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かかる場合は3年以上も...。モラハラ離婚が長引いてしまう”4大要因”について


どうも、古谷です。


今回は、

・モラハラ離婚が長引いてしまう4大原因

について解説をしていきます。


モラハラって
ただでさえ事実確認が
難しい上に、、、


モラ夫の執着・粘着性には
すさまじいものがありますから、


泥沼化した場合には
トコトン長引いてしまうんですよね…。




離婚って精神的な体力を
使いますし、

もちろん諸経費なども
かかってきますから、


できれば早く終わらせ
られた方がいいですよね?


・弁護士さんにお支払いする追加費用が発生してしまう

・3~5年ほど、ずっと脳内でモラ夫のことを考えないといけない不安な時間が続く

・精神的に疲弊してしまい、モラ夫側に有利な離婚条件をしぶしぶ受け入れてしまう

・それにより養育費や慰謝料などのもらえるはずのお金が減る

・長引いているうちにモラ夫への情が湧き、元の状態に戻ってしまう


といったことも
起こり得てしまいます。



モラニゲは
「知識」と「事前準備」があれば、


3カ月~半年

早ければ「1か月」でも
決着を付けることが可能です。



モラニゲには1年から
長い場合だと5年など、

交渉や手続きに
時間がかかってしまうことで有名です。



ただそれは、

知識が揃いきってない状態で
踏み切ってしまうからこそ
そうなってしまう
んですね。




逆に先んじて準備を始めていた人に関しては、

実行開始~決着の時間が
短く済む
傾向が格段に高くなります。


ぜひ、

この記事で「長引いてしまう原因」を
予習しておいて、

最短決着に向けて
準備を進めていきましょう!



◆モラハラ離婚が長引いてしまう4大要因


①モラハラに関する事実確認


まず一つ目は、


・そもそもモラハラがあったのかどうか?


という点です。



モラハラというのは、
目に見える傷が残ったりする
訳ではないので

「立証」が比較的難しい事案になります。


モラ夫もそれを分かっていますから、

本当に”陰湿”だとしか言いようがないですね(^^;)



