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とにかく、一緒にレベルアップしてくれる人に入って欲しいです:『株式会社ドズル』 社員インタビュー<IP事業部:マオさん>

YouTubeは新しいメディアであるため、ドズル社に転職してくるスタッフも、WEBメディアやラジオ局、広告代理店など、YouTubeとは直接関係のない職種からの挑戦がほとんどを占めている。

しかしそんな異業種挑戦の中でも群を抜いてユニークなのが、このマオ氏である。サムネイルを見ていただいてもわかるように、元自衛隊というキャリアの持ち主で、銃をキーボードに持ち替えての挑戦である。

YouTubeの業界にフィットし活躍するまでには相当の苦労があったことは想像に難くない。

その背景やドズル社の仕事内容について、今回はうかがってみた。


マオ

2021年入社。三重県出身。セールスプランナー。
元自衛官のレンジャー教官という変わった経歴を持つ。
特技は射撃と格闘技。

※部署名や各制度、社員に関わる情報、チャンネル登録者数などの情報はインタビュー当時のものです(2024年4月:インタビュアー・文責 ponta)


ドズル社のセールスプランナーというお仕事


――マオさんは株式会社ドズルでどのようなお仕事を担当されていますか?

マオ
セールスプランナーというポジションに就いています。具体的には、企業からご依頼いただいた商材を紹介する動画の制作進行や、イベント出演の調整を担当しています。

――そうしたオファーは多いのでしょうか?

マオ
はい、ありがたいことにドズル社チャンネルの成長に合わせて、ご依頼の件数は増えています。

――それらをすべて引き受けられているのでしょうか?

マオ
いえ、すべてを引き受けているということはありません。というのも、当社ではまず、視聴者さんに喜んでいただけるコンテンツであること、面白いものになること、そしてクライアントに価値を提供できることを重視しています。なので、ターゲット層などを理由にお断りすることもあります。

――なるほど。プロモーションのための動画といっても、面白さがきちんと担保されることが大事なんですね。

マオ
そうですね。視聴者さんが喜んでくれるようなコンテンツや面白い動画に仕上がることは結果的にクライアントにとってもメリットになると考えています。

――では、実施が決定した後は、どのように進行していくのですか?

マオ
クライアントの要望をヒアリングしつつ、同時並行で契約締結にかかる法務確認や実施に向けての社内調整などをおこないます。

――そうした準備が終わった後に、動画など実際の企画や制作になるかと思いますが、そこにもマオさんは携わっているのでしょうか?

マオ
企画や制作については最近、プロデューサーや制作ディレクター、編集スタッフといった専門性を持ったスタッフが担当しています。セールスプランナーである私の仕事は、このチームを責任をもってリードし、プロジェクトをスケジュール通りに進行することになります。


――最近は、ということは以前は企画や制作にも関わっていたのでしょうか?

マオ
そうですね。3ヶ月ほど前までは、チームの体制がまだ未確立でしたので、私自身が動画の企画を立案したり、撮影のディレクションなども行っていました。

――そうだったんですね。幅広い・・・!

マオ
はい。ただ当時現場で仕事をした経験が、現在、クライアントや製作陣へのスピーディな提案や指示に繋がっていると思いますし、それは私の強みだと思っています。

――“経験を活かした提案”について、具体的に教えていただいてよろしいでしょうか?

マオ
例えば、クライアントからスケジュールの変更を打診されたときには、企画や制作の実務を理解しているので、どの工程が簡易化できて、どの工程は絶対に必要なのかを判断して調整することができます。また、撮影やイベントの現場に立ち会いもしていたので、出演するメンバーに過度に負担がかかるようなやり方は最初から避けることができています。

――なるほど。お話をうかがっていると、セールスプランナーというポジションに必要なスキルセットは、いわゆる案件獲得力だけではなく、折衝や提案、プロジェクトの進行管理や、ディレクション力も必要ということになりますかね。

マオ
はい。「我こそは」という方、是非採用ページからご応募お待ちしています!(笑)

入社当初はレンジャー部隊よりもきつかった


――ちなみに、マオさんは前職で何をやられていたんですか?

マオ
自衛隊です。

――凄い。実弾も撃ったことありましたか?

マオ
それはもう、めちゃめちゃ撃ってましたね(笑)

――自衛隊の中では、具体的にどんなことをされていたんですか?

マオ
自衛隊ではレンジャーの資格を取得しています。レンジャーは自衛隊の中で一番過酷といわれている部隊で、そこで教官も経験していました。

レンジャーの訓練では危険で知られており、この写真も相当高い山を登っているところである。さわやかな笑顔に騙されてはいけない。

――レンジャーの教官は、やばいですね。レンジャー時代の過酷な経験を教えていただいてもいいでしょうか?

