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えとみほの「一次情報の森」

AI時代のインターネット発信の価値について考えたときに、自分が直接見聞きした「一次情報」に価値があるのではないか?と考えました。このマガジンでは、えとみほの「実体験」をベースに、… もっと読む
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#転職

複利の力

複利の力

新NISAが始まって、日本は空前の投資ブームが到来している。そんな中でよく聞くのが「複利の力」という言葉だ。

複利とはどういうことかというと、利子にもまた利子がつくということである。たとえば元金が100万円あり、この100万円を年利2%で1年間運用したとすると、1年後には102万円になり、2年後には104万円ではなく104万400円となる。このように、利率により雪だるま式に資産が増えていくことを

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スポーツチームへの転職を考えている人へのアドバイス(30代以上編)

スポーツチームへの転職を考えている人へのアドバイス(30代以上編)

先日、旧知の方から「スポーツチームから転職のオファーをもらっているのだけど、迷っているので話を聞いて欲しい」という相談を受けた。実は、この手の相談はけっこうある。

それに対して昨日Zoomミーティングでぶっちゃけトークを展開したら「えとみほさんに相談してよかった。こんなに解像度の高いアドバイスができるのはえとみほさんしかいない」と大感謝されたので、私のレアな経験談が参考になる人がいるならばと思い

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40代以上の転職活動で気をつけたいこと

40代以上の転職活動で気をつけたいこと

人手不足が本格化している。

最近経営者の友人に会うと、誰も彼もが「こういう人いない?」と人を探している。詳細を聞いてみるとそれほど厳しい条件でもないのだが、募集してもなかなか見つからないらしい。

こういったケースで多いのは、密かに年齢制限を設けているケースだ。しかし、皆昨今の人手不足も十分認識しているので、年齢にはこだわっていないという。それでもなかなか見つからないらしい。

聞けば、これまで

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「なんでも自由にやっていいよ」の落とし穴

「なんでも自由にやっていいよ」の落とし穴

自由な社風のメガベンチャーを、メンタル不調で退職したエンジニアさんのnoteがバズっていた。

最近、よく似た話をスタートアップに転職した非エンジニアの友人から聞いたのだが、「自由な社風」がウリのベンチャーやスタートアップでは、その「なんでも(提案して)やっていいよ」な社風が仇になって、入社してまもない社員が離脱してしまうことはよくある話である。

「自由な社風」はそもそも働きやすいのか自分自身も

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「去り際」の美学

「去り際」の美学

「えとみほさん、お久しぶりです!」

こんなLINEが届く季節になった。

同業界転職のメリット

同業界転職のメリット

今年になって、自分の周りでは転職する人が増えている。理由はマチマチだが、20代〜50代まで年齢問わず増えている印象なので、それだけキャリアアップのための転職が当たり前になってきた、ということなのかもしれない。

そういう私自身も、5月に4年ぶりの転職をした。周囲のおおかたの予想に反してまたサッカー業界を選んだわけだが、同業界の転職は思いのほかメリットがあるように感じた。今日はその話を忘備録として書

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転職二ヶ月目の雑感

転職二ヶ月目の雑感

栃木SCの取締役を退任し、南葛SCに転職してもうすぐ二ヶ月になる。最初の月は栃木の仕事と並行して週3くらいのペースで働いていたこともあり、皆がどんな仕事をしているのかを把握するだけで精一杯だった。

二ヶ月目に入り、ようやくメンバーの役割や南葛SCがどのようなビジネスモデルで動いているのかが分かってきた。いろいろな意味で「他に類を見ないサッカークラブ」である、というのが現在の感想である。

今日は

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転職の決め手

転職の決め手

突然ですが、転職しました。

この転職に関して、「何が決め手になったのですか」と尋ねられるのだが、私の転職先の選び方は一貫している。

選び方というか、誤解を恐れずに言うと、選んでいないのである。

転職と年収のはなし

転職と年収のはなし

昨日こんなツイートをしたらけっこういろんな質問とか、深掘り希望のDMがきたのでマガジンで続きを書いてみようと思う。

職種にもよるとは思うが、自分のやっていたような職種(マーケとか経営とか新規事業立ち上げみたいな感じ)の場合は、けっこう普通に仕事をしていても転職のオファーがくる。その大半は「今の年収よりたくさんお金をあげますよ」というものなのだけど、自分はそういう話には乗らないようにしている。

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人を裏切るということ

人を裏切るということ

数ヶ月ほど前、人に裏切られて深く傷ついている人と話す機会があった。しかも、1人でなく複数人と。

それから数ヶ月経ち、彼らと話した。すると興味深いことに「あのときはこう思ったけど、自分もよくないところがあった」「相手には相手の都合があった」と清々しい顔をしている人がいる一方で、いまだに深く傷ついたままの人がいた。

深く傷ついた人のその傷は、記憶の中で薄れてはいくだろうけど、おそらくこの先も消える

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