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大学教員公募 web提出

ここ最近、「研究者人材データベース=JRECーIN」に掲載されている大学の出願方法を見ると、「JRECーIN」から応募を採用している大学が増えつつある。これは文科省が大学に通知を出し、出願者への負担を考慮したのだろうか。

確かに今まで紙媒体で提出が当たり前だった。必要書類が多ければ、書類の厚さも増し、さらに郵送も普通ではなく「簡易書留」または「書留」と指定される。またはレターパックでも可とする大学も増えているが、それでも紙媒体の提出は、多くの大学に出願するとなると、かなりの出費になる。

書類審査後、多くの書類は破棄されてゴミになる。せっかく時間をかけて書いた書類が無駄になってしまうのは、悲しいものだ。
JREC-INでの提出は電子提出だから、締切日ギリギリでも提出が可能な点が大きい。「当日必着」となると、郵送配達日も考える必要もあるので、締切2−3日前に郵送する必要が出てくる。

私も今年度、いくつかの大学に公募出願したが、電子提出は5大学あった。これまでは全て紙媒体であるので、こうした電子提出は本当に助かる。

来年度はおそらく電子で提出をさせる大学が増えてくるはずだ(いや、増えて欲しいものだ)。多くの大学へ出願する人たちへの経済的そして精神的不安を少しでも取り除くために、電子出願がもっと広がってほしいものだ。

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