マオ
レンジャー訓練の3ヶ月間はずっと厳しいんですけど、その中でも、“最終想定”と呼ばれる最終試験が最も過酷でした。この試験は約4〜5日間かけて行われるんですが、参加者は一睡もせずに任務を遂行しなければなりません。その過程で、“歩きながら眠る”スキルを身につけました。食事や飲水もままならなくて、口を開けて雨水や朝露を頼りにする状況でした。とにかく、のどがカラカラなのが印象に残っています。

――ドズル社に入ってきてそれと同じぐらい辛いことはありましたか?

マオ
自衛隊での生活は確かに肉体的な負荷が大きかったんですが、個人的にはそっちは平気な方なんですよ。ドズル社に入社した当初は新しいチャレンジが多くて、苦労しました(笑)

――新しいチャレンジというと?かなり特殊なお仕事をされたのでしょうか?

マオ
もっと初歩的なところです。自衛隊ではそもそもPCに触れた経験がなかったので、表計算ソフトやプレゼンテーションツールなんて見たことも聞いたこともなくて、その時点でつまづいていました。さらに、ビジネス用語の、“エビデンス”とか”NDA”って言葉が出てくるたびに頭にクエスチョンマークが常に飛んでいました。「カニバるってなんだよ~?」って。

※カニバる=自社の製品や店舗同士で売り上げを奪い合う状態のこと

――知らない言葉がたくさんあると、混乱しますよね。

マオ
とはいえ、こうした苦労は、就職などライフステージが変わるタイミングで誰しもが経験することで、ドズル社だから、自衛隊だからという話ではないと思っています。それに、そのギャップが大きかったおかげでこの数年で僕は、飛躍的に成長できたと思っています。今ではプレゼンに最新のAI技術を取り入れたり、クラウド型アプリを活用して数字管理をしているので当時の自分が見たら驚くと思います。

――そのようなバックグラウンドで、なぜYouTubeの会社に入りたいと思ったんですか?

マオ
1つ目はドズルさんが好きだったからですね。2つ目はブログなどのSNS上の発信を通じて株式会社ドズルが魅力的に感じたからです。3つ目は自衛隊で自分がやりたいことをやり尽くして成長が鈍化してしまったから。この3つですかね。

ドズル社の仕事は、まったく飽きません


――ドズル社では成長できていますか?

マオ
それはもう、めちゃくちゃ成長できていますね。

――私がマオさんの同僚から聞いた話によると、マオさんは業務に対する達成意欲や、やり続ける力がずば抜けていて、入社当時からものすごい成長速度でキャッチアップしていった、と聞いています。

マオ
ありがとうございます。

――ドズルさんからは、どのようにそのあたりを評価してもらっていますか?

マオ
ドズルさんはよく褒めてくださるんですが、「マオさんはレベルアップに対する意欲がすごいですよね!なので、一緒に働けることが私としても嬉しいです!」って言ってもらえたときは特に嬉しかったです。


スタッフをよく見て褒めてくれるというドズル氏。

――仕事に慣れていない時代に、なにか失敗したことはありますか?

マオ
メンバーのスケジュールを抑え忘れていて、別のイベントとダブルブッキングしてしまい、いろんな方にご迷惑をかけてしまったことがありました。ただ、その反省を活かして今はダブルチェックは欠かしませんし、撮影の予備日を設定するようになりました。そうすることで、予定が変更になった場合でも柔軟に対応できるように工夫しています。

――なるほど。そうやって一つのミスをきっかけにチームごとレベルアップさせたということですね。

マオ
はい。

――自衛隊では最後の方で飽きてしまったとのことですが、いまの仕事は飽きませんか?

マオ
飽きはこないと思っています。というのも、クライアントによって依頼される内容がまったく違うからです。最近では、単に商品を紹介する動画を作ったり、イベントに出演するだけではなく『アプリゲームの中にドズル社メンバーを登場させたい』といったクライアントならではのご相談も多くなってきました。そうすると、より一層同じ内容の依頼って無いので、いつも新鮮な気持ちで取り組んでいます。

セールスプランナーという仕事の魅力

――“同じ内容の依頼がないので飽きない”の他に、なにか現在のお仕事の魅力を言語化してもらっていいですか?

