マガジンのカバー画像

えとみほの「一次情報の森」

AI時代のインターネット発信の価値について考えたときに、自分が直接見聞きした「一次情報」に価値があるのではないか?と考えました。このマガジンでは、えとみほの「実体験」をベースに、… もっと読む
表で発信しづらいことやまとまった長い文章は全部こちららで発信しています。月額マガジンの購読で、20… もっと詳しく
¥750 / 月
運営しているクリエイター

#仕事

複利の力

複利の力

新NISAが始まって、日本は空前の投資ブームが到来している。そんな中でよく聞くのが「複利の力」という言葉だ。

複利とはどういうことかというと、利子にもまた利子がつくということである。たとえば元金が100万円あり、この100万円を年利2%で1年間運用したとすると、1年後には102万円になり、2年後には104万円ではなく104万400円となる。このように、利率により雪だるま式に資産が増えていくことを

もっとみる
スポーツチームへの転職を考えている人へのアドバイス(30代以上編)

スポーツチームへの転職を考えている人へのアドバイス(30代以上編)

先日、旧知の方から「スポーツチームから転職のオファーをもらっているのだけど、迷っているので話を聞いて欲しい」という相談を受けた。実は、この手の相談はけっこうある。

それに対して昨日Zoomミーティングでぶっちゃけトークを展開したら「えとみほさんに相談してよかった。こんなに解像度の高いアドバイスができるのはえとみほさんしかいない」と大感謝されたので、私のレアな経験談が参考になる人がいるならばと思い

もっとみる
40代以上の転職活動で気をつけたいこと

40代以上の転職活動で気をつけたいこと

人手不足が本格化している。

最近経営者の友人に会うと、誰も彼もが「こういう人いない?」と人を探している。詳細を聞いてみるとそれほど厳しい条件でもないのだが、募集してもなかなか見つからないらしい。

こういったケースで多いのは、密かに年齢制限を設けているケースだ。しかし、皆昨今の人手不足も十分認識しているので、年齢にはこだわっていないという。それでもなかなか見つからないらしい。

聞けば、これまで

もっとみる
50代をどう生きるか

50代をどう生きるか

2022年は50歳を迎える個人的に記念すべき年だった。これまで年齢というものを強く意識したことがなかったのだが、この1年は否応無しに意識させられる機会が多々あった。

1つは、養育里親になり里子(通称:サトゴちゃん)を迎えたことだった。厳密に言うと委託はこれからなのだが、50歳になって3歳の子の育児をするのは、体力的なこともさることながら、先々の子どもの将来のことを考えると自分の年齢を強く意識せざ

もっとみる
職場の飲み会問題の本質

職場の飲み会問題の本質

忘年会シーズンたけなわ、猫山課長がSPA!に寄稿したこの記事が賛否両論呼んでいた。

ざっと見たところ賛成(中立も含む)7割、反対3割くらいで、案外賛同する人が多いのだなと思った。

派生した記事の中では、この記事が面白かった。

私はこのたかっかさんの意見に近く、飲み会は参加したくなきゃしなくていいと思うけど、飲み会含めたコミュニケーションに投資をすればそれなりに返ってくるものはあるよね、と思っ

もっとみる
「本音」の価値

「本音」の価値

最近、とあるビジネス系のオンラインサロンの方々とお話しする機会があった。私はそれまで、いまいちオンラインサロンの必要性を理解しきれていなかったのだが、その会に参加してみて「あぁ、なるほどなー」と思った。

要は、今どきの上司たちが、表で言えないような「本音」をこっそり教えてあげる場所なのだ。

たとえば、「上司はメンバーから飲み会に誘われると嬉しい」とか「ことあるごとに頼ってくる後輩はかわいく思え

もっとみる
先を急ぎすぎる病

先を急ぎすぎる病

先日、私が尊敬しているベンチャー企業の経営者の方とお話させていただく機会があった。その方は過去に会社を上場させていて、現在二度目の起業にチャレンジしている最中なのだが、その中で過去に経験したことのないような困難な出来事があったという話をされていた。その会話の中で印象的だったのが、

「お手伝い」では成長しない

「お手伝い」では成長しない

先日、とあるワーキングマザーの集まりで「旦那がいつまで経っても家事を覚えてくれない」「余計なことしかしない」という話を聞いて、とても耳が痛かった。というのも、私がまさにその「旦那さん」だからだ。

我が家は、家事の類はなるべく機械に任せるスタイルで、夫婦ともに極力家事をやらなくて済むよう合理化しているのだが、それでも犬の世話とかゴミ出しといった細々とした家事は生じる。これらを誰がやっているのかとい

もっとみる
「稼ぐ」と同じくらい大事なこと

「稼ぐ」と同じくらい大事なこと

先日、元FC琉球社長の三上昴さんが宇都宮にいらっしゃったときに、スタジアムに向かう車の中でこんな話をされていた。

「いまのJクラブのフロント界隈ってお金を稼ぐこと(人)ばかりが話題になりますけど、お金を使える人がいないと思うんですよね」

うろ覚えなので言葉は違うかもしれないが、ざっくり言うとこんな感じの内容だった。それを聞いて「なるほど、そうかもしれない」と思った。

というのも、

なぜ「がんばる」だけではダメだったのか

なぜ「がんばる」だけではダメだったのか

今日はこのツイートの深堀りしてみたい。

ちなみに、ジョージさんのツイートの元になっているのは、私のこのツイートである。

確かに、我ながら「一周して昭和に戻った」感のある発言だなと思う(笑)。

なのだが、昭和と令和では背景が少し違っているところがある。一番大きな違いは、「移動の自由」が格段に広がっているということだ。

やる気が出ないときは

年明け早々、こんなタイトル?っていう...感じですが(汗)

「やりたいこと」の見つけ方

「やりたいこと」の見つけ方

先日、「江藤さんは20歳のとき何になりたかったですか?」と若い子に聞かれて「はて?何になりたかったんだろう...?」と改めて記憶を掘り返してみて思い出したのだが、20歳の頃の私は、

人を裏切るということ

人を裏切るということ

数ヶ月ほど前、人に裏切られて深く傷ついている人と話す機会があった。しかも、1人でなく複数人と。

それから数ヶ月経ち、彼らと話した。すると興味深いことに「あのときはこう思ったけど、自分もよくないところがあった」「相手には相手の都合があった」と清々しい顔をしている人がいる一方で、いまだに深く傷ついたままの人がいた。

深く傷ついた人のその傷は、記憶の中で薄れてはいくだろうけど、おそらくこの先も消える

もっとみる