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[インターの選び方(2)つづき]初めてのインターは、どこがいい?どうすればいい?小学生高学年編

こんにちは。
EDUBALアンバサダーの泰真美です。
前回は、幼稚園生だった長男がどのようにはじめてのインターに馴染んでいったかを書かせていただきましたが、今回は小学生高学年編。

長女が初めてのインターでどのように馴染んだか。英語はどのように身に着けていったかをお話します。

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前回までのお話は、こちら。👇👇👇

はじめてのインター 小学5年生編

編入前に日本での下準備

姉と弟で同じ学校に行ってくれないと送迎が大変!と思ったものの、姉は年齢的に希望の学校に入れないかもしれないと思い、駐在の内示が出た後、焦って、英語で英語を教えてくれる教室へ。

グループレッスンに加え、個人レッスンもお願いし、3か月ほど詰め込みました。
とは言うものの、小学生の初めての英語レベルでは、詰め込むのにも限界が。
果たして、効果があったかは、振り返ると不明です。当時は、藁をもすがる気持ちでした。

インターの編入試験は、英語のテストと本人面接。あと、成績表とは別にeducational background レポートを出して欲しいと、アドミッション担当者に言われました。
英語力ほぼゼロな娘が、学年を落とすことなく編入できたのは、このeducational background レポートのお陰では?!と思っています。

レポートには、本人のお稽古事歴や、その作品の写真や動画(ピアノの発表会の動画や絵画作品)、性格や長所を親ばか丸出しでアピール。スポーツ歴も書きました。

いざ、編入

さて、長女は、日本で、小学4年生を終え、5年生になるタイミングでのインター編入。
Y5は、プライマリー最終学年。しかも4月編入だから、残り3か月という中途半端さ。
(インター編入は、夏のタイミングが本当におすすめですが、当時はわかりませんでした)
学校の授業は、学年末のテストに向け、総復習に入っていました。

この3か月は、慣れることだけをしていました。
毎日学校に行くだけで、素晴らしい!
なにせ、英語だけでも大変なのに、PC必須。
当時、宿題の提出は、USBで提出でした。
子供たちが、キーホルダーを付けたUSBをクルクル振り回しながら先生に提出している様は、今まで日本の小学校でノートとプリントを提出していた私たち親子には、違う世界のことのように感じました。

日本でまったく英語の先取りをしていなかったので、もともと娘の英語力は、ローマ字と英語が区別がついていない程、つまりゼロ。
学校からは、数か月は、専任のTA(teaching assistant)を授業中につけるよう指示されました。(もちろん学費と別料金😢)
ほかにも、EALの先生にお願いして、家庭教師を紹介してもらい、宿題をサポートしてもらいました。紹介してくださった先生は、なんと現役の他校のインターの先生‼ 専門が理科とのことでしたので、英語だけでなく、理科の宿題も見ていただきました。
あっという間にY5が終わり、夏休みに突入も、成績表は、スラッシュばかりでした。
つまり、成績がつけられないということ💦

夏休みの過ごし方

午前中は、英語の授業、午後はゴルフのレッスンという、他校のインターのサマーキャンプをネットで見つけ、申し込みました。
2週間ほどでしょうか。毎日、スクールバスで登校です。とにかく、英語漬けの時間を増やすことが大切と、考えていました。
そして、この年齢ですと、耳から英語を入れると同時に、文法からしっかりやる必要もあります。
EALの教科書「ENGLISH GRAMMAR IN USE」を使って、家庭教師と一緒に、勉強をしてもらいました。

転機は突然に

夏休みも終わり、Y6が始まり、嫌がることなく学校に行ってはおりましたが、やはり年齢的に難しいお年頃の女の子。
なかなか仲良しの友達は、できていない感じでした。
学年に数人いる日本人の女の子と一緒にいましたが、どう考えても、日本にいたなら仲良くしないタイプの子たち(笑)
ちょっと悩ましいなと、思っていました。

そんな中、編入から一年が過ぎようとする頃でしょうか、学校の旅行がありました。
修学旅行をワイルドにした感じのschool trip (residential trip) 。山小屋に数名のグループで泊まるのですが、なんと娘の泊まる部屋に蛇が出たと騒ぎになり、その部屋の子たちは、バラバラによそのグループに吸収合併されることに。
そこで娘が一緒に過ごしたグループと意気投合!
一気に距離が近づき、以後、そのグループに混ぜてもらえることになりました。
ドイツ、イスラエル、香港、タイ×ドイツなどのお友達に囲まれ過ごすことで、英語力も指数関数的に伸びていきました。
また、学校のスポーツチームにも参加していたことで、FOBISIAなど、アジアのインターのリーグ戦に参加、遠征を通して、ますます友達の輪が広がり、あっという間に、学校に溶け込んでいきました。

遠征帰り。

楽しすぎるインター生活


日常の学校生活では、英語の支障がなくなり、アカデミックではまだまだ成長の余地はあるものの、授業も問題なくついていけるようになると、そこからは、イケイケです(笑)。
週末はsleep overで忙しく、平日は朝から夕方遅くまで学校。長期休みも、お友達家族に誘われ、バカンス旅行に同伴。
結果EALは2年で抜けました(笑)。
しかも、クラスで表彰されました(笑)。
そして、日本の学校には戻らないと宣言されました(笑)。

スポーツ遠征でブルネイに行った時は、現地の新聞に載りました。


まとめ

振り返ってみると、社交的でおしゃべりなタイプは、どの言語でも、しゃべりたくてたまらなくなるので、馴染むのも、学ぶのも早いです。
もちろん、本人なりに努力はしてきたと思いますが。

そして、芸は身を助く。
インターに編入する前に日本でやっていたスポーツやお稽古事は、友達作りや、学校に馴染むのに、大変に役に立ちました。

このnoteが、春の異動時期を控えて、学校選びに迷っている方の背中をそっと押す、一助になれば、嬉しいです。

EALのクラスで表彰された時