マオ
魅力ですか。それでいうと、クライアントや関係者のみなさんとのコミュニケーションを通じて、外部の最新情報に接することで、自分自身もレベルアップできることがありがたいです。また、チームで一つの作品を作り上げ、それが社会に発信されて、残っていくことにも大きな達成感とやりがいを感じます。

――具体的に達成感とやりがいを感じたエピソードを教えてもらっていいでしょうか?

マオ
実際に企画や制作に携わっていた当時の話になりますが、いいでしょうか。

――はい。
マオ
『ドズぼんの麻雀PON』という番組の立ち上げは、苦労したぶん、思い入れが深いです。

――どういう苦労をされたんですか?

マオ
最も苦労したのは、麻雀を知らない視聴者さんが見ても楽しく見れるような配信画面の作りです。そもそも麻雀って、ルールに詳しくない人にとってみたら、けっこう難しいゲームだと思うんですよね。そういう方にも面白く見てもらって、アプリをダウンロードしたくなるように、多くの試行錯誤を重ねました。

――なるほど。

マオ
例えば、画面の右側には半荘数を、下には総合得点を表示させることで、番組の途中から視聴を開始した方の理解を助け、さらには演者も状況説明から解放させたことにより、番組の肝である麻雀をしながらのトークに集中できるようになったのは達成感を感じました。

『ドズぼんの麻雀PON』。ルールを知らなくても楽しく視聴できるそうで、この番組から麻雀に興味がわいてアプリをインストールしてしまう人も少なからずいるとのことである。

――こちらのnoteはドズル社へ広告案件の発注を検討している企業の方もご覧になっていると思います。マオさんが考えるドズル社の強みはなんでしょうか?

マオ
なんといっても、視聴者さんが広告案件を歓迎してくれるっていうムードがあることですね。広告案件は一般的に歓迎されないこともあると思うんですが、ドズル社の場合は逆に高評価率が普段よりも高かったり、ファンアートをSNSにアップしてくれたりと、視聴者さんが積極的に受け入れて盛り上げてくれる文化があると感じています。

――では、クライアントから言われて印象に残っている言葉はありますか?

マオ
『いまおみ』という、“ゲームで負けほうが、生放送終了直後にお土産を買いに行く”という無茶苦茶なルールの広告案件があったんですが、クライアントから、「ゲームを知らない人も楽しめるうえに、ゲームの魅力をちゃんと対決内容に落とし込んでいる」とクライアントから高い評価をいただきました。商品を単に紹介するだけにとどまらず、企画にもこだわったことで、費用対効果が圧倒的に高かったそうです。


2023年12月に幕を閉じた『ドズぼんの今すぐお土産買ってこい!』。最終回の行先はなんと北海道の日帰り旅行。やりすぎである(誉め言葉)


一緒にレベルアップしてくれる人に入って欲しい

――マオさんの1日の働き方を教えてもらっていいでしょうか?

マオ
オンライン上のオフィスに出社(ログイン)後、まずはタスクの整理を行います。そしてクライアントからのメールには最優先で返信します。その後、所属しているIP事業部の定例ミーティングに参加し、昼過ぎからは広告案件を進行する広告案件チームとのミーティングがあります。午後は主に納品関連の連絡、調整に時間を割きます。また、メンバーに対してスケジュールを共有したり、制作の進捗管理なども行います。売上やコストの数字管理も重要な仕事です。

――なるほど。そんなマオさんにとって一緒に働くうえで、理想的な仲間とはどんな方ですか?

マオ
一緒にレベルアップしてくれる人がありがたいですね。広告案件のフォーマットや進行方法は常にアップデートしていきたいので、そういうところを一緒にブラッシュアップして行けると嬉しいです。あとは社内外問わず関係値を築くコミュニケーション能力。そして、プラットフォームの特性とレギュレーションを正確に把握して運用できる力があれば、理想的です。

――逆に、ドズル社に合わないな、というタイプはどんな方ですか。

マオ
そうですね。新しい分野への好奇心と周囲へのリスペクトがない人は厳しいと思っています。YouTubeに限らず、新しいものや人に抵抗を感じる方は、そのぶんレベルアップも遅くなってしまうと思うので。

――ありがとうございました!

マオ
ありがとうございました。


いかがだっただろうか。今回のインタビュー対象であるマオさんは、元自衛官という異色の経歴の持ち主であり、レンジャー時代の話はとりわけ興味深いものであった。そこからYouTubeの広告案件という業務をこなすようになるためには人並はずれた努力があったに違いない。

それをあっけらかんと明るく話すところにマオさんの強さと魅力を感じた。

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結果にコミットできる人であれば、圧倒的にレベルアップできる環境がそこにあるのだから。

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