未経験ノンデザイナーが Figmaを使えるようになるまでの100days~Spectrum Tokyo Meetup #10~
こんにちは!えいちゃんです!複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営している株式会社Another worksで社長室兼社長秘書を担当しています。
今回は「社長室×デザイナー」をテーマに、連携強化を目的としたデザインスキルの習得についてお話します。弊社のデザインツールであるFigmaを、なぜ社長室である私がFigmaを学ぼうと思ったのか、実際どう学んだのか、学んだあと今どんな変化があったのか、皆さんにお話していきます。社内連携に困っているデザイナーの方、デザイナーとの連携を強化したい方に是非読んでいただきたいです。
■社長室がデザインを学ぶ前
デザインを学ぶ前・未熟な私は、こんな関わり方をしてしまっていました。
結果からわかるように上手く連携ができていない、悪いモデルケースです。要因は主に2つあります。
①「脳内イメージ」を言語化できていない
②デザイン思考がインストールされておらず、思考が短絡的
まず、私自身が「イメージしている最終アウトプット」を誰が見てもわかるように言語化できていませんでした。「ふわっとしている脳内イメージ」のママで依頼してしまっていては、イメージとまったく異なるアウトプットになるのは防ぎようがありません。
また、制作の目的や起こしたい行動変容について線で整理することができていませんでした。「どんな人が、どんな経緯でたどり着き、どんなメッセージを受け取り、どんな行動をして、最終的に何をしてほしいのか」デザイナーが日々当たり前に実践している思考回路がありませんでした。
これらの要因から、百聞は一見に如かず。私が最低限のデザインスキルを身につけ、連携不良を解消することが急務と判断し、Figmaを使い勉強し始めました。
■実践したことについて
デザインを学ぶといっても、実践したことは非常にシンプルです。従来依頼していた業務の中で比較的簡単なものを「まずは自分で」やってみることにしました。
| STEP1. Figmaをインストール ↠ 最低限扱えるように
まずは、弊社が使っているデザインツールFigmaを最低限扱えるように、とにかく触ってみることから始めました。お恥ずかしながらインストールし、アカウントを作ることからのスタート。見様見真似で使い方を覚えていきました。
| STEP2. noteのサムネイルや資料をまずは自分で作成
次に、noteのサムネイルや資料など比較的パターン化されているものについて制作しました。過去デザイナーに作成いただいたアウトプットを参考にしながら、自分なりに作成してみます。
| STEP3. 週に1回30分、デザイナーからフィードバックを受ける
最後に、デザイナーからSTEP2で作ったアウトプットをフィードバックいただきました。頻度は週に1回30分。必ず毎週1つでも進捗があるように私自身勉強を継続することができました。
30分の時間では、修正ポイントを解説いただきながらデザイナーが修正。同時にデザイナーの操作をコピー(同じ動作をして真似る)することで新たなスキルをインプットしていきました。
■100日後の変化(スキル面)
こちらが100日後の変化です。学ぶ前と後では、別人が作ったような差がありました。*Afterにおいても、いまだ至らずお恥ずかしい限りですので、何卒ご容赦ください。
■100日後の変化(連携面)
| 変化① 小さい作業はクオリティチェックのみ
最低限のクオリティで作成ができるようになったため、小さい作業はクオリティチェックのみで完了することができるようになりました。これによりデザイナーの工数の削減、デザイナーならびに私自身の連携工数の削減に繋がり、時間を生み出すことができました。
| 変化② デザイナーとディスカッションできるように
依頼時に”動かしたい感情や行動変容”を伝え、最適なアウトプットを議論できるようになりました。以前は「依頼↠受取」になってしまっていた関係が、最適なアウトプットに向けた連携を実現することができています。
デザイナーとの連携が上手くいくようになってきたからこそ、私自身より大きなプロジェクトも任せていただけるようになり、日々の業務に直結するスキル習得につなげることができました。
ここまで、デザイン思考の組織浸透、社内連携をテーマにお話してきました。上手くいっている取り組みがあれば是非勉強させてください!
■登壇させていただきました
本noteの内容は、デザインの多様性を追求するデザインコミュニティ「Spectrum Tokyo」が開催するMeetupにてお話させていただきました!
\社長室が伝えるAnother works バックナンバー/
EIKO KURODA
▶EIKO KURODA プロフィール
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