毎週土曜日の午後RADIO3でDJがリスナーの投票によるヒットチャート33曲を放送する『欲しいものリスト』という番組があり、いろんな曲がかかる。その中で最近気になっていたのがClaudeというアーティストのレイラ（LAYLA)という曲だ。サウンドクラウドにあったので貼っておきます。

歩くような速さのビート、短調のメロディー、オランダ語だけれど時々フランス語が入っている。珍しいので気になった。調べてみるとこのアーティストはまだ19歳、10年ほど前にコンゴから難民としてオランダにやって来て居住権を得、家族と一緒にエンクハウゼンに住んでいるそう。あ、それできれいなフランス語を話すのですね。納得。中高校の音楽の先生に才能を見出されヴォイスキッズに出場したこともあるのだそう。

今年のユーロビジョンソングフェスティバルには男女のデュオがオランダ代表として出ることになっているが、これまで２度あったライブのパフォーマンスで２回とも、男女いずれも音を外してとても聴けたものではなく、メディアに取り沙汰されている。きっとゼロポアンでファイナルにはとうてい進めないだろう。代わりにClaude君がこのLAYLAを歌ったらいいのにな。