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この沼全然抜け出せない‥『カラオケ行こ!』って沼なんですけど‥

最初に観に行ったのが1/14で、2回目が1/20、もう1週間経ってそろそろ禁断症状が出始めている。
(冷静に考えたら3回目を1/23に観てるから4日しか経ってないのに、沼すぎて数も数えられなくなっている)
とりあえず、毎日『紅』を聴きながら仕事をして、『紅』を聴きながら寝落ちしている。
(私はロックが好きなので、X JAPANの原曲を聴いているが、映画のLittle Glee Monsterの優しい『紅』もとても素敵)

映画の感想は前回思いつくままに殴り書きしたので、今回は『カラオケ行こ!』沼にハマった女が映画パンフレットを購入するまでの必死すぎる様子を紹介する。(前回の感想記事はこちら↓)

映画のパンフレットだが、1回目の鑑賞後はあまりの高揚感でスキップしながら映画館を出たので、パンフレットの存在がすっかり頭から抜け落ちていた。
普段はあまりパンフレットまで買わないのだが、とても気に入った作品のものは手元に残しておきたくて購入する。今回は絶対にパンフ購入案件だったはずなのだが、それがすっ飛ぶくらいにはテンションが上がっていた。

2回目の鑑賞後、やはりパンフレットを買わなければ!という衝動に駆られ売り場に寄ったのだが、『カラオケ行こ!』のパンフレットが見当たらない。店員さんに聞くと、完売で入荷は未定とのこと。マジか。
ネットで調べると公開2日目からもう完売していた映画館があるとのこと。在庫数が少なかったのか、はたまた大人気だったのか、そのどちらもなのかもしれない。
1回目の鑑賞後に売っていたのか確認もしなかったが、もしかしたらまだ売っていたかもしれないと後悔した。買えないとなるとますます欲しくなる。

公式Xで「パンフレットは増刷中で、今週末から順次入荷予定」とアナウンスがされていた。
とりあえず落ち着こう。急いては事を仕損じるぞ、と自分に言い聞かせた。こういう時、焦ってはいけない。冷静に情報を収集し、狙いを定めて動く。これまでの長い推し活で培った勘を働かせる時だ。

そこから数日、数時間おきにXで「カラオケ行こ パンフ」で検索する日々。みなさん場所が特定されるポストはしていないから正確な情報ではないが、週が明けた火曜日の昼あたりから「パンフ買えた!」「在庫復活してた!」みたいなポストを目にするようになった。
なんとなく火曜日あたりでは?と予想していたため、事前に火曜の夜のチケットは購入していた。
そして夕方になると、いよいよパンフ買えた勢のポストが増えてきて、動くならここだ!というタイミングがやってきた。

ただ、チケットを購入した映画館に必ず入荷しているとは限らない。逆方向だが最寄りの映画館に在庫があるか確認して、あれば先に買ってしまおうと考えた。
仕事を定時で終業して、最寄りの映画館に在庫確認の電話をした。
私は電話がとても苦手だ。今みたいに色んなところがネット予約に対応していない頃は、電話するのが憂鬱でギリギリにならないと電話が出来ず、結局希望の日に予約できないことがよくあった。
そんな私がこーゆう時には高いハードルも難なく飛び越えられる。好きのチカラってすごい。オタクってすごい。

最寄りの映画館にはパンフレットが入荷していた。オペレーターさんが「在庫が残りわずかなので、お早めのご来館をおすすめいたします」と教えてくれた。大丈夫です。あと30分後にはそちらにいます。と心の中で答えて電話を切った。

その後本当に30分で無事パンフレットを手に入れ、チケットを買った映画館に向かうため電車を待っている自分に、この行動力を何か別のところに活かせていれば、立派な何者かになれていたのでは…と本気で思った。

鑑賞する映画館に着いて、ここにもパンフレットが入荷しているか確認しようかと思ったがやめた。もう私は持っているのだから意味がない。
わざわざ別の映画館に寄ったのは無駄足だったかもしれないが、この1時間の精神の安定を手に入れたことに意味があるのだ。
(ほんとは日曜に別の用事で近くまで来た時にパンフの在庫を確認していて、その時と同じ店員さんのような気がして何となく恥ずかしくて聞けなかっただけ)

3回目の鑑賞もとても幸せだった。
何回も同じ映画を観ることが理解できない人もいると思う。でも、毎回違う発見があったり自分の感想も変わったりして、複数回観るからこそ感じることも多いと思う。特にこの映画は音響とか画角とか映画館で観ることで魅力を最大限に享受することができると思う。

肝心のパンフレットの感想だが、実はまだ半分しか読んでいない。もったいなくて読めない。
パンフレットが買えない間に買った公式ビジュアルブックもまだ見ていない。これももったいなくて見れない。
珍しく一緒に沼に浸かっている友達と見るのもいいかもしれない。
ちなみに、公式のシナリオブックも購入予定だ。

この沼、思ったよりも深くてぬかるんでて脱出は容易ではなさそうなので、パンフレットもビジュアルブックもシナリオブックもゆっくり楽しみたいと思う。

まだ1月なのに今年これを超える作品に出会えるのか、私の2024年のSpotifyまとめが X JAPANで埋め尽くされるのか、年末の結果が今から楽しみだ。

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