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眼鏡は構造上、絶対にズレます

メガネブランド「design88」で採用しているNQTパッドについて能書き垂れますw

メガネって構造上絶対にズレるんです。

どんなに素晴らしいフィティング技術やフレーム機能を持ってしても鼻と耳に乗せる構造では限界があります。
そこで私も含めて各メーカーは色々なズレない工夫をしてきました。

例えば、モダン(耳あて)先に重りをつけたり、テンプルを長くしたり、モダンや鼻パッドにタイヤの様なミゾを入れたり、形や素材を工夫したりと色々やってきましたが、やっぱりズレるんです。
テンプルを頭の形に合わせてカーブを付けたるのもありますよね。
先にも書きましたが鼻と耳で支える構想では絶対にズレるんです。

私が業界に入った頃に言われた事があります。
「眼鏡はズレる様に作ってある。同じ位置にパッドやモダンが当たっていたら痛みや炎症が出る。
床擦れ防止と同じ理屈で適度にズレないとダメなんだよ。」
若造だった私はその都市伝説的な話に納得していまいました。

でも、本当にそうなんですかね?
そう思って作ったのかNQTパッドなんです。
3点で支えるから今までより遥かにズレにくくなります。
発表から納品まで約4ヶ月。開発を合わすと1年以上、それまで自分実験台になってNQTパッドを使っていました。

自分で使って不具合が出たら発売(開発)中止してもイイやって!って思ってました。
下手したら開発費用でウチが傾くかもしれませんが自分が使ってダメなものは発表出来ませんからね!
それで約1年の使用で……
痛みや炎症は全く有りません。
それどころかズレるメガネより痛みは無いと感じました。
考えてみれば当たり前なんです。
今まではズレない様に鼻と耳を締め付ける様にフィティングしていたので痛くなるのは当たり前なんです

ところがNQTパッドは締め付けていません。
NQTパッドで通常のフィティングではタイト過ぎます。
悪い言い方ですが適当でいいんです。
コレで案外ズレない。
そして最大の驚きは「ズレないメガネってこんなに楽なんだ!」と言う体感です。

長々と書きましたが言いたい事はコレを見かけたら取り敢えず掛けて下さいってことですw

**NQTパッド
テンプル(ウデ・ツル)のモダン(耳あて)前にある雫型の第3のパッドです。 **

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