2023年11月のプロレス感想

2023年11月のプロレス感想です。

マット・トレモントvsオースティン・ルーク(H2O 2023/7/29)

師弟対決。
その題目に応えるべく、丁寧にレスリングを。
そこから荒っぽく展開させ、ルークが場外へ捨て身のサマーソルト・ドロップ。
攻勢を握ったものの、今一つ印象を残せない。
なんでも器用にできる部分が裏目に出てしまっていますね。
そういう意味では役割分担という意味でトレモントの方が割り切っていた。
リアルに立脚している関係性ながら、リアルならではの弱さが露呈した試合。

**3/4

トリスタン・アーチャーvsニック・ウェイン(BodyZoi 2023/6/10)

アーチャーが馬力のあるオールラウンダーとして確かな働き。
粗さを感じさせず、尚且つクレバーに試合を進める巧さも見せます。
BJWでの試合を間近に控え気持ちが入っていたのでしょうか。
そんなアーチャーにウェインも過度にふり幅を取り過ぎず、
本格派としての一面をのぞかせます。
知らず知らずのうちに二人だけの世界へと没入する感覚が味わえる
お手本のような試合でした。

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