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アメリカで子宮をとった話、その2

寒気がなくなった今でも大事なこと。アメリカの病院の中は寒いので、どんなに体調悪くて急いでいても、体調が良くても、ジャケットを持って行った方がいい。ブランケットがあればさらに良い。

さて、私がまな板の上の鯉のように、ベッドに寝た後は、左腕に針を刺され、点滴がはじまり、胸に心電図のためのシールが貼られまして、何回か名前と生年月日を確認され、手首のバーコードを見せて、私がいろいろ答えるたびに、みんなが夫に答え合わせを頼んでました。
そのうち新しい先生が来て、なんか会話が弾んだなーって思ったら「ちょっと眠くなるよ」と言われて薬が入り、ベッドが移動して、ドクターがいる場所に着きまして、ドクターのスマホで、ドクターの家族の写真を見せてもらって、看護師さん達とも楽しく会話していたような気がしてるうちに手術が終わってました!
あそこが手術室だったのだろうか?
いつ寝はじめたのか、よくわからない。みんなと楽しく会話できてたのかもわからない。。。

そして私が全身麻酔から起きたっていう自覚が出た時には、口に中に甘ったるい何かが突っ込まれていた、というわけ。この甘ったるいのはアメリカのスーパーによく売ってるジェロっていうプリンみたいなやつ。私は初めて食べたのがこの時で、あんまりにも甘すぎて、チョコレート好きの私も甘さにビックリ覚醒!

どうやら、ちょっと前に私が返事をしたので起きたっていう扱いになったようで、プリンが口に突っ込まれた。覚えてないけど。
眠すぎて、頭が回らず、これは甘すぎて食べないって思ったんですね。口を開けない私に、言葉が通じてないとなったのか、夫が呼ばれました。ごめんなさい、リカバリールームって感じで、家族が呼ばれてる人は見かけない部屋なのに、ご迷惑をかけました。

この時は何もいらないから寝かせてよっていう気持ちで、英語を話すっていう設定が自分にないような感じでした。言われてる事は理解できるけど、口から英語は出てこないので、会話が通じてない。残念。

夫に説得されて、チョコレートプリンもどきをちょっとずつ食べたけど、すぐ寝ちゃって。
今思うと、手術前まで痛みがすごすぎて、夜もあんまり眠れてなかったし、かといって、痛いから昼寝もできてないし、この時は薬で眠れて最高だったのかもしれません。。
ちょっと手術が長引いたのと、私の覚醒が悪いという事で、一晩入院となりました。


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