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サウナ水風呂に贈る言葉と「ナイスサウナ!」の心地よいととのいについて

サウナ水風呂が好きすぎる。

サウナイキタイのサ活ログを見返していたら、今年はおそらく120回以上はサウナ水風呂に行った。1年の3分の1をサウナ水風呂に費やしている。それでいて、これだけの回数に行ったんだなという実感がない。毎日のくらしの中に、サウナ水風呂が思いっきり根付いてしまい、もはや生活の一部になってしまったからだ。

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サウナ水風呂との出会いは、多分2〜3年前。もう、会う人会う人に馴れ初めを語っているのだが、実は正確にサウナ水風呂に魅了された瞬間は覚えていない。

うだるような暑さの夏に銭湯に行き、湯船に浸かることで心身を取り戻したあの瞬間から銭湯に通うようになった。その後、サ道を読んでととのう感覚を知り、いつの間にかサウナ水風呂にはまっていた。銭湯とサウナ水風呂の間の記憶は実はあまりない。気づけば、サウナ水風呂というととのいの沼に沈み込んでいた。

2019年のサウナ水風呂活動を総括するとすれば、銭湯サウナの魅力を再発見したことと、新たなサウナ水風呂を求めて、積極的に新規開拓を進めたことだ。身近で簡単にいけるホームサウナを磐石なものにしてサウナ水風呂の魅力を深めつつ、行ったことのない場所に行って、新たな魅力を再発見する。この2つのバランスが取れていたからこそ、飽きずに、常にわくわくしながらサウナ水風呂に行けていたのではないか。

2019年によく通った・魅了された銭湯サウナを思いつくままに書いていく。

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宮城湯(東京・下神明)

まずは宮城湯。東急大井町線の下神明という駅にある。大井町駅の隣だ。宮城湯は、1Fと3Fの入れ替え銭湯になっていて、週ごとに変わる。1Fはサウナと水風呂、休憩椅子の動線が優れたコンパクト仕様。3Fは天然温泉の露天風呂もあり、外気浴スペースとしての開放感がすごい。

サウナは20度くらいだけど、湿度が高く、すぐに発汗する。マットなしでそのままサウナルームに着座するスタイル。1セット目はお尻が熱くなるが、2セット目以降は慣れる。何より、テレビがないのが個人的に最高。流れるBGMを適当に聞き流しながら、何も考えずにいるのが至高の瞬間。

水風呂はバイブラがしっかりとしていて、オーバーフロー気味。僕が行っていた時は18〜20度ぐらいの水温だったが、めちゃ気持ちいい。1セット目からあまみが出るサウナ銭湯はなかなかないのだ。

みどり湯(東京・自由が丘)

続いて、自由が丘のみどり湯。ここは施設が清潔で、明るい感じがする。特筆すべきは、お湯や水風呂の「まろやかさ」。言葉で表現するのは難しいのだが、まろみがあって優しい。まろみってなんだ。サウナイキタイのサ活口コミによると、井戸水が使われているそうだ。だから、あれだけまろやかさを感じるのか。

サウナは高湿度で、5分ぐらいで発汗する。温度もそれなりに高く、体が温まる。そしてテレビがない。J-POPのBGMのみが流れている。やっぱりテレビがないのは最高だ。あと、サウナマットを個人ごとに貸してくれるので、サウナ室は清潔な感じがある。

水風呂は、先ほども書いた通りのまろやかさ。水温は24〜25度ぐらいの時が多く「おいおい、その水温はさすがにないでしょ、もっと低くしていこうぜ」と思っていた時期が僕にもありました。でも、いいんです。この24〜25度のまろやかさを感じる水質と水温が。はじめはそんなに冷たくない、けど入っているうちに24〜25度の水温でもしっかり体の芯から冷えていく。1セット目でバッチリあまみが出る。こんな銭湯サウナ、なかなかないんですよ、本当に。

ジートピア(千葉・船橋)

船橋にある男性専用のサウナ水風呂。ここのサウナはとにかくストロング。1段目に座っていても100度超、カラカラなサウナで鼻先がジリジリと熱される。2段目に座るのが目一杯で、未だに3段目には座る勇気がない。こんなストロングサウナ、なかなかない。

何より、水風呂が素晴らしいんです。これ本当に。東のしきじと一部で言われているように、ミネラル成分を多く含んだ水。19度ぐらいなんだけど、体に浸透するような水。もう、この水が最高すぎて、何度か通いました。しきじまで行かなくても、しきじのような水が味わえる。これがジートピアの良いところです。

