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『ブレない』2年 大箸桜子


一生懸命頑張る甘えん坊なお姫様、ひなちゃんから回ってきました!
2年大箸桜子です。

少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。



去年の9月、初めて大怪我をしました。
自分の成長を僅かに感じながら、力不足さも改めて感じることができ、もっとやれ!もっとできる!とやる気に満ち溢れている矢先での怪我。
みんなのプレーをピッチ外から見るもどかしさや、先が見えない不安で、手術までの1ヶ月間はものすごく長く苦しい時間でした。

それでも毎日トレ室で明るく声をかけてくれて、
できないことを何でも手伝ってくれて、
手術前にサプライズをしてくれて、
応援動画を作ってくれて、
たくさん笑わせてくれる、
たくさんの言葉をかけてくれるチームのみんな。
誰よりも気持ちを理解してくれ、応援してくれる家族。普段あまり連絡をとらないような方からもメッセージをいただき、沈んでいた気持ちもまた奮い立たせることができました。


術後は、いろいろな方から新しいことをたくさん学び、過去の自分を超えるためにやるべきことが多すぎて、
さらに、一緒に真面目に取り組むリハビリ仲間がいるおかげで、気持ちが落ちる暇もなくここまで突き進んできました。
これからの自分にワクワクしながら、相変わらずサッカーのことばかり考えて生活しています。



そして、何より原動力になっているのは、背番号5です。
過去に偉大な先輩方がつけてきている番号です。
藤生菜摘さんから受け継ぎ、今シーズンから背番号5を背負って闘います。

なつさんは私にとってとても大きな存在です。
一緒にピッチに立てた試合は少なかったけど、ピッチ内外でたくさんのことを学びました。
師匠で戦友のなつさんからいただいた5番を着てピッチに立ち、東洋を勝利に導くことをイメージしまくって、毎日リハビリしています。


新しい環境、新しいユニホーム、新背番号と、昨シーズンから変わったことがたくさんありますが、自分の目指す場所、大切にするものは絶対に揺るがない。

昨シーズン、結果がすべてだと痛いほど感じました。
結果を出せば注目され、そうでなければ相手にされない。
改めて、厳しい世界だと感じました。
でも、だからこそ愉しいし、頑張れます。
結果を出すために本気で考えて、動く。
思い通りにいかなくて、他人と比べて、なんでって思う瞬間もあるけど、それはまだまだ足りていないっていうことで。もっとやれっていうことで。
結果を出している人は、その結果に相応しい行動をずっと前からどこかでしているはずだから。
結果が出るまで夢中になって、挑戦し続ければいいんです。

いつか私のプレーや結果で、
支えてくれるたくさんの方々に返せる何かがあるなら、
笑顔にすることができるなら、
私は何があってもブレずに本気で挑戦します。

宮市亮選手が柏レイソル戦で決めた復帰後初ゴールのような、見ている人の心を揺さぶり、チームのみんなを巻き込めるほどの魂のこもったプレーを見せていきたいです。



こんな感じで、復帰後のイメージは頭の中では十分すぎるほどできているので、
あと数ヶ月、気持ちに体がついてくるように、復帰に向けて焦らず着実に進んでいきます。

リハビリ期間に感じた気持ちを大切にしながら、
サッカーができることへの感謝、支え応援してくれる方々への感謝を忘れずに、
強く逞しくなってピッチに戻ります。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも東洋大学の応援をよろしくお願いします。



次は、顔芸多めボケ多めのマイペースなスピードスター、みくかです!
試合中、何回も「みくか行けーっ!」って、見てるい人たちを盛り上がらせてくれる、魅力的な選手です!
みくかの意気込みお楽しみに!

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