そして当然ながら、

モラ夫が素直に
「私はモラハラしていました」
と認めることはありません。



「妻の頭がおかしくなりました!」
と周りに言いふらしたり、

「お前の被害妄想だろ!」とか
「俺はそんなことはやってない!」とか
「むしろお前こそモラハラだ!」とか。。。


ひたすら暴論を繰り返し、

まともな話し合いというのは
到底できません。



モラ夫は本気で

「何もやってない」
「自分は被害者だ」


と思い込んでおり、


認知が激しく歪んでいるのです。



時には、

モラ夫側も弁護士を雇って
「モラハラなんてしていない」と
意見を主張してくる
こともあります。



こうなってしまっては
言った言ってないの水掛け論
になるので、


非常に泥沼化してしまい
やすくなってしまいますよね。




②親権争い


2つ目は、

「親権争い」についてです。


モラ夫というのは、

「子供に執着しやすい」傾向があります。



こちらの記事でもお話していますが、



子供に”だけ”優しいモラ夫

というのも沢山いるんですね。


しかし、

これは一見「愛情」に見えますが

実態は「支配欲」でしかないのです。



子供は純粋ですから、

モラ夫の言うことに逆らいませんし
違和感を感じることもありません。


つまりは「洗脳が容易」なのです。

妻にはモラハラで支配を、

子供には優しさで支配を。


この違いしかないんですよね。



「俺は子供を大切に思ってる!」

などと主張するモラ夫は
よくいますが、


それは「俺の支配下に置いておきたい!」
と同義です。



なので無償の愛というよりかは…

「俺に従ってくれるから」
「俺にとってプラスだから」


といった
単なる”損得勘定”でしか
子供のことも見れていないんですよね。



現に、
子供が兄弟だったとして。

・自分に従順な方だけを引き取って

・片方の親権は捨てる


なんてことをする
モラ夫の事例は良くあります。



「子供同士を引き離すなんて…」

といった思考は
彼らにはありません。


ひたすら損得勘定。

そして自分に対して従順なのか。



これしかモラ夫は見ていないのです。



そして何より厄介なのは、

親権争いにおいても
「モラ夫は堂々とウソを付く」
という点です。



親権の重要な争点において
「子育ての分担割合」というのがありますが、



ほぼ家事・育児を
していなかったモラ夫が

「僕がほぼ家事をやってました!」

「子供の面倒も沢山みていました!」


などとホラを吹いてくる
こともよくある事なのです。



ここでも

言った言ってない
やったやってない

水掛け論に持ち込んで、


ありもしない事実も
でっち上げて、



あらゆる手段を使って
モラ夫は全力で抵抗をしてきます。


・事実の歪曲
・事実の削除
・事実の捏造



これらによって
議論が平行線を辿り、


モラニゲが進まない
というのも本当にあるあるですね。



③養育費について



もう一つ、

子供関連に関して
「養育費」についてがあります。



モラ夫は親権を
取られた場合、


ほぼ間違いなく


・「俺が育てる訳じゃないし養育費は払わねーぞ」


と言ってきます。


お得意の”マイルール”というやつです。


自分が育てないから
子供のお金は出さないって…

まさに損得勘定でしか
子供を見れていない証拠ですよね。



その他にも、


「親権は渡すから、その代わりに養育費は払わない」


といった
交渉をしてくることも
よくあったりします。



初めは親権に固執しといて、

ある時からは
養育費を払わないための
”交渉カード”として親権を差し出す


という手口ですね。


その他にも「価格が高い」だのなんだの…



「別れる妻と子供には1円もやらん!」


というドケチ根性
最後まで発揮してきて、


こちらも中々
取り決めが進まない
ということもあるあるの内の1つです。



④慰謝料について


モラハラの場合、

慰謝料の相場は
50万~300万円と言われます。


その悪質さや、

モラ夫の収入状況によって
慰謝料は算定されますが、


ここでも
当然モラ夫は暴論
振りかざしてくるんですね。


本当に、

モラニゲ中は
「普段の5倍話が通じない」
くらいに思っておくのが良いです。(笑)


(※だからこそ直接話すより
まずは別居するのがお勧めです)



最後の悪あがき、
みたいなイメージですね。

「俺はモラハラなんてしてない!」
とすっとぼけたり、


「妻の精神状態がおかしいんです」
と周りに言いふらしたり、


「悪かった…俺、変わるからやり直そう」
と情に訴えてきたり、


「そんなにお金取るなら、もう俺生きる気力ないわ」
と悲劇のヒロインを気取ってきたり。


ありとあらゆる手段で

「モラハラがあった」という事実を
もみ消そうとしてきます。



慰謝料に関しても同様で、


「モラハラなんてしてないんだから
払わなくて当然だろ!」


と主張してくることが
ほとんどですね。



散々人を傷つけておいて

「お前の気のせいだろ?」

なんて普通に言ってきますから…。


いかに非人間的で、

まともな話し合いができないかが
分かりますよね。



⑤財産分与について



財産分与というのは、


夫婦間での共有の財産を
原則として半分に分割する



という手続きのことを指します。



ここでは、
基本的に名義人は関係ないので

・モラ夫名義の預貯金

なども折半になるという形ですね。



ここでも、

「俺のカネは一切やらん!」
というドケチ精神を発揮してくるモラ夫は

・ありもしない「隠し財産があるだろ!」と謎の言いがかりをしてきたり

・逆に保有している財産を隠して提示してこなかったり(給料の隠蔽など)

