ForgeFood

飲料、生活雑貨を企画、販売を通してクリエイティブな暮らしをご提案します。緑茶×抹茶の新…

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飲料、生活雑貨を企画、販売を通してクリエイティブな暮らしをご提案します。緑茶×抹茶の新しい発想の液体緑茶ForgeGreenLight™️はこちらから#フォージグリーンライト#forgefood#液体緑茶 http://forgefood.com

マガジン

  • 築地と私。

    先日、惜しまれつつ閉場した築地市場の思い出話を少しだけ、不定期で数回に分けてご紹介。

  • There is Forge Green Light.

    「Forge Green Lightの側には熱いドラマがある。」 まつわる人の面白い話を、、少しだけ不定期でご紹介。

最近の記事

築地と私。3話

「どうだった?築地は。」 事務所に帰ると、社長がこう私に尋ねてきた事を今でも覚えている。 「大都会の一等地にあんな施設があるとは、、夢にも思いませんでした。何というか、昭和のドヤ街と言うか。。」 すると、一言。 「周りが随分変わったんだよ。。」 タバコを吹かしながら、遠くを見つめるようにこう答えてくれた。 「昔に比べたら人も減ったし、随分と変わったよ。昔は、人が歩けないくらい賑わったもんだ。商いが上手い奴は家が2軒、3軒持てたからなぁ。今は厳しくなった。お前は昔の

    • 築地と私。第2話

      正門をくぐり、魚河岸を歩く。 海水で湿った床から潮の匂いが上がる。 ジッ、ジリッ。 新鮮な生きたアナゴの骨を弾く音。 ドスン。ビッ。 長い鮪包丁で解体する光景。 ダンベや樽には、生きた貝が至る所にいる。 その様を見るうちに、流通する魚から季節を感じる事が出来るだろう。 ここが築地。 日本はおろか、世界中から日本人の腹を満たす為に魚が集まる。 当時、 水産物で一日当たり2000トン。 金額にして18億。 7社の荷受が日本は元より、世界中から魚を集め、8

      • 築地と私。第1話

        20代前半の頃だ。 私まだ大学4年だった頃、世間は就職氷河期の真っ只中であり、100社回って、一社内定が貰えるかどうかという辛い時代を過ごした記憶が今でも残る。 それを見兼ねたアルバイト先の先輩から 「もし、職に困っているのなら、、知り合いの五反田の水産会社が大卒を募集しているから、行ってみるか?」 このご時世で、こんな有難い話に乗らない手はない。 私は迷わず、間髪入れずに 「はい」 の一つ返事で答えた。 当時、職を選ぶ程の学もない私には選択肢など何もなかった

        • There is Forge Green Light .閉店時間間際のらぁ麺川たか。

          閉店時間間際の9時前。 「いらっしゃいませ。」 この時間のらぁ麺かわたかは、ディープな常連客しか集まらない。 在庫を携え毎度の如く、狙って迷惑承知で訪れてしまうので大変申し訳無く思う次第だが、、 らぁ麺かわたかの舞台裏が覗ける時間帯で、実に面白い時間帯でもある。 「最近、この素材が面白くて、タレに、、」 常に新しい素材に研究熱心で妥協しない姿勢も私は好きだ。 天然素材に拘り、化学調味料は不使用。 俗に言う無化調ラーメン。 ラーメン作りにおいて化学調味料を使わ

        築地と私。3話

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        • 築地と私。
          3本
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          この度、ブログを皆様により良い環境でご提供すべくTumblrからnoteに刷新しました。 身近な新しい情報から、日頃の面白い話題まで様々。 弊社が皆様により身近な存在に感じて頂ければ幸いです。 今後とも宜しくお願い致します。

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