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自分に軸が作られてきている話

(このnote長い割に内容ペラペラでオチがありません。あしからず。)



体調不良(発熱)で1月の報告が遅くなりました💦

1月はプライベートが充実していて、それに伴って仕事も頑張れたので公私共に前向きな時間を過ごせました。

仕事では特にふるさと納税の新規返礼品追加に力を入れています。
まだ掲載できていない事業者さんと打ち合わせをして、宿泊や地域の産品を掲載できるよう伴走します。
横瀬町に溢れる魅力の数々をまずは掲載、

掲載phaseを経て、その中で3月以降は魅力的な返礼品を伸ばすphaseに移行予定です。


自分に思考の軸(価値観)が作られてきている話

移住してから10カ月が経ちました。
「地方創生」「地域活性化」を志して社会学部に入学してから4年間、まさか移住するとは思っていませんでしたが、自分の中で単語だけ先行していた部分の実態・リアルの部分がかなり見えてきている気がしています。

体系化されていない学問領域で学ぶ/活動する不安感

「地域活性化」学ぶぞ!で大学に入ったものの、座学で聞けるのは地域の先行事例のみ。小布施町や新富町、金沢や重要伝統的建造物群保存地区だったり、青森中心市街地の衰退を学ぶ時もありました。
けど「先行事例知ってどうするの」感というか、それを実際に
「他地域で成功したことを転用するの?」
「地域の特性に合わせて作るものだから転用できないよな?」
のもやもやが強く、
結局地域活性化ってナンナンダ
が明確にならない大学時代でした。

Rural Laboで何したいの?に答えられなかった2021年-2023年

コロナ禍を越えても全国で増える”地域を志す若者”。彼らのポテンシャルを最大限に活かせる環境を作り、「若者による全国的な地域活性化のムーブメントをつくる」を実現すべく活動するRural Laboに共感し、運営にJOIN、共同代表に就任するものの、その中で何をやりたいか、どんなコミュニティにしていきたいか明確に思いつかなかった2023年。

けどRural Laboメンバーや、運営と一緒に活動する中で
「若者が地域で”やりたい”と思うことがかけがえのないこと」
「アート思考、ワクワクベースで実施するアイデアが地域において超重要」

的な地域を前向きに進めるための知見に気づかせてくれて、自分の中に蓄えられている感覚があります。

Rural Laboありがとう。

横瀬町で学ぶ「この現象だれのせい?」「だれのおかげ?」

2023年度横瀬町の地域おこし協力隊に着任して10カ月。活動の中で「何が要因でこの現状になっているのか」を見極める分析力が培われていることを感じることが増えています。

以下のような要因のせい/おかげで○○がある

  • 自責で考える部分

    • 自分の思考のクセ

    • 自分が一歩踏み込めていない(チャレンジできていない)

    • 勉強不足

    • 努力不足

  • 他責で考えて良い部分

    • 地域の風土・文化・環境

      • コロナ

      • 立地

      • 積み重なる歴史

  • 社会構造

    • 地域おこし協力隊制度

    • 役場の縦割り運営

    • ムラの上下関係


この分析力が身についたのは視察に同伴したり、横瀬を紹介する中で
「どのような過程があって今の良い横瀬町/改善できる横瀬町があるのか」
を把握できるようになったから。

おかげ様で多分大学1年生の頃は鵜呑みにするしかなかった事象に対して
「これって日本一チャレンジする町っていうブランディングでチャレンジを応援しあえる風土があるからだな」
「役場に○○さんがいるおかげであって、他の自治体で簡単には転用できないな(逆に○○さん的人材がいればどこの自治体でもできるな)」
「この人秩父地域のせいにしているけど何もアクションしてないあなたのせいじゃん・・・」
「ENgaWAって○○さんたちのおかげだなぁ」

などなど、どこに要因があるのか分析できてきている気がいます(まだまだ精度が高いとは言えませんが)

がむしゃら地域活性化イエスマンからの離脱

分析力の高まりを感じる共に事象に対しての限界を感じることも増えてきていて、それが自分の中では愉しさに繋がってます。

これまで日本全国盛り上げるぞ!!!

と上昇志向でしか考えられてきていませんでしたが、人口減少していく中で

人口減るのに地域のインフラ維持できなくないか・・・

中核都市に集約させてコンパクトシティ化して、それに逆らいたい人が過疎地で自給自足で過ごした方が効率いいな・・・

横瀬町って必要なのか?芦ヶ久保地域いる?横瀬町いる?秩父いる?

的な地域の上手な(幸せな)撤退の仕方、綺麗な地域の畳み方論も悪くないな、と思ったり、

けどそれは自分で地域に限界を作っているような気がして悔しくなったり、

はたまた

関係人口の単語が流行してから数年経って可能性も限界も知見として蓄えれれてきて、これまで関係人口イエスマンだったのが、批判的にも見れるようになったり、

そこに大学1年生の頃から思考が成長している最中であることを感じて面白さ・愉しさを感じています。


2024年1月現在の自論:地域活性化現象は滅多に存在しない。地域活性化現象を目指す意味ってどれだけあるのかな。※地域を面白くする方法(メソッド)はありそう。


人口減少して日本の経済規模も縮小する中で全国すべての自治体で
”地域”の”なにか(人口・経済・雇用)”が”活性化(=上向き傾向化)する”

ことをめざしている現状はかなり滑稽な状態(ゼロサムゲーム)。

人口を増やせている地域、経済循環が生まれている地域、住民全員が幸せに生きられている地域はその点限りにおいて地域活性化されているといえるけれど全国約1700の自治体の中でほんの一握り。それを成功事例として他の自治体が追従しようとする行為に意味はあるのだろうか。(意味がないわけではないが、上昇志向でしか考えず、成功事例を追うことはむやみに没個性化を強めるのではないだろうか)

地域を面白くするには、

ワクワクドリブン(アート思考)で明日の地域を描き続ける、

これが重要な気がしています。


発展して、

若いもんに委ねて、若いもんが成功したり失敗して一喜一憂していることを楽しむ文化をつくる

も大切な気がしています。
これからの未来を作っていく高校生大学生を社会全体で支えていく、
”こどもまんなか社会”、的考え。

その実現のために多世代がごちゃまぜになって共創していく共助で”公共”が形成している社会、

未来に賭ける、投資したくなる世界。



ダメだ、何言ってるのか分からなくなってきた。

「地域活性化ってなんだろう」を追求する旅はまだまだ続く・・・


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