PV -> CTR

  2. 商材CVR: CLICK -> CV

  3. 全体CVR:PV->CV

しかし、さまざまな理由があって、この集計の難易度が高いです。

記事CTRの計測問題

記事CTRは赤い色の部分

まず、記事CTR, つまりSEO記事の中でどれくらいアフィリンクがクリックされたかを計測する方法です。一般的にはこんな感じではないでしょうか?

  1. アフィリンクを任意のリダイレクトリンクに設定する(例 example.com/サービス名-link)

  2. Google Tag ManagerやGoogle Analyticsで、クリックイベントを -link で正規表現で検索して、該当すればそのリンクがクリックされたページでイベント発生させる

  3. リダイレクトリンクから、アフィリンクにさらにリダイレクトさせる

  4. Google Analytics上で、アフィリエイトリンクのクリックが計測できるので、PVで割る

しかし、このCTRには問題があります。

それは、「CVしていないアフィリエイトリンクのクリックにも最適化が走ってしまう」ことです。つまり、CTRは高いのにCVしていないということが起こり得てしまう問題です。MCVへの局所最適化問題ですね。

実際、当社でも過去同じような計測をしていました。「CTRをあげよう」と思って、確かに上がっていたのに、月末にASPのコンバージョンリファラレポートを見たら全然売上が出ていない記事がありました。

これは計測して後から分かったのですが、「離脱されやすいリンク(= リンク先の広告主LPのCVRが低い)」にクリックが集まり、売上が出ていなかったのです。

記事CTRは、比較的計測しやすいKPIだからこそ多くのメディアが追っているのではないかと思いますが、一方であくまでも中間KPIのため、最適化は難しいのです。

商材CVRの問題

②商材CVRに関しても、難易度が高いです。というのも、Google AnalyticsがClickを取っているのに、コンバージョンはASPのデータになるので、CVRを計測するには一苦労です。

そこでほとんどのメディアさんは近似値として、ASPの管理画面のプロモーションごとのCVRを計測していると思います。

確かにこの数値は、ある程度参考になりますが、かなり抽象化された数値です。

まず、記事単位ではなくメディア全体での数値です。だから例えば、潜在系KWで多く訴求され、CVから遠いKWで多く訴求している商材であれば、プロモーションのCVRは全体的に低くなりますし、逆に顕在系KWで訴求している商材であれば、プロモーションのCVRは高くなります。

現状はKWごとにCVRを計測することができないので、サイト全体にせざるを得ません。難しいですよね。

全体CVRの計測の問題点

全体CVRの問題

③全体CVRはもっとも改善に効果的なKPIであるのですが、これも計測が困難です。

理由としては、②と同様に、PVとCLICKはGoogle Analytics上で計測されているのにもかかわらず、CVはASP側で管理されているからです。

異なるデータソースを取得して、スプレッドシートでがっちゃんこするのは結構手間です。

また、ASP側で管理されているCVに関しても、昨今のITP制限などにより、クッキーベースのリファラ取得ができず、CVがどこから発生したか追うことがしづらくなってきています。

よってまとめると、

  • PVからCVまでの全体CVRが取りづらい

  • なので中間KPIを測定していろいろやってみるもののあまり本質的な改善がしづらい…

というのがSEOアフィリエイトメディアの計測のつらみかな、と個人的には感じています。

【ポイント】SEOアフィリエイトメディアのつらみ

①全体CVRでの計測がしづらいため、中間KPIの計測になりがち
②中間KPIを測定しても、売上の改善には繋がりにくい
②全体CVRの取得のためには、リファラが取れている必要があるが、なかなか取れない。とろうとしてもさまざまなコストがかかる

②KPIを集計する時の作業コストの問題


仮に記事ごとに分析可能な形でさきほどの3つのKPIで集計しようとすると、こんな感じになると思います。

  1. 利用している全ASPのCSVレポートをダウンロードする

  2. スプレッドシートにそのデータをインポートする

  3. 分析可能な形に整形する

  4. Google Analytics Addonを利用して、記事ごとのPVを取得する

  5. WordPress,もしくはアプリからCSVで記事のタイトル、KW、URLをエクスポートする

  6. Google Spread Sheetの関数を利用して、リファラで照合して集計する

実はこの処理は、2年前に弊社の中でもインターン生の方がやってくれていたんですが、結論非常に難しかったです。以下のような悩みを持っていました。

  • 集計作業を、能力がある人にお任せすると、モチベーションも落ちる

  • ただの集計なのに、かなり関数やスプレッドシートの知識がいるので、誰でもできるわけでもない

  • 気づいたら行数が5万行超えていて、スプレッドシートが頻繁に落ちる

  • リアルタイムでCSVを取得できるわけではないので、分析が常に月末になる

  • 結局取得しても、コンバージョンのリファラが取りきれない…

Media Analyticsが生まれた背景

  1. KPIの計測問題を、なんとか解決できないものか?

  2. 集計業務をなるべく楽にできないものか?

