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山中湖に連れてかれて、当時中学生の推しに沼ったオタクの話。

※このnoteは、自分の初心を忘れないようにするための戒めです。


0.はじめに(自己紹介)

本題に入る前に、簡単に自己紹介させてください。
 ~自己紹介~
 ・名前:ハチヤ
 ・ヲタク歴
        ももいろクローバーZ(2013年〜 高城れに)
  私立恵比寿中学(2022年〜 風見和香)
 20代男性です。
 
 それでは、本編へ。

1.きっかけ

 2022年1月4日、とある画像が、私のTwitterのタイムラインに流れてきた。

これが何か、ご存知の方も多いと思うが、改めて。
私立恵比寿中学・風見和香さんのインスタグラムの質問箱の回答の1つだ。

 私は当時(今もだけど…)「ももいろクローバーZのファン(モノノフ)」であり、高城れに(紫)を推していた。Twitterのフォロワーは、モノノフが9割で自分のタイムラインも、ももクロ関係の情報ばかり。だから、この写真が添えられたツイートは非常に目立った。

「エビ中に新メンバーが加入したのは知ってたけど、こんなプロ意識高い子が加入したんだ…」

というのが率直な感想。
・お金を払ってもらっていることを忘れない。
・お姉さんメンバーに追いつく
・心菜に負けない

とても14歳(中2)の言葉とは思えないし、
これがスマホの待ち受けって…、意識が高すぎる。
「どんな子か分からないけど、いつかライブで見てみたい…」と思った。

それでも3分後には、、
「でも何やかんや、俺の1番は、れにちゃんだな~」
と思ったけど…。
(絶対にないと思うけど、本人が読んでいたら土下座して謝罪したい…。)

後日、とんでもないことになるわけですが…。

2.お誘い

 半年後の7月、親しいモノノフ兼ファミリーの方から、LINEがきた。

「ファミえん行かない?宿代無料で、最寄駅まで送迎するよ〜」

 エビ中の夏のライブ「エビ中の夏のファミリー遠足 略してファミえん2022」のお誘い。この人に「いつかエビ中のライブに行ってみたい!」と言ってはいたが、「行くなら来年以降にします。」と釘を刺していた。

理由は簡単。
この年が「柏木ひなたさんの卒業の年だったから」

「(自分の)推しの卒業」は立ち会ったことはないが、
「少しでも多くの推しや昔からエビ中好きな方に、現場にいって見届けてほしい。」
という気持ちだった。その旨を話したら、
「今回のライブはそういうのじゃないから笑」と返ってきた。
(実際エゴサしたら譲ってくれる人は沢山いた。)

友達経由でチケットを両日譲っていただき、
トントン拍子でエビ中ライブの初参戦が決まった。

3.山中湖

「どうせ行くなら、最大限楽しめる準備しよう!」
フリやコールはおろか、曲はYouTubeにMVが上がってる曲を知ってるだけ。
メンバーの顔と名前と声が一致しない、無防備もいい所だ。

 過去のセトリを確認し、友達には「何聞いてけばいい⁉」とLINEを送り、過去の傾向から対策を立てた。「これ聞いとけばOK!」と纏めてくれた曲だけを聞きまくる。その過程で顔と名前と声を一致させていった。

 約2週間、聞けるだけ曲を聴き、顔と名前と声を完全に一致させ、今の自分が最大限楽しめる準備をした。電波の悪い中、電子チケットをもぎり、いざ会場内へ入場!少し坂を上がって見えた景色は…

…近い、初参戦でこれは、きいてない…。

花道の柵前(ウォーターキャノン前)。
比喩表現でなく、「手を伸ばせば触れる」近さ…。
「あ、今日ここで死ぬんだな…」と悟りを開いた。
(譲ってくれた人を若干恨んだ…)

そんなこんなでファミえんスタート。
メンバーが目の前を笑顔で通っていく。全員もれなく素敵すぎる…。
意識を保とうにも、次から次へとステージ上からメンバーがレスで殺しにかかってくる…。

「歌が上手い」とは聞いていたが、生声の歌でこんなに感動するとは…
コールは出来ないけど、こんなに盛り上がるんだ…
ペンラの海が色とりどりで綺麗だな…
…エビ中…めちゃくちゃ楽しいじゃん…

