人間は受動的存在か、意識的存在か
この論争は、おそらく古くからある。
まあ古代とかはよくわからないけど、例えばキリスト教が社会全体を覆い尽くしていた中世ヨーロッパなどでは、人間はほぼ完全に受動的な存在としてみなされていただろうと思うし、その反動でギリシャローマの文化が復活したルネサンス期以降は、むしろ意識的な存在であることを謳歌しはじめたのだと思う。
でもその後、実存主義が出てきて、構造主義がでてきて、それに対するポスト構造主義が出てきて、現代思想は混迷を極めている。まあそれを話し出すと終わらなくなっちゃう