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Story8 Whyに立ち返る

2019年11月17日 富士見やげミーティング Vol5 in珈琲屋OB
飲み物もすっかりホットに変わりだした。


ミーティングにのぞむ前に、自分の中でもう一度
Whyに立ち返って頭の中を整理してみた。
その過程がノートに残っている。
ここでターゲットに登山者が出て来た。

「What」にこだわりすぎてターゲットがおろそかになっていた。
深く考えず、頭に思ったことを書き出している。

ターゲットがどんな土産話をしたいのか?それを深掘りしてみた。
我々はコミニュケーションツールを生み出したいと思っている。
では、ターゲットが生活の中でコミュニケーションが生まれる場面て
どんな時か?その時、どんなwhatがあるのか考えてみた。


これらはまだまだ漠然とはしていたが、
さらにメンバーと深く議論して行った。
そうする事で私たが今後やるべき道が見えてきた。

まずはターゲットを登山者と設定してみた。
登山者が「日常」「仕事中」「登山中」などのシュチュエーションで
どんな物を使って、どのようなコミュニケーションが生まれるか?考えた。
考えるにあたって「日常」は範囲が広すぎるし、
「登山中」は商品がいっぱいあるし
登山経験が高校で止まっている私としては想像が難しい。
そこで一番想像しやすい「仕事中」に使うアイテム、コミニュケーションに絞って考えてみた。

仕事中にコミュニケーションが生まれる時・・・名刺交換?
私たちはそう仮定した。

そこに富士見やげのコンセプトをはめ込んでみる。
「何これ感」は名刺入れの形。
その形から何これ?が生まれ会話が弾むようにする。
「地域魅力」は地元感。
地元の木材使用や地元の業者に委託する。

名刺交換の時、名刺入れの形に目が留まり、
相手が「なにこれ?」と感じて聞いてくる。
そこから、自身が山好きな事や地域の魅力の話ができるはず!
そこからコミュニケーションが生まれ、仕事もうまく行く?かも。
そんな仮定の話をしながらメンバーと再びワクワクしていた!

そして、この時の議論の結果が今現在、
進んでいる富士見やげの内容そのものなっている。

Whyに立ち返る事で頭がスッキリし、先に進める内容が明確になってきた。
Ignite!では当初から「Whyが大切」「Whyを変えない」と言われてきた。
改めてWhyの大切さを痛感した。

Whyの大切さって、物作り以外にもあてはまるんじゃないかって思う。
他の仕事でも、大げさかもしれないが人生においてもあてはまると思う。

何か悩んだ時、壁にぶち当たった時、Whyを考える。
「自分はどうしたいんだ」と。
それをくり返す事で道が開けるんじゃないかと感じた。
Ignite!は生き方まで教えてくれるのか?(笑)
言うほど簡単ではないが・・・。

2019年12月1日 富士見やげミーティング Vol6 in珈琲屋OB


私達は前回の議論でWhat を
「地元感 ( 地元の木材、業者 ) のある名刺入れ ( 何これ?感 )」に変更した。
ターゲットも「男性ガチ登山者」と設定した。
今回のミーティングでは
・実際にどんなデザインが考えられるか?
・どんな製造方法が考えられるか?を話し合った。
私はデザインやアイデアが得意、チームメンバーは製造に精通している。
それぞれの得意や好きな事を生かせて議論できていて、
改めてメンバーに恵まれたと感じた。

前回の議論でwhatが定まったことで、それぞれが担当すること、
やることが明確になった。
一旦、whyの見直しで停滞した私たちのプロジェクトが加速して
行くのを感じた。

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