「行きと帰りの飛行機でわかったこと」


「行きと帰りの飛行機でわかったこと」


だいすけわたなべです。
新千歳から羽田への飛行機の中で
書いています。
空港に着いた頃は少し寒かったです。
マスクをずらして鼻から吸い込んだそれは
もう冬の空気でした。


ムジカに来てくれたみんな
配信で観てくれたみんな
今回の旅で会えた関係者のみなさん
どうもありがとう。

秋の札幌は本当に気持ちがよくて
いい季節だな。
いいところだな。
と何度もおもったし
声に出して言った。

友達のバンドマン、タクマモトオの
プロポーズの成功も祝えたし
行けてよかった。

改めておめでとう。

生配信できなくて本当に申し訳ない。
アーカイブは18日まで観られるので
どうかそちらで何度も観てね。

健ちゃんとの気楽なふたり旅は
たのしかった。
モトオがおしえてくれたラーメンも
おいしかった。
五丈原。
ゴジョーゲン。
開店と同時に行った。
札幌の味噌ラーメンは
いつもおいしくて感動すらおぼえる。
そして味噌ラーメンを食べて
体があたたまるたびに
なるほどな、とおもう。

行きの飛行機でわかったこと。

今まで飛行機に乗る時には
耳が痛くならない耳栓をしてたんだけど
今回はそれを忘れて
もうしょうがないな、とあきらめて
最近買ったアンダーアーマーJBLの
Bluetoothイヤフォンで音楽を聴いて
本を読んでいた。
ちょっとドキドキしながら。
一度も痛くならずに着陸した。
快適な空の旅だった。

安心すると同時に複雑な気持ちになった。

なんだったんだ。
今までの数年間は。

たしかに、形が似てる。
というか、インナーイヤフォンは
音の出る耳栓だもんな。

それが行きの飛行機の発見。

帰りの飛行機は最終便にもかかわらず
混んでいた。
ゴトーキャンペーンの影響だろうか。
座席指定はできず
3列の真ん中。
やだなぁ、とおもって席についたら
両隣がおじさんだった。
ため息&白目。

離陸してしばらくの間
ウトウトしていた。
目を覚ますと
何かのにおいがした。

帰りの飛行機でわかったこと。

飛行機の隣の席で
柿ピーを食べられると地獄。

左隣のおじさん(手荷物をなぜか
4つも持ち込んでいた)が
柿ピーを食べていた。
さらに機内サービスのお茶が入っていた
紙コップに持参の飲み物を入れて飲んでいる。

帰りの飛行機でもうひとつわかったこと。

飛行機で隣の席で飲まれる
「ワンダ 極みカフェオレ」のにおいは
苦痛の極み。

マスクをしていても
城の門を破る騎馬隊の如く
不織布をつらぬいて鼻の中に入ってくる
柿ピーと極みカフェオレのにおい
from おじさんのマウス。
百歩譲って
きれいなお姉さんだったら
まだ許せたとおもう。
いや、きれいじゃなくてもいい。
お姉さんなら、いい。
なんなら若いかわいい男の子でもいい。
横浜流星くんみたいな。
(ちゃんと認識してないから実際に隣に横浜流星がいてもたぶんわからないけど)
おじさんはおじさんがキライなのだ。

はやく着け。
とおもいながら
ささやかな抵抗をしてみる。
イヤフォンの音量をマキシマムに。

さぁ、漏れろ!

隣の席の人の音楽うるさいなぁ。
あ、そうか。
オレの柿ピーとカフェオレも同じか!
と気づけ!

ボクからのメッセージは届かず
おじさんは柿ピーを食べ終わり
カフェオレを飲み干し
寝た。

これが今回の旅でわかったこと。
行きと帰りの飛行機でわかったこと。

それと
札幌はいいところ。
四季のあるこの国は美しい。
ファンのみんなに直接に
歌を届けることができるのは
ハッピーの極み。

台風を心配しているみんな、大丈夫よ。
10日の掛川の野外LIVEはきっとできる。

こうなっちゃったら、どうしよう。
という方にばかり考えると
現実はそっちに引っ張られる。

きっとこうなるはず。
と考えていれば
少しずつ現実は変わる。
そして未来は変わる。

そろそろ羽田に着きそうだ。
やれやれ。
苦痛な時間というのはどうしてこうも
長く感じるものなんだろうか。
キミとのデートは
まるで一瞬だったかのように感じるのに。


ボクは腰の低い位置で
しっかりとベルトをしめた。



#dw25_daisuke


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