友達(軍事力)の増やし方
プロ奢ラレヤーさんがXにこんな投稿をしていた。
全文はこちら。
以前の自分であれば、「そうかー」くらいの感じで読み飛ばしていたと思う。なぜなら、「そうは言っても友達付き合いは煩わしいし、あえてその煩わしさを増やしに行く必要もないのでは」と思っていたからだ。
そして、友達を「人脈」と捉える考え方も好きではなかった。プロ奢さんも指摘しているように「それって、本当の友達と言えるの?なんか打算的じゃない?」と思っていたからだ。
しかし、アラフィフに突入して、私のこの考えは間違っていたのではないかと思うようになった。とくに仕事においては、体力と頭のキレで勝負できるのはせいぜい40代までで、50代以降は主に「誰と繋がっているか」で勝負することになるからだ。つまり友達が少ない人は、突然のゲームチェンジに戸惑い、耐えられなくなるのである。
「知り合い」を増やしても「友達」は増えない
では、「よし、じゃあ今日から自分は交流会にじゃんじゃん出かけて友達を増やすぞ!」と決意するべきなのかというと、そういうことではないのではないかと思う。
なぜなら、それでできるのは単なる「知り合い」にすぎないからだ。
自他共に認める非社交的な私ですらも、社会的に大成功している人からそうでもない人まで、老若男女幅広い「知り合い」はいる。しかし、その中で込み入った話ができる「友達」は少ない。ましてや「頼み事」ができる人となると、もっとずっと少なくなる。
ではどうやったら「友達」が増えるのか。
私が辿り着いた結論は、自分が物事を頼まれる側になればいいのではないかということだ。自分に力をつけて、あるいは他人のために甲斐甲斐しく働いて、「あの人に言えばどうにかしてくれるよ」「〇〇のことならこの人に聞けばいいよ」という人になれば、自分が友達になろうと思わなくても勝手に相手が自分を友達と認識してくれるようになるのではないかと思った。
平たく言うと、GIVEの精神は友達を増やし、TAKEの精神は友達を減らす。この原理原則を覚えておけば、何歳になっても友達を増やすこと(減らさないこと)は可能だと思う。大事なのは社交的な性格かどうかより、GIVEできる何かを持とうとし続けることなのではないだろうか。
女性が軍事力を増やす方法
ところで、話は飛躍するが、以前とある30代の女性から「ビジネスの世界で上を目指すにあたって人脈が大事だと痛感しているが、仕事で関わるのが男性ばかりなのでなかなか友達と言えるような人ができない」という悩みを打ち明けられた。
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AI時代のインターネット発信の価値について考えたときに、自分が直接見聞きした「一次情報」に価値があるのではないか?と考えました。このマガジ…
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