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肉が食べたい!!

にわかにそう思って駅ビル内のステーキ店に入った。
初めての店である。

店員さんの説明によると、焼いた鉄板にレアな焼き肉をのせて出すので、自分で好みの焼き加減にして、味付けして食べてください、とのこと。

えええ〜っ!?
自分で料理したくないからお店に入ったのに~!!
何よそれ〜!?

調味料 玉ねぎのソースや胡椒を使う

と不満に思いつつ、ランチタイムのスープやサラダを摂取する。

そして、いざ鉄板でジュージューいって牛肉が出て来ると、そそくさと炒めて食べ始める私であった。

玉ねぎのソースで味付けする。

もやし、玉ねぎ、コーンなどの野菜も炒め、ついでにライスも混ぜてしまう。

早い話がステーキライスを作って食べた。

こういう写真は撮った

あ、肉の写真撮ってない!

と気づいたのはすっかり食べ終えてからだった。

でもなあ……。

外食って他人に料理してもらうのも代金に入ってるのに……。

半分ぐらい自分で作らされて何だか納得いかないのだった。

それで言えば、私がもっと納得出来ないのはバーベキューである。

批判覚悟で言うならば……。

あれって男子供の遊びじゃないの?

本八幡 らんぷすぱいすのドライカレー
まごうかたなき他人の料理

わざわざ不便な野山でろくな調理器具もなく安定しない火力で料理を作って食べて……何が楽しいの? 

とまでは言わない。

ふだん料理などしない人達が、料理というイベントをやってみるのは楽しかろう。

私だって子供の頃、林間学校とかでカレーなんか作ったりして、珍しくも楽しかった覚えはあるよ。

でも大人になって一人暮らしを始めれば、否応なく毎日毎日料理をしなければならない。

わざわざ野外に行って不便な場所でテキトーな料理作って何が楽しい?
と思うようになったわけよ。

市川市に引っ越して来た
神保町ろしあ亭のボルシチ

ましてや主婦の方々は?

喜んでいるのは亭主や子供だけじゃないの?

準備や後片付けだって、結局は主婦の仕事になりそうだし。

昔いとこの一家と我が家とで野外のバーベキュー施設に行ったことがある。

昭和の家族だからさ。

父や兄は口出しするだけで、座って何もしやしない。

叔母さんなんぞ、野外で焼く海老の背ワタを取ってたりするのよ。

何これ!?

何なのこの茶番!?

思春期の私はひたすら仏頂面をしていたさ。

ああ、イヤダイヤダ!!!

慣れた台所で馴染んだ器具を使って料理を作って食べた方が、まだましだ!

そう思いませんこと?
ねえ、奥様。

ええ、子供の笑顔は全ての不満を帳消しにする!
だから、つきあっているんですよね。

亭主の笑顔が何の役に立つかは知らねども。
(う~む……毒が多いな)

世界に名だたるイタリアンの名店
サイゼリヤ!!
千葉県市川市が発祥の地である

と偉そうに言ったわりに、載せた写真は全て他人の料理だったりする。

いや、自分の料理もあるけれど、とても他人様にお見せ出来るような代物ではないのだった。

そんなBBAの愚地でした。


どっとはらい。


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