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【Case6#🌸工学院大学附属高校インターナショナルコース合格】Edu-more plus会員~我が家の帰国受験体験談~

帰国受験に寄り添うコミュニティ”Edu-more plus”会員の2024年度帰国受験合格体験談をインタビュー形式でご紹介します。先輩会員の経験談が、これから受験を迎えられるみなさまの学校選びや受験対策のご参考になれば幸いです。

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家族構成と海外駐在歴について教えてください。

父母と兄弟4人家族。アジアに母子留学約3年

海外および本帰国後に通った学校は?

海外のインター校に2年10ヶ月在籍。
コロナ禍で外出もままならない厳しさだったため、日本への帰国を決意しました。帰国後、公立中学に中1年2学期より編入しました。

受験校と入試科目は?

  • 工学院大附属高校インターナショナルコース(合格・進学)

  • 啓明学園高校 一般クラス合格



<受験校として検討した学校> 

・国立大附属高校→IBコースは理系選択が出来なかったこと、他コースもわが子の適性に合っていないと感じ出願しませんでした。

・県立高校外国語科→県立高校は合格したら必ず進学することを受験直前に知り、子どもの適性や将来をこの時(ようやく)一番真剣に考えて出願を取り下げました。

工学院の入試科目

国語と数学は受験科目から外し、英語筆記試験と面接で臨みました。英検準1級取得者は英語試験免除でしたが、受験時は合格出来ていなかったため免除にはなりませんでした。

英語試験 筆記、リスニング、英作文の構成、英検試験に似ていました。

保護者同伴面接(子供:日英、親:日)
日本語で入学後何をやりたいか、留学のことなど一般的な質問の後、英語でも似た内容を聞かれていました。保護者への面接は併願校、通学時間、教育方針についての話題でした。 

(*試験内容は2024年のものになります)

入試対策はどうされましたか?

帰国後は一般的な塾に通い、中3秋に帰国子女受験をすると決め外国人講師にオンライン指導を受けました。

英語対策方法は?

帰国後は、英検を柱とした勉強を継続しました。
1) 帰国前から指導を受けていたネイティブ講師のオンラインクラスは英検対策に特化させ、2級取得後は自主勉強に切り替え語彙を増やしました。準1級2次試験直前には再びオンライン英会話で外国人講師の指導を受けました。
2) 夏に6週間ネイティブの留学生を家に迎え、日常的な英語環境の期間を設けました。
3) 入試対策では、ネットで調べた帰国子女入試の一般的な想定質問、作文テーマをオンライン英会話講師にシェアし、それに応じた指導を依頼しました。

ネットで情報収集をしていましたが、Edu-more plusの無料個別相談のアドバイスも参考にしました。 選択理由としては英語受験が可能、IGCSEプログラム履修により海外進学が身近になる、日本の高校教育課程も選択可能、理系大学附属ゆえの理系情報に近い環境(本人は理系が弱いのであえての選択)、学校間の国際交流が活発なRound Square加盟校である事などがポイントでした。

Round Square(ラウンドスクエア):ドイツの教育者であるクルト・ハーン氏が、次世代の国際的リーダーの育成を目的として設立したのが始まり。世界50ヵ国250校以上が加盟。詳細はこちら

HPより

合格の秘訣は?

夏に留学生と生活し、秋に英検、冬に入試と英語モチベーションを高めていき、入試直前に英作文と英語面接の個別指導を2週間毎日外国人講師よりオンラインで受けたことです。 また工学院の英語試験が英検に似た出題形式だったため、継続して取り組んでいた英検対策も良かったと感じています。

受験で大変だったことは?

わが子に合う学校探しと塾探しです。通っていた公立中学や一般塾では帰国子女受験情報が無く、公立高校が良いのか、帰国子女寄りが良いのか、はっきりしないまま時間が過ぎていきました。そのため適切な塾や指導者を探せず、本格的に受験勉強をスタートさせることが遅れてしまいました。 また英検準1級取得ための自主勉強はスケジューリングが難しく、結局出願には間に合いませんでした。

今後の不安

直接の知り合いがいないことから、自らが情報収集した中で知り得たことで学校を決めたので、校風など本当に本人に合っているかという不安はあります。また英語だけの受験で入学することから、他教科の授業についていけるかという不安もあります。

母としての感想とこれから受験されるみなさんへのアドバイス

情報を早期に集めることが大切だと思います。我が家は、帰国後とりあえず公立中学に入り、公立の良さも感じていたので帰国子女受験をするかどうかなかなか決められませんでした。しかし、だからこそいろんな角度から高校受験情報を早くから収集すべきでした。早く方向性を決められていたら納得のいく受験勉強ができたのではないかと思います。

さらに、決して情報だけに惑わされることなく親として「自分自身の目と耳を使い、気になる学校に出向き説明会で実態を観察し、子どもの能力や適性に合うかどうかを判断すること」が最も重要だと思っています。人気校でも本当にわが子に合っているのか、しっかり見極めることが必要だと感じます。

後日談

入学式当日から凄いスピードでクラスがまとまっていました。式典後、教室に行くとネイティブの担任教師のもと一貫生と高校編入生の境目がわからないほど皆楽しそうに話していて、自然な流れでクラス写真の撮影になりました。保護者LINEではすぐに画像が共有され、一貫生ファミリーのフレンドリーなコミュニティに高校編入ファミリーも温かく迎えてもらっていることを感じました。 授業スタイルは、先生の説明後にクラスメイトと自由に意見を交換することが多く、そこで理解が深まって楽しい。と毎日喜んで通っています。(親はホッとしています)



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