仮想ネット・プロレス大賞2023投票内容

あけましておめでとうございます。
例年でしたらブラックアイさんの「ネット・プロレス大賞」に投票して新年のご挨拶とさせて頂くのですが、
今年は開催されないとのことなので、僭越ながら「もしネット・プロレス大賞2023が行われていた場合」の投票内容を公開します。
レギュレーションは以下のサイトから。


最優秀選手賞(MVP)

1位:イホ・デル・ヴィキンゴ
2位:ウィル・オスプレイ
3位:グンター

2023年はどの団体でもヴィキンゴを見かけましたね。
スタイルに賛否両論あれど、ハイフライヤーではなく"ヴィキンゴ"として扱われている
替えのきかない存在を高めた1年でした。
だからこそ高難度すぎる動きは減らしてもいいのでは、とファンから見ると思うのですが
そこは本人の矜持なんでしょうね。

普通に考えたらMVPはオスプレイですよ。
日常的に5スターを出せるレスラーがいるという事実が信じられない。
加速度的に出力を上げ、試合のボルテージを高める手法はもはやオスプレイの所有物になりつつある。

WWEで誰を選ぶか。
ロリンズ、グンター、イリヤの3人から。
イリヤはパフォーマンスが素晴らしかったとはいえNXTなので除外。
となるとロリンズかグンターになってきますが…
インディー時代のハードヒットがWWE、しかもウィークリーショーで通用する、ということを証明したグンターを3位に。
王座戦は異なるタイプの相手を対角線に回しながらどれも物凄かったですね。

最優秀試合賞

1位:ケニー・オメガvs.イホ・デル・ヴィキンゴ(AEW Dynamite #181 2023/3/22)
2位:ブライアン・ダニエルソンvs.ザック・セイバーJr.(AEW WrestleDream 2023/10/1)
3位:カーメロ・ヘイズvs.イリヤ・ドラグノフ(WWE NXT The Great American Bash 2023 2023/7/30)

プロレス界新潮流、ヒスパニック系レスラーの台頭。
ケニーvs.ヴィキンゴはその流れを決定づける分水嶺になった気がします。
それこそミステリオJr.の試合が全米で流れた時のような衝撃がありました。
単純なクオリティは勿論、それとは別の価値がある試合。

世界一のテクニシャンを決めよう。
その標語が熱を帯びるほどに輝いたMOTY級の灼熱マッチ。
凄すぎて言語化できない部分が多いので是非見てください。

メロvs.イリヤは数え歌として素晴らしかったですね。
その時その時に置かれた立場と試合内容が連動している。
試合自体も素晴らしかったですが、NXTのTVプログラムの良質さを物語っていました。

最優秀タッグチーム

1位:ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン&ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&ウィーラー・ユウタ)
2位:モーターシティ・マシンガンズ(アレックス・シェリー&クリス・セイビン)
3位:バン&マシューズ(デイビー・バン&オーガスト・マシューズ)

BCCは団体を支える屋台骨…というよりもはや団体そのものになりつつありますね。
それぐらい何をやらせても、何を任せても応えてくれる安心感があるユニット。
彼らほど団体に報いているレスラーをトニー・カーンは大切にしなければなりません。

MCMGは熟練、老練。これに尽きる。
目新しいことが重視される今、行動の性質で見せるのではなく
行動した結果で見せるという行間の使い方が世界トップクラス。

B&Mはあまり有名ではありませんが、
次世代ハイフライヤーの中では有望株筆頭。
2024年はさらに頭角を現してきそう。

新人賞

1位:ライアン・クランシー
2位:中村宗達
3位:十文字アキラ

クランシーはキャリア5年目。規定で言うと対象外なのですが
デビュー3年間で26試合しかしていないので、実質新人ということでお願いします。
古めかしい見せ方をわざとらしく見せない、等身大のプロレスが魅力。
彼は要注目ですよ。

中村はキャリア1年目。
サムライTVのインディー大賞ニューカマーに選ばれたそう。
この若さでこのスタイルが出来るのかという驚きがありますね。
ガンバレプロレスを否定するつもりは毛頭ないですが、正直ガンプロの箱サイズで試合やってる選手じゃないです。
それぐらい基礎が出来ている。

十文字はキャリア2年目。
レガースを履いて、キックを使ってとわかりやすくストロングポイントを主張する姿に好感。
ただやりたいことと現状できることにまだ開きがあり、そこを埋めていけば
もっと上のステージで使ってもらえるはず。

最優秀興行

1位:Impact Wrestling Under Siege 2023 2023/5/26
2位:WWE WrestleMania 39 Saturday 2023/4/1
3位:AEW/NJPW Forbidden Door 2023 2023/6/25

Under Siegeは繋ぎのPPVながら地味に充実していましたね。
マクリンvs.PCOというぶっとんだハードコアマッチは必見。
TNAの三指に入る過酷さ。

WM1日目は多幸感に溢れる内容でしたね。
アンチクライマックスが多いWWEでは珍しいのでは。

今年の禁断の扉も面白かったですね。
クロスオーバー大会ならではのものが見られたのはオンリーワン感がある。

最優秀団体

1位:WWE
2位:DDT
3位:Impact Wrestling

なんだかんだで見てしまうWWE。
不満もあれど、その不満を上回る満足度を提供してくれているので1位かなと。
NXTの好調も大きかったですね。

DDTは抱える矢印がそれぞれ別の方向に向かいつつ、ちゃんと結果を出しているのが面白いですね。
上野はもちろん、樋口、クリス、MAO、平田と被りがない選手層を作り上げられているのは大きい。

Impactはやや下がり目。
それでも優先的に見ておきたい団体の一つであることに変わりないです。
数少ないレスラーに魔法をかける団体なので。

最優秀プロレスを伝えたで賞

1位:プリンス・ナナの入場時ダンス
2位:Wremix
3位:【ひとりだけの学生レスラー】関西最古 45年の歴史 同志社プロレス存続の危機 練習パートナーは宿敵立命館

伝えたで賞なのでURL貼っておきます。

1位

2位

3位

こんな感じでどうですかね。
皆さんも思い思いに2023年を振り返ってみては。

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