上記二つの課題を解決すべき、開発を進めたのが、Media Analyticsでした。

Media Analyticsのソルーション

  • ファネルのデータがうまく取れず、データ取得できない問題

  • 手動でのインポートに工数を取りすぎてしまう問題

この2つが大きな問題でした。
それぞれに対して、このプロダクトでは以下のようなアプローチをしました。

①ファネルのデータがうまく取れず、データ取得できない問題

この問題に対しては、まずアプローチとしては以下の2つを取っています。

  1. サイト全体ではなく「記事ごと」で計測

  2. 初めは全体CVR(PV ->CV)の計測に特化

サイト全体ではなく「記事ごと」で計測

そもそもサイト全体のCVRがわかったところで、コントローラブルな変数にはならないため、記事単位でCVRが追えるようにしました。

初めは全体CVR(PV ->CV)の計測に特化

ファネルのうち、「記事ごとのPV -> CV」まで追えるようにしました。
記事単位でのCVRが追えるため、どの記事からどれくらいの申し込み率なのか判断できるようにしました。

具体的には、

  • クッキーベース以外のリファラ取得方法の実装

  • クッキーでリファラを取得しやすくする実装

を行なっています。

②手動でのインポートに工数を取りすぎてしまう問題

スプレッドシートでやっていたことを、全てシステムで連携できようにしました。

具体的には、

  • Google Analytics

  • Google Search Console

  • WordPress

  • 各種ASP

を設定すると、自動連携し、

  • PV

  • CV

  • 記事

  • 検索順位

といった指標を、毎日自動で取得してくれます。

そしてこれを、記事ごとに分析ができるようにしました。

「これは便利だな」と思い、社内でまず使ってきたのですが、

  • 世の中で同じような問題を抱えている方もいらっしゃるのではないか?

と思い、1年前に、クローズドベータ版のリリースをしました。

導入したユーザーの結果

実際に弊社と同じような課題感を持っている企業さんがそこそこあることがわかり、実際に導入していただいたお客様の中では、売上がだいたい3倍ほど伸びていました。(※ただし純粋にツールによる結果だけではないことは明記しておきます。)

「どのCVからもリファラが取れる状態になり、どの領域に注力すればより売上が上がるか、KW選定から施策の優先順位まで判断しやすくなった」との声をいただいております。

ただし本当に正直にいうと、現状まだ対応できるお客様と、なかなかプロダクトの成熟レベルで対応できていないお客様がいらっしゃいます。お待たせしている中、なかなかご対応できておらず、大変申し訳ございませんでした。

以下の条件のメディア様であれば、すぐに対応しやすいです。

  1. すでにASP連携の開発が完了しているASPが多いメディア様

  2. メディアの記事数がそこまで多くないメディア様(500未満だとありがたいです)

クローズドベータ版を検討していただいているメディア様の中で、「現段階」で弊社が貢献するのが難しいメディアさんとしては以下の通りです。

  1. 記事数が1000以上ある場合-> パフォーマンス的に対応できないため、希望する記事数での導入が難しくなります。

  2. 社内に改善を回すディレクターがいない場合-> 改善結果が出ても行動にうつしづらいので、ご案内が難しくなります。

  3. iOS, Android向けアプリのアフィメディアの場合 ->リファラーの計測が難しい可能性があります。

    1. SmartC, SeedApp, Circuitなどのアプリ系ASP

その他、以下の条件のメディア様は、一度ご相談させてください。

  1. アフィリエイトリンクが、ASP発行のものではなく、独自の自社のリダイレクトリンクを経由している場合-> リファラー取得が100%できるようにならない可能性があります。アフィリエイトリンクの修正依頼が必要になる可能性があります。

  2. 弊社とメディアの領域がカニばる場合(転職・就職・その他雇用に関する)→ 利害相反になりお互い嫌な気持ちになること避けたいので、ご利用いただく場合は一度ご相談させてください。

クローズドβ版の利用方法

以下の連絡手段から、ご連絡ください。

以下の情報を教えていただけますと嬉しいです。

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