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-海外旅行の必需品だった地球の歩き方 VOL.4-

 トスカーナ地方リボルノ(ブーツの上部向う脛辺り)近郊に住んでいる友人が最寄り駅まで迎えに来てくれた。久しぶり再会を喜びつつ彼女が運転するFIATに乗り自宅へ。公共交通機関がないので自転車、バイク、車がないと日常生活が送れないと言う通り緑豊かなところに住む彼女

リボルノ郊外

 着いたのがお昼過ぎだったので軽食を頂くことに。トーストしたバゲットにトマトを塗りオリーブオイルをかけたシンプルなもの、が、とても美味しく感じた。キッチンに居ると退院間もないおばあちゃんが何やら作ろうとして鍋を準備(お粥、リゾット的なものを作ろうとしていた)それを見て
友人「もう、私が作るからおばあちゃんは寝ていて!」(たぶん)
おばあちゃん「病人扱いするな!」(これもたぶん) 
頑固(stubborn)なのよ~と友人は嘆いていた

 夕方、ご飯を食べに行くために自宅を出発。連れて行かれたお店にご両親が居た!そう彼女の家はレストランを経営していたのだ。何食べる?何でも言ってというのだがよくわからず彼女に任した

こんな感じのお店だった。。。

 先ず、ワゴンに乗った脚(生ハム)が運ばれてきてスライス。手が止まり、友人とウェイターが私を見た。変な間があり、何?と聞くと何枚食べるか言ってと言われた。イタリアレストランは申告制なのか?そう言えばチーズも必要なだけかけてくれるか。。。沢山食べたかったけど、2枚だけにしておいた
牛の煮込みもパスタも私好みでした。そしてここで生まれて初めて食べたのが。。。ウサギ!!
初めは抵抗があったのですが一口食べると気にならなくなりました笑

トスカーナ料理

 子供に赤肉(牛)を食べさせられないので変わりに白肉(兎)を与えると教えてもらった。ヨーロッパ全土がそうなのか、イタリアだけなのかは不明 鶏肉を食べさせる感覚かな⁈
 友人のご両親が経営しているレストラン、てっきりパパが作っているとおもいきやママがコックさんで、パパは力仕事や雑用をしている。そう言えばヨーロッパは女性が商店やレストランを経営していることが多い。その方が上手くいくのでしょうね

 夜は裏に住む幼友達が友人宅に来たので挨拶も兼ねて雑談。長身でボブカットの彼女はモデルみたいでクールビューティ系 しかし話すととても愉快で楽しかった。話題は日本のアニメ「ルパン三世」
誰が好きかと聞かれたので五右衛門と答えた。彼も良いけど私は次元がいいわ~と目に☆が出ていた
漫画だけでなくアニメも放送されているのが新鮮だった

翌日はルネッサンスの芸術が集まったフィレンチェへ

フィレンチェ
2か月に一回お風呂(清掃)に入っているダビデ

 ポンテヴェキオを渡り、ダビデに挨拶、大聖堂の天辺までハーハー言いながら上がった。それはそれは狭い石の階段でバリアフリーのバの字もないところ。汗だくで見た景色は最高でした。展望台?も激せまでスリル満点でした地上に降りたら友人が道に迷ったようで、道を尋ねようと人探し「あの人は?」と私が言うと、地元じゃないから聞いても無駄と言う。どこで分かるのかいまだに謎
 フィレンチェに行かれた方は分かると思うがポンテヴェキオには色々な工芸品を扱っているお店が並んでいる。観光地として有名(裕福)になったので跡取りは医者や弁護士になり後継者不足になっているとイタリア人の知り合いが言っていた。職人が居なくなるのはどこの国も同じか。。。 

ポンテヴェキオ

 橋の袂で記念写真を一緒に撮りたくて誰かに頼もうとすると友人に止められた。理由、渡したら持ち逃げされる これを聞いてかなり驚いた。そう言えばカンヌの友達にバックの持ち方を指導されたっけ、ショルダーバッグは斜め掛け、リュックは体の前に置いておくようにと。よって、私一人堤防に座って友人が写真を撮った。(←のところ)なんかな、寂しかった
 フィレンチェの街中の地下道を通っているときに若者2人が何やらひそひそ話をしていた。何しているのかな?と思って見ていると友人に腕を引っ張られ足早にその場を離れさせられた。何かの売買が行われていたところをみると、中世の都も結構危ないところだった
続く。。。

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