前回のお話🔽

↑の続きのお話。

『自己催眠講座』

南先生との会話の続きです。

「え〜っ、にゃぶりえるさん、お仕事は何をされてるんですか？」

「今は働いてません。無職です」

「働く気は無いんですか？」

「まぁ…はい」

「何で働かないんです？」

「いや、貯金が有るので…」

「ああ、なるほど！」

僅かですが、国から「障害年金」も頂いております。

鈴木健二から施術を受けた時も仕事と金の事を聞かれました🔽

「にゃぶりえるさん、大学は何処を出られてるんです？」

「いえ、大学は出てないです。高卒です」

「あ、そうですか」

少し間が空いて、

「聞いたよぉ〜！！」

先程から席を外していた奥様が、

すごく嬉しそうな声を上げながら戻ってきました。

声が大きかったので少しビクッとしてしまいました。

その時、奥様の喜びの感情が僕にまで伝わって来ました。

何で無職でお金を持ってると喜ぶの？🤔

奥様が僕の隣の席に腰掛けると、

今度は南先生が席を外されました。

奥様に紙とボールペンを手渡され、

「にゃぶりえるさんの使命を探すから、まずはにゃぶりえるさんが尊敬出来る人物を10人程、この紙に書いて！」

と言われました。

とりあえず一人目に、

『苫米地博士』と書きました。

２人目以降が中々思い浮かびません。

すでに変性意識に入っているのか頭が良く働きません。

しかも酔っ払っているような感じで手が震えて上手く字が書けません。

”気をつけろ！！こいつは元精神科のナースだから統合失調症だって事が見破られるぞっ！！”

↑心の中の声です。

統合失調症の患者さんは、

薬の副反応で手が小刻みに震えている方が非常に多いんです。

奥様が「元精神科のナース」ってのは、

事前に読んだ、奥様が「Kindle」で出版されている電子書籍に書かれていました。

「う〜ん、別に尊敬している人が他におらん」

「思い浮かばなかったら3人でもいいよ」

「はい」

なんとなく「福山雅治」が頭に浮かんだので、

２人目に「福山雅治」と書きました。

カッコいいのは認めて居ますが別に尊敬はしていません。

３人目が出てきません。

「架空の人物でもいいですか？」

「いいよ！」

「お釈迦様」と書きました。

別に信心深い訳では無く、

博士がよく「釈迦」の事について語っているので、

思いついたのを適当に書きました。

「じゃあ、この３人の何処を尊敬しているのかそれぞれ書いて！」

少し考えて、

苫米地博士・・・・天才。

福山雅治・・・・・カッコいい。

お釈迦様・・・・・すごい天才…悟りを開いた。

と書きました。

奥様がそれをペンで囲い、

『本当の自分』と書き、

そしてその横に、

使命は『天才』だと書き加えました。

「にゃぶりえるさん、本当は天才なんですよ！」

「はぁ…」

天才と言われても、

僕が馬鹿な事は本人が一番良く理解しています。

「福山雅治は確かにカッコいいよね」

「あぁ、はい」

「メンタリストDaiGoっているじゃん」

「はい」

「あの人、昔はすごいデブでブサイクだったのって知ってる？」

「いえ」

「でも見返してやろうと思って努力して痩せて、メガネもコンタクトに変えてモテるようになったんだって！」

僕もメガネでデブなので痩せてコンタクトにしろって言いたいのかな？

てか、「メンタリストDaiGo」はあまり好きではありません。

昔は好きで毎日「YouTube」をチェックしていたけど、

例の「ホームレス発言」以降嫌いになってしまいました。

※猫がホームレスより可愛いのは認めますが、ホームレスの命より猫の命の方が大事とまでは思いませんよ！

とは言っても、

「登録チャンネル」から外した訳では無いので、

気になるネタをやっていたら今でも偶に見てしまいます☺️

この時、なんだか奥様に心の中を読まれている様な気がしました。

統合失調症の症状の一つ「サトラレ体験」です。

此処で、謎の催眠術師「鈴木健二」から施術を受けた時以来、

約１０年ぶりに統合失調症の症状らしき物が再発してしまいました。

次回へ続く🔽