我に返ると、目の前のエビ中の虜になっていた。
公演終了を告げるアナウンスが流れ、汗と水と色々で肉体も精神も瀕死の状態で知り合いと合流した。

その日の感想戦で、
「これでハチヤ君も、『君の隣にエビ中』だね!」に対して、
「いや、まだ『あなたの後ろに高城れに』です…笑」
なんて返して笑いを誘っていたが、頭の中はエビ中のことでいっぱい。

2日間のファミえんが終わり帰りの新幹線で
「次のライブはいつだろうな…」
と考えているようになっていた。

ファミえん2日目のハチヤ



(後日、ライブの円盤に挙動不審な自分がしっかり映っていて、オーバーキルされ頭を抱えることになるのだが、それはまた別の話…)

4.新規に優しい私立恵比寿中学

 次の戦いの場所が氣志團万博に決まった。

 元々ももクロ目的での参戦だったが、一緒に行く友達と「エビ中も楽しんで帰ろう!」となったのはごく自然な流れ。

参戦するにあたって、今や私の代名詞(?)となった手袋を作っていただいた。

私の代名詞(?)の「のの」手袋

前回のライブで耐性は少しついた。
コミュ力の高い友達のおかげで、最前を確保してくれたけど、ファミえんと違って今回は短い。
「今回は、大丈夫!多分、生きて帰れる!!」

…そんなわけがありません。もちろん死亡。
白って、かなり目立つんですね…風見さんとよく目が合った気がする…。
(全身白で白の手袋してる人間が最前いたら目立たない方がおかしい…)

氣志團万博も無事死んで(?)、次の日。
TwitterのTLやらDMグルがやたら騒がしい…
なんだと思ったら、、
その日はオンラインお話会の日だった。

「ひなちゃんに見つけてもらいました!」
「美怜ちゃんが見つけてくれました!!」

同じ手袋を持つ同士からの報告である。
「ハチヤ君は、前の方いたんでしょ?和香と話した方がいいよ!」
…と聞こえはいいものの、
「絶対に話せ!!今すぐ話せ!!!」くらいの勢いで全員にものすごい勢いで押された。

「こういうのは初めてだし、買ってみるか…」
ちょうど円盤買ってなかったし、あくまでオマケ。
シングル1枚分(20秒くらい)
「お試し」位の気持ちで購入し、推しと対面した。

~以下内容~
☁「こんにちは~」
🐝「こんにちわ」
☁「あ、昨日いたよね!見てましたよ!!」
🐝「あ、はい…ありがとうございます…」
☁「昨日雨大変だったけど、大丈夫だった?」
🐝「ファミえんのタオルがあったから大丈夫だったよ~」
~フェードアウト~


「…透明すぎる、距離感おかしい…これは、沼る。」
終わって5分位フリーズしたのち、
やっとのことで絞り出したのがこれ。

推しと色んなお話ができる。推しの透明感…
距離感が近い。積めば認知してもらえる…??

よく分かんない新鮮な感覚が、一気にきた。
片足のつもりが、気づいたら全身どっぷりと、
深い深い沼にハマってた…。

5.風見和香

  少し、推しについて。
  私の推しは「ののかまる」こと風見和香である。

風見和香(スタダのプロフィールより)


  当時の(ファミえん行く前)の和香の印象について語らせてほしい。

当時の印象

 彼女の同期にあたるメンバー
「桜木心菜」と「小久保柚乃」

桜木心菜(手前 赤)・風見和香(真ん中 白)・
久保柚乃(奥 ライトグリーン)

エビ中を知っていく中で、何となく、だけど…
「推しはこの3人の誰かになるんだろな…」
とは思っていた。

オーディションや、レッスンの様子、ココユノノカが加入してから製作されたMV等を見ていく中で、
2人と和香を比べた時に、正直なところ…
「ちょっと印象に残りにくいかも…」と思った。

「彼女だけの突出した武器や特徴がない」
全部合格点は取れるけど、絶対に1番を取れる自分の得意分野がない。
「真面目・ストイック」ってアイドルのキャラとしてどうなんだ…?
メンバーカラーの白も相まってか、彼女のキャラや方向性が、どこかボヤっとしているように感じた。

