見出し画像

仕事納めの日に思うこと

今日が年内最終営業日でいつもより早めに業務を終えた。

新卒で入社した会社は、月末から月初に様々な締め切り業務があり、毎年最終営業日は無理やり仕事に目処をつけ、やりかけの書類も見て見ぬふりをして、半ば諦めモードで業務を終えていた。
「仕事全然納まらねー!」と叫びながら、年明けに直面する山積みの書類のことを考えると、このまま年が明けなければいいと思ったこともある。
そんな年末を12回も過ごして、転職した次の会社で初めて「仕事って納まるんだ」と知った。

2社目は1社目の業務量の半分くらいだったので、書類の多い繁忙期はあったものの、締切に追われるようなことはほとんどなかった。
自分の業務内容が実務より管理の側面が強かったのもあると思う。とにかく、それまでの年末のバタバタ感がほとんど無く、穏やかに最終日を迎えることが出来て、仕事が違うとこんなにも違うものなんだと驚いたことを覚えている。

そして、3社目で迎える初めての仕事納めが今日だった。
他の月に比べて今月は月末に業務が集中して、先週くらいは毎日ヒリヒリしていたのだが、今週はすでに休みに入っているメンバーも多く、だいぶ落ち着いていた。

出社している時は、最終日に退勤する際に職場に残っているメンバー1人ずつに年末の挨拶をして周ったりしていたが、今はフルリモートなので社内で使用しているチャットツール上で年末の挨拶を送っておしまいだ。
あちこちで年末の挨拶をしているのを見るとお正月くるなーと実感したりしていたが、簡単なメッセージだけなのでちょっと味気ない気もする。

振り返ると、仕事が納まらなかった5年前と今の状況は全く違う。常に書類に埋もれ、紛失リスクと誤シュレッダーの恐怖に日々晒されていた頃には考えられなかった。
全ての業務がクラウド上で完結して、紛失も誤シュレッダーも恐れなくていい。データ削除のリスクは残っているが、バックアップから復活という最終手段が残っているので少し安心できる。
紙の書類で手を切ったり、指先の油分が取られてガサガサになったりもしない笑

今もこれまで無かった新しい悩みや迷いに心が潰れそうになることがあるが、今は想像もつかない場所に、未来の私はいるのかもしれない。
そう思うと少し心が楽になる。自分の未来は自分でしか変えられない。理想は理想でしかないかもしれないが、少しでも改善できる環境や場所を求めることで私なりの幸せを目指したい。

そんなことを思った2023年12月28日の仕事納めだった。
2024年は1月9日から仕事始めだ。
まずは、新年ちゃんと社会復帰することを短期目標としたい。もう若干憂鬱である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?