見出し画像

消化力を維持する簡単スパイスレシピまとめ

消化力が落ちると、病気にかかりやすい体になる

東京は春の雪。

急激な気温の低下と突然の大雪は「桜と雪の組み合わせはきれいだねぇ」なんて呑気に言ってられないほど不吉ですが、

東京の人が外出を自然と控えるために必要だった天の恵みのように感じます。

とはいえ、このまま自粛が続くと、どうしても運動不足になりますね。

運動不足になると、どうなるか。

血行促進が衰える→体が冷える→消化力が落ちる→代謝が十分でなくなる

これでは、ご飯を食べてもその栄養が行き渡らなくなり、栄養が足りないと心も安心しなくなり、ただでさえ不安な気持ちがますます加速されてしまいます。

さらに、消化の火が弱くなると、

・未消化物がたまる

・食欲にムラがでる

といったことも考えられ、病気にかかりやすい体になってしまう。

普通に食べて、普通に歩くって本当に大事なんですね。

せっかく自粛していたのに、弱い体になってしまった!ということがないように、食べた後は、食べたものをちゃんと消化したい。

そんなとき、おうちから出なくても味方になってくれるのがスパイスです。

そこで今回は、買ったはいいもののキッチンでほったらかしになっているだろう、スパイスたちを活用する簡単レシピをお届けします。

①肉はクミンで炒める

画像1

【クミン】K↓V↓ 軽性/乾性/温性

インド料理といえば!の代表的なスパイス、クミン。スパイス界の王子のような存在で、スパイスが好きな人はみんなが大好きスパイスなのでは。

スパイス屋さんで買うときに「なんかわかんないけど、一番使うスパイスっぽいしとりあえず500g買っとくか」って大量買いして、自宅にいま、480gくらい余ってるんじゃないですか?

でも、クミンは意外とどんな料理にも馴染みがよく、和食の中に紛れてもすっと仲間になってくれる。

食材で相性が良いのはなんといっても肉類です。特に牛肉や羊肉など、消化に重たい(=消化に時間がかかる、消化不良になりやすい)肉類と一緒にすると、消化を助けてくれる上にさらに美味しい。

そこで、

・とりあえず肉類を炒めるときはクミンを使う

のがおすすめ。

炒め物をするとき、スパイスを使う手順にはコツがあって、

1)フライパンに油をしく

2)スパイスを入れてから点火し、中火くらいでスパイスの香りをまずオイルにうつす

3)それから食材を投入する

というのがベーシックな調理法です。

2)の工程は鼻を使うのが一番ですが、見た目で判断するにはスパイスごとに反応が違い、クミンはクミンの周辺がしゅわしゅわして泡立ってきます。

そしたら牛肉やら羊肉を入れ、強火で炒め、岩塩と黒胡椒で仕上げる。レモンを絞ったり、クレソンやパクチーの生葉を和えて仕上げてもいいですね。簡単なのに、最高に美味しいし、油たっぷりの焼肉も食べられる。

ちなみに、家族2〜4人分くらいのお肉を使ったおかずなら、クミンは小さじ1程度で十分です。

ここから先は

3,364字 / 6画像
アーユルヴェーダの生活法を無理なく取り入れていくと、長年付き合ってきた不調に振り回されない元気な身体と心に変化していきますよ。

睡眠や運動、オイルのセルフケア法などまず1日を整えて、1年を通して元気な体に変化したい方のためのマガジン。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

サポートしていただいた分は、古典医療の学びを深め、日本の生産者が作る食材の購入に充て、そこから得た学びをこのnoteで還元させていただきます^^