・折半というルールを無視して「俺のものだ!」とひたすら主張してきたり


時には「子供のお年玉」にまで目を付けて
吸い取ろうとしてくるような
事例もあるそうです…。


さすが、としか
言いようがないですね。w



財産分与に関しては、

不動産、家具・家財、預貯金、
車、株式、退職金などなど…



種類が多い事もあり、

話がもつれることが多いです。


単純に決める事項が
多いというのもありますね。



モラ夫が財産を開示してこない、

財産が「共有であった」ことを認めない、

隠し財産があると言いがかりを付けてくる、



などなど取り決めが伸びる要因は
沢山あります。


たとえば見栄を張って
給料の額を盛っていた…


なんてモラ夫もいるので、


ここでも事実確認を
あらかじめやっておくことは
マストになってきますね。








◆交渉でやってはいけないこと



モラ夫の特性上、

非常に話がこじれやすく
イライラしてしまうことも
あるかもしれません。


ですがそんな時に
やってはいけないのが、


・離婚条件を妥協する


ということです。



たとえば養育費は少額でいいとか、

慰謝料はいらないとかですね。



一刻も早く別れたい、

もうやり取りが
面倒くさいとなっても…


条件を妥協しては
モラ夫の思うツボとなってしまいます。



そのため、

事前に必要なお金や
「譲れない条件」
決めておいて、


その上で交渉にのぞむ
ことが非常に大切なことになります。



これも”事前準備”の内ですね。



「この条件を妥協すれば早く終わりますよ」

なんて言ってくる弁護士も
いたりしますし、


そこで鵜呑みにしてしまうと

ご自身の生活や
子供のための基盤が崩れてしまいかねません。




これでは、

せっかくモラニゲしたのに
デメリットを被ることに
なってしまいますよね?


そうならないためにも、

・自分であらかじめ
条件を考えて決めておく


そしてそのために知識を
身に着けておく



というのが
モラニゲにおいては
何よりも欠かせない事になりますね。





◆まとめ&どうすべきか



最後に、要点をまとめます↓

✅モラハラは立証が難しく、長ければ3年以上かかることもある

✅モラニゲが長引くのは、お金・体力・気力のどれをとっても良くない

✅ただし知識と事前準備があれば、1~3カ月で完了させることも十分可能

✅モラ夫が「モラハラをしていました」と認めることは絶対に無い

✅モラ夫は親権に執着してくる、「家事・育児をしていました」などのウソも平気でつく

✅モラ夫は「親権がないから養育費は払わない」などのマイルールを押し付けてくる

✅周りに言いふらす、情に訴える、悲劇のヒロインになる。モラ夫はとことんモラニゲを阻害してくる。

✅モラ夫はドケチなので、財産を隠したりなども平気でする

✅離婚の条件は、「妥協する」のではなく「あらかじめ決めた上で」のぞむのが大事



いかがだったでしょうか?



モラ夫は、

追い込まれると
普段以上に突飛な言動をしてきます。



モラニゲ中は特に
それが顕著で、

まともな話し合いができることは
まず事例として有りません。


言った言ってないの
水掛け論になるとキリがないので、


カギとなるのは
「客観的な証拠(事実)」だけです。


さらに言えば、

「立証するに足る証拠なのか」

という点ですね。



・主観でなく客観的事実なのか?

・その証拠は有効な判断材料なのか?



ただ証拠集めをするのでなく、

親権争いには親権争いの

慰謝料請求には慰謝料請求の


それぞれに「争点」があります。



そのツボをおさえて、

事前に知識を入れた上で
証拠集めをしていくことが重要ですね。



大事なのは、「先手を打つ」ことです。


たとえば
いざ別れを決心して、

別居を開始したあとでは
証拠集めは難しくなっちゃいますよね?



いかに順序良く、早く、
効率的に万全の準備を進めておくか。



まとめると、
やはりここが
一番カギになってくる部分です。



ぜひ、

「備えあれば憂いなし」
の感じで少しづつでいいので
情報収集を進めていきましょう◎



そして、

【最短でモラハラ離婚を終わらせるためのポイント】

については
こちらの記事にて解説をしています↓



モラニゲの前に知っておくべき
大変重要なことも書いているので、


ぜひこちらも
目を通されてみてください!




それでは、また◎








追伸:


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