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3連休中に読んだ本の記録と発見 | デザイン関連

投稿が遅くなりましたが、
山の日の3連休中にデザイン関連の書籍を幾つか読みました📖´-
本の内容で考えたことや、私なりに思ったことのまとめになります!


No.1『センスは知識から始まる』

水野学さんの書籍です!
この中でも特に、普通・王道や流行を知るということの大切さを実感しました。世の中の“普通”というものがわかっていないと、例えば相対的に尖った
ものや、ターゲットとしている人がどういう物を好むかが分からなくなる、というのは確かに、と納得する箇所でした。

自分が感じたり、様々な出来事や物事に対して感じる感想が世の中の“普通”とどれだけ差があるのだろうか?と内省する機会になりました。

本書の中では、世の中の“普通”を知るための実践方法として人間観察などが挙げられていました。中でも、個人的に実践しやすいなと感じたのは自分の年齢や性別のターゲットに当てはまらない雑誌を読んでみる、です💡

普段男性誌など、自分自身の年齢や性別をターゲットにしていない雑誌ををほとんど読んでいないなかったのでこれから実践してみます!楽天マガジン契約しててよかった笑

No.2『世界観をつくる「感性×知性」の仕事術』

対談形式の書籍なのですが、水野学さんの業績やキャリアをきちんと勉強しているわけではなかったので「え、これもやってたの!しかもそれはこういう意図があったんだ」という発見がありました。くまモンぐらしか分かってなかったので😇

その中のひとつが相鉄線のブランディング
広告のみならず相鉄線自体のブランディングも手がけていたそうです。

ここ最近見かけるようになって「なんとなくオシャレだなー」と思っていた相鉄線の新車両のカラーの決定にも水野さんが携わったそうです。その名も「ヨコハマネイビーブルー」というそうで、名前もかっこいいですね🌟

また車両の色だけでなく、駅員の制服のデザインも含めて総合的なデザインを手がけているとのこと。

私の中で相鉄線といえば、国際的な広告賞の「カンヌライオンズ2023」で金賞など複数受賞していたことニュースのイメージでした。ただこれは水野さんが携わった相鉄のブランディングのほんの1部だったんだなー、と凄さを実感、、、

No.3『東大の先生! 超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください!』

デザイナーという仕事を生業にしていますが、アートとデザインの区分もきちんとわかっていなかったので、まずはアートという言葉の持つ意味を知りたくて読んだ一冊になります🎨

アートは「既存の常識をぶち壊す工夫」だからこそ、必ずしも美しいものだけとは限らない。醜くかったり残酷だったりと、人の心を良くも悪くも大きく動かすものたちが、アートの区分に入るということが、私にとっては驚きでした。

一方で、デザインは人の生活に入り込む、実用的なものである、という点において、人の生活とは切り離されたもので非実用的なアートとは区分される、ということも新しい発見になりました。

アートに関する書籍はたくさんありますが、中でもこちらの本はアートに関する知識がない私でもわかりやすかったです!


今回の3冊を通して、歴史や文化など一見デザインに直接的関係性がなさそうな知識であっても、デザインの意図を理解したり自分で作ったデザインが「なぜ、この配色をしたのか」「なぜこのフォントを使ったのか」などの理屈を説明する際に知識は必要とされることを、学べました📗


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