湯らっくす(熊本)

ただただ最高。なんというか、本当にいい施設に巡り会えた時は、語彙がなくなってしまう。それぐらい、良いサウナ水風呂。

サウナはメディテーションサウナと普通のサウナ、両方好き。メディテーションの方が特に好きで、セルフロウリュでサウナストーンからじわっと水が蒸発するときの音は、この世で一番美しく気高い音ではないかと感じるぐらいだ。

水風呂。ありがとうございます、MAD MAX。水が上から落ちてくるのは、しきじの滝の水風呂も同じなんだけど、MAD MAXは綱が垂れ下がっていて、かかる重力、落つる水に対して、浮力と腕力で昇っていける。それがなんやねんと言われれば、特になんでもないんですけど、とにかく水がいい。熊本の水は最高なんじゃないか。

八尾グランドホテル(大阪・八尾)

大阪の八尾にあるサウナ水風呂。思い出して書こうかなと思ったけど、サ活でそのときのことを書いていたので、引用しちゃいます。

大阪で一番好きな施設になってしまったかもしれない。館内がとにかく広く、ゆとりがある。これだけで、ととのう。
水風呂! この水風呂は最高だ。広い。余裕がありまくる。そして深い。1.1メートル。水はやわらかくて、しみこむ。人が誰もいなければ、全身を浮かせて入ってみる。体全体が水に包まれる。奥のボタンを押すと3分のうたせ水。ドドドドッと勢いよく落ちる水。1分ほど水に打たれて多幸感半端ない。この水が落ちる音が、なんともしきじの水風呂の滝をほうふつとさせるんです。
サウナはスタンダード。ドライで8分ほどでじんわり発汗。強すぎず、弱すぎずなところがなんとも好き。ミストサウナはお尻が熱くなる。天然温泉がいくつもあって、少し浸かれば体は瞬時にポカポカに。何これ、マジで最高やん。あー、泊まりたい。次は時間の許す限り、あの水風呂を何度も味わいたい。

続いて、特に印象に残っているサウナ水風呂にまつわる体験を書いていく。

ナイスサウナ! という「言いたいだけ」掛け声

会う人でサウナ水風呂を体験して、良さを知ってくれた人に「ナイスサウナ!」と声をかけ続けた。っていうか、「ナイスサウナ!」っていいたいだけ。言うだけでととのうし、「ナイスサウナ!」って返してもらえるのがまた心地いいんです。

社内外でもナイスサウナ! といいつづけたので、社内のサウナ部でもよくこの掛け声を使ってもらえたし、社内の公用語アプリ? にもナイスサウナ!を入れてもらえたし、サウナ文脈じゃないところでナイスサウナ! という言葉を使ってコミュニケーションが増えたと感じるし。わかりやすく、シンプルで、使うとバイブスが上がる言葉の強さを感じた瞬間でした。

会社のサウナ部に参加してみた

サウナはマインドフルネス、アンガーマネジメント、静寂を得るためにいくことが多い。なので、基本的には一人で行くことがほとんどである。そんな中、会社のサウナ部が爆誕していた。

基本一人で行く派ではあるものの、やっぱりサウナ水風呂の魅力を語り倒したい。偏愛を多いに発揮しても「ナイスサウナ!」と受け入れてもらえる空間が恋しい。そんな感じでサウナ部の活動に参加してみたい。これが大当たり。楽しかった。

会社の部活のオンラインスペースでも、サウナの話が盛り上がっている。ナイスサウナ! と声をかけあえる空間が、オンラインにもオフラインにも、社内にも社外にもできた。いわば「安心・安全が担保されたコミュニティのような居場所」があった。

サウナイキタイを使い続けた

サウナイキタイは、確実にプライベートでこの1年間一番使ったウェブサービスだと思う。サウナイキタイによって、確実に行ったことのないサウナに行きまくったし、サ活というログを書き続けることができたのは、サウナイキタイのおかげ。トントゥを使って抽選にも当たったし、嬉しい限り。

最後に

サウナ水風呂、ありがとう。来年も、普通にはまり倒すと思います。ナイスサウナ!

noteをお読みいただき、ありがとうございます。きっとどっかで、なにかしらのタイミングで、あなたとお会いしてお話ができると信じています。奇跡のタイミングを、信じ続けています。