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ディズニー創立100周年記念の展覧会(前編)

今回は去年の夏、アメリカのフィラデルフィア(ペンシルベニア州南東部にある最大の都市)で行われていたディズニーの展覧会についてご紹介したいと思います。

フランクリン・インスティテュート(The Franklin Institute)

フランクリン・インスティテュート

フィラデルフィアの街には、アメリカの東海岸の歴史ある美術館や博物館に恵まれていて、その中に科学博物館、フランクリン・インスティテュート(The Franklin Institute)があります。
この名前は、「アメリカ合衆国建国の父」として知られるベンジャミン・フランクリンから付けられました。

ディズニー創立100周年記念を迎えた去年、こちらの科学博物館で大々的にディズニー作品の貴重なアートワークや工芸品、衣装や小道具などを展示しました。僕は8月、こちらの展覧会に行きました。
この展覧会の様子を前後編に分けて紹介したいと思います!

Disney100:エキシビションプレスキット |フランクリン・インスティテュート (fi.edu)

ディズニーの創始

展覧会の最初のコーナーでは、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創設者でミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの紹介コーナーがありました。
幼少期の頃の写真などがあり、イリノイ州のシカゴで育ち、どのようにして映画制作の道へ辿っていったかわかります。

ウォルト・ディズニーの幼少期の頃の写真など



ウォルト・ディズニーの紹介コーナーの近くには、世界初のトーキー・アニメーション(音声つきのアニメ)でミッキーマウスが初登場した短編映画『蒸気船ウィリー』(Steamboat Willie)のコーナーもありました。
なんと制作当時の貴重な絵もありました!



『蒸気船ウィーリー』のコーナーの側には、ミニーマウスやプルートといったディズニーでお馴染みのキャラクターたちの紹介もありました。

広がるディズニー作品の世界

コーナーを先に進むと、『ピノキオ』(PINOCCHIO)や『眠れる森の美女』(Sleeping Beauty)、『シンデレラ』(Cinderella)、『クマのプーさん』(Winnie the Pooh)などに関する展示がされていました。

ピノキオの人形

『ピノキオ』の絵

『眠れる森の美女』の悪役、マレフィセントの絵

ジェームス・マシュー・バリーによる『ピーター・パン』(Peter Pan)とハンス・クリスチャン・アンデルセンによる『人魚姫』(The Little Mermaid)の原作本

『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland)の絵

『クマのプーさん』の絵

『クマのプーさん』の歴史の紹介
『美女と野獣』(beauty and the beast)の絵

また、ディズニーで実写化された作品のプロップ(小道具)や衣装なども数多くありました。

実写映画『シンデレラ』( Cinderella)の靴
『クマのプーさん』の実写映画『プーと大人になった僕』(Christopher Robin)の撮影で使われたプー
『101匹わんちゃん』(One Hundred and One Dalmatians)の悪役、クルエラの誕生秘話を実写化した映画『クルエラ』(Cruella)の衣装
2019年にテレビのライブで使用された『リトル・マーメイド』(The Little Mermaid)のアリエルの衣装

『リトル・マーメイド』に関する展示も数多くあり、制作当時の写真やアフレコの様子を映したメイキングなどもありました!

『リトル・マーメイド』の歴史と2023年に公開する実写映画の紹介
『リトル・マーメイド』の絵など
『リトル・マーメイド』の制作当時の様子など
2023年公開の実写映画『リトル・マーメイド』(The Little Mermaid)のプロップ

この続きは、また(後編)で紹介します!
(後編はこちら↓)



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