【想定・予想】2022年 NHKマイルカップ(G1)

5月8日(日) 東京11R NHKマイルカップ(G1) 芝1600m

◎1枠1番マテンロウオリオン(西・昆 貢) 横山典(東)
これといった形が無く変幻自在の動きが可能な一頭。
最内枠で囲まれて抜け出せなくなる部分だけをクリアすれば直線で突き抜けて載冠に最も近い一頭。

〇8枠18番ダノンスコーピオン(西・安田隆) 川田(西)
この馬は2歳時にキラーアビリティ(ホープフルS勝ち馬)を萩Sで力でねじ伏せて勝利をしていて、朝日杯FSでも僅差の3着に入る実力馬。走り方がストライド走法なため馬場の水分の含み具合じゃなく表面が濡れてると滑ってまともに加速が出来なくなる部分がある。共同通信杯でそのあたりが出たため着順が7着で勝ち馬から1秒ほど離されて入線している。大外枠に入って嫌われている部分があるが道中の運びと走り方の掛けあわせでは外から一気の強襲まである。

△3枠5番キングエルメス(西・矢作芳) 坂井瑠(西)
この馬はスタートを出てそのまま好位置でマイペースで運べるかだけが勝負。前走アーリントンカップ(阪神芝1600m)でスタートを決めて3番手に控えたが折り合わず頭を振って暴れていた。直線で前が開いた瞬間に瞬時の脚で抜け出したが馬場の真ん中をジワジワ伸びたタイセイディバインと外から強襲してきたダノンスコーピオンの二頭に屈する形になった。力はあるため自らの動きが課題。

△3枠6番トウシンマカオ(東・高柳瑞) 戸崎(東)
3走前の朝日杯FSで3番手から運んだが前2頭が競り合って暴走気味に運んだため実質この馬が逃げてペースを作ったことになっている中で6着だった。前走のファルコンSでは直線で前が壁になって塞がってる間に内をさばいたプルパレイが綺麗に抜け出してその分の差が届かずの5着。スタート後の位置取り次第ではそのまま上位に残る可能性がある1頭。前走後は吉澤ステーブルに放牧に出している。

☆4枠7番タイセイディバイン(西・高野友) 松若(西)
ファルコンS2着(13人気)、アーリントンカップ2着(7人気)と続けて2着入線をして本番へ駒を進めてきた。
この馬、前が開いてそこから加速さえすれば確実に伸びてくるが他の二歳時に能力を発揮してる馬が評価されて後回しにされるタイプなため大万馬券が飛び出す時はこの馬の一発で勝利まである

△7枠13番ジャングロ(西・森 秀) 武豊(西)
ウマ娘オーナー藤田氏の所有馬。前走NZTを逃げ切り3連勝で駒を進めてきた。この馬の問題は本質的にスプリンターなため距離が持つかが課題。他の同型がいるため位置取りがどうなるか分からないが武豊が出たなりで動かせると絶妙のタイムペースで動くため他の馬が雁字搦めになる可能性があり前残り警戒として押さえておくべき1頭。

△8枠16番プルパレイ(西・須貝尚) Mデムーロ(西)
課題はゲートスタート。そこだけ出れば上位に入る可能性がある。前走のファルコンSではスタートが決まりインに控えて直線で前が開いて瞬時に抜けだし1着。前残り展開として押さえておくべき1頭。前走後はチャンピオンヒルズでリフレッシュ放牧をして戻ってきた。

2枠3番ソリタリオ(西・西村真) 鮫島駿(西)
前々走のシンザン記念ではスタート後に内隣の馬から寄られる不利があって僅差の二着(勝ち馬はマテンロウオリオン)
前走スプリングSでは休み明けの前残り展開で後方に控えるような形になったため見せ場が全くなく10着。あと稍重馬場だった部分もあるためその結果だけでは見切れない部分がある。
前走後はノーザンファームしがらきへ放牧に出されてリフレッシュして戻ってきている。

2枠4番セリフォス(西・中内田) 福永(西)
朝日杯FS2着からぶっつけでのNHKマイルへの挑戦。
調教での動きは問題なくチャンピオンヒルズで放牧調整されて栗東トレセンへ戻ってきている。
5月4日(水曜日)時点の体重計測で492キロを記録していて朝日杯出走時より10キロほど体重が増えている。当日の栗東から輸送後の馬体を見て成長度合いを見比べる必要がある。
能力自体は世代で上位にいるためあっさり勝つ可能性があるが、今回の枠の並びで前が塞がって全く何もできず終了する可能性が高いため無印にしている。

6枠11番インダストリア(東・宮田敬) D.レーン(外)
前走の弥生賞で2人気に推されていたがスタートで脚滑らせて後方に位置取り3~4コーナー進出時にジャスティンロックに内から張り出されて全くレースにならずに5着に入線していた。
今回、収穫賞金が足りる状態で出走してきたのとD.レーンが騎乗することで人気になっているが強い相手と真っ向勝負をする展開をここまでレースで一度も出来ていない部分がネック。
前走後はノーザンファーム天栄に調整放牧に出されていた。

8枠17番ステルナイーア(東・木村哲) 池添(西)
阪神JF2番人気に推されて7着、チューリップ賞4人気に推されて11着と負けが続いているが兄がステルヴィオ(マイルCS勝ち馬)なため血統面から評価されている。レースの中身も着順ほど大敗をしていないが問題が東所属で続けて阪神に輸送していた部分で実際デビュー戦が一番馬体重があった。今回、東京でのレースになるため前走よりプラス体重になるとおもわれるが輸送のない分のプラス体重なため影響はないとみていい。
一番の問題は本質的にスプリントで通用するような馬たちが作るペースについていけるかが疑問なため今回は無印。
前走後はノーザンファーム天栄に放牧調整に出されていた。



【買い目】
単複 1 ◎マテンロウオリオン
馬連ワイド 1.18 - 5.6.7.13.16

抑え
単複 7 ☆タイセイディバイン

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