オミクロンに感染した? 5歳以下で緊急な症状を書きます
おはようございます。1週間が始まりますね。お気をつけて
1月8日に5歳以下はオミクロンに注意してくださいと記事を書きました。やっと、アメリカからのデータが届きましたので説明します
オミクロンの場合、5歳以下、特に乳幼児は上気道の感染から入院する子どもが以前のデルタなどよりも入院が必要になることが多いです
では症状について説明します
普通にあるインフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、RSウイルスによる上気道感染症の症状の一つに『クループ』という咳があります
乳幼児の上気道感染症で声帯を含んだ上気道と気管に炎症が起きると腫れます
まだ乳幼児はこのあたりの構造がしっかりと出来上がっていなく柔らかいので炎症で腫れて狭くなりやすい。狭くなったところを吸う息の空気が通過するときに大きな音が出ます
音は次のyoutube動画の2分20秒ほどから聞くことができます。犬の鳴き声という表現をしている本もありますが、どのように聞こえますか?
アメリカからの報告を見るとオミクロンは鼻水、喉の痛みのような普通の風邪の症状が出てから12時間とか比較的早く上気道の炎症が進行し『クループ』を起こす。全員ではありません。中には『クループ』を起こすがいる
『クループ』とよばれる特徴的な咳をしはじめたら病院にすぐ行ってください。炎症による腫れを薬などで治療してあげる必要があります。酸素を取り入れる『吸う息』が入りにくくなっているので苦しいはずです
呼吸は苦しそうで、鼻の穴が呼吸のたびに開いたり、
なお『クループ』自体を予防するワクチンはありません。ウタ州でICUに入った子供の両親の話では、両親ともにワクチン接種済みで、子供にも一般人との接触を避けるようにしていたそうです。オミクロンは感染力が強くなるように変異したので、もはや感染が誰かの責任とは言えないようです
現在、乳幼児に安全な新型コロナウイルスワクチンはありません
治療をするとほとんど治ると言ってます
さらに乳幼児の間に実施している他の疾患のためのBCGや三種混合ワクチンが新型コロナウイルス感染症の重症化予防に働くという報告もあります
その時のために病院への行き方等を予習して、幸運を願いましょう
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