ヤンキーオラオラ系の強めギャルな心菜の強い赤
天性のアイドルで守ってあげたくなるような
柚乃の優しいライトグリーン

和香の白のキャラが見えてこない。
見えてこないんだけど…
「自分の進む道を見つけたらこの子は絶対化ける」
と思った。
(メタい話をすれば、「6人の、完成されたといっても過言じゃない、今のエビ中に新しく入るメンバーなんだから、大きな可能性秘めたをダイヤの原石に決まってる。」)

常に全力で一生懸命な風見和香。
あのケータイの待ち受け画面の通りに、いやそれ以上に頑張っている。
彼女を突き動かす原動力は自分には分からない。
ただ、1つ確実に言えるのは、
ファミえんのステージで、自分のできる事を最大限やっている和香は、自分には光り輝いていた。

「この先、どんな世界で輝くのだろうか。すごく楽しみだし、見てみたいな…」


色々悩んだけど、「最後は現場での直感に信じよう」と思った。自分の推しが決まった。

白という色

「どうして和香は担当カラー白なのか」を知ったのは
YouTubeにアップされていた「MOTTO EBI10」のインタビューの時だ。

「私のメンバーカラーの白はシーンによって何色に染まれる。」と言っていた。
まだ自分の目指すアイドル像や将来のこと、色んなことが決まっていない和香らしい理由に納得した。

もう1つ、これはとある方が言っていたのだが…

「光は色んな色が混ざると、最終的に白になる。和香は色んな人から色んな事を学んで吸収して、って意味の白なのかも。」
本当に素敵な解釈で、私は1万いいねは送りたい。

一生懸命で努力家な彼女はライブ毎に何かしら確実に成長している。
歌唱力、ダンス、表情、ファンへの対応、MC…etc.
自分以外のメンバーや、お仕事で共演した方達、少しでも参考にできる事や盗めるものは何でも取り入れて、自分の武器にしていく。

そういって色んな色を足していった結果、
「私立恵比寿中学 風見和香の白」になるのかな…

個人的な思いではあるが、
今は前者でも、いずれは後者の白になってほしい。

6.衝撃の告白

 ファミえん、氣志團万博を経験後は「謎のエビ中運」と、色々あって…、ついにはモノノフから「今日は白じゃないの?現場間違えてない?」と言われる位、「風見和香推しの白い人」になるわけなんですが、こうなるよう画を描いていた人がいた。

「ファミえん行かない?宿代無料で、最寄駅まで送迎するよ!」

このお誘いのLINEを送ってきた方である…。

柏木企画「BOSSと子分達」の感想戦をした時…
「和香も応援したいんだけど、他に推しがいるから…笑。『…ちょうどいい奴がいる』と思ってさ。笑」
という衝撃のカミングアウトをされた。

「ここまでハマるのは予想できなかった…」とも言っていたが…。笑

 今のなっては、キッカケをくれて感謝…
してないが、エビ中の入口の現場がファミえんでよかったし、その人が連れてってくれてよかった…と思っている。
お誘いいただき、ありがとうございました。

7.推しとして

変化

 和香を推し始めて、明確に変わったことがある。
それは「推しが頑張っているんだから、自分も頑張ろう!」と思うようなった。

 和香の向上心やひたむきさ、真面目さ故に1周回って狂気すらおぼえる時はあるが、彼女の頑張る姿勢は誰もが認めていると思う。
推しとして、人として、見習うべきだと思った。
和香と自分では、頑張る方向性や分野は全然違う。
でも「自分は自分のフィールドで頑張ろう!」と思うようになった。
(頑張って沢山稼げば、和香に沢山会えるし…笑)

自分以外にも多いのかな…?
「ファンは推しに似る」っていうし…
和香推しは「ののかまるの犬」だから、
「ペットは飼い主に似る」の方が正しいかもだけど💧

8.最後に…

  色々書いてきましたが、改めて沼って怖いですね💧
そうなる位、素晴らしいグループと推しに出会えたってことかもしれませんが…。笑

すごく、個人的な願いですが、
これからも、素敵なグループと推しと、ファミリーの方と、素敵な思い出を作っていけたら幸いです。

読んでいただきありがとうございました。


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