ショート動画から学ぶことの難しさ

みなさんお元気でしょうか?

私はとりあえず生きているという感じです。フットボール界がストップして、正直楽しい気分ではないですが。



さて、本題に入りましょう。

朝起きたら、原口がフットボールデザイナーの岡部さんについて語っている動画がTLに流れていました。元ネタを探したところ李忠成のYouTubeチャンネルの動画でした。

(岡部さんについては6:18~)

これは大事なことを言っていると思ったし、自分が思っていたことを代弁してくれたに近い発言だと思ったので、その発言に乗っかるような形をとらせていただきます。

まずですね、私がこの原口の発言に引っかかったのは原口が岡部さんの動画に出ていたからなんです。出てない人がワーワー意見を言っているのは見たことあるのですが、出た人が意見しているのは初めて見ました。

(ちなみにこの動画が出た頃に私見てます)

この動画を見た上での発言だったので、個人的に非常に興味深かったわけです。気になった発言を動画から引用させてもらいます(若干意訳っぽくするので、できるだけ動画を見てから読んでいただきたいです)。

李:ドリブルデザイナーってどうなの?

原口:すごいとこもある。ただ、僕らにしかわからない部分もあるので、彼の言っていることが100%通用しない部分も…1割2割しか通用しないだろうなって感覚。でも、参考になる部分はもちろんあります

太字にした部分。ここが大事。私はドリブルデザイナーに限らず、YouTubeやInstagramなどでトレーニングのショート動画を上げるのをあまり好ましくは思っていないです。しかし、こういった動画から参考になる部分がないかと言ったらそうではなく、参考になる部分もあります。なので、岡部さんの動画もいくつか見たことがあります。

参考になるならなぜ好ましく思っていないの?となるのですが、これが太字にしたところと関わってきます。参考になるところだけピックアップし、そうではないところをスルーする。それをできるスキルがないとショート動画は危険だなと思っているのです。

ショート動画って、見やすいのですが、基本切り取りのトレーニングだったりするので、トレーニングが動画の中では繋がっていないです。原口や李であったり、ある程度フットボールに関して知識がある人(情報の取捨選択ができる)はいいけど、そうでない人(主に小学生、中学生、保護者など)には誤った知識になってしまう可能性も多大に含まれているなと思っています。なので、あまり好ましく思っていないです。

YouTubeの動画は、フットボールに限らず知識がある人よりも、そうでない人に向けた方が人気が出やすい傾向があるように思えます。ゾーンディフェンスについて地道に丁寧に解説したトレーニング方法よりも、「これをやれば絶対に抜ける!!」みたいなショート動画の方が人気が出ます。

李が動画中にも言っているのですが、自分が子供だったら絶対YouTube見まくっているってのは、まさに今の子供たちがやっていることだと思うのです。でも、先ほどから言っているように情報の取捨選択ができないとただ誤った情報を吸収してしまう危険性もあるわけで。とりあえずやってみよう!と軽々しく言えない。それくらい大事な時期であるわけだし。

なので、きちんと学びたいならやっぱりきちんとした指導者に繋がったトレーニングを常に学ぶのが一番。えっ、その指導者がどこにいるのかって?まぁ、その指導者のいるチームを探すのが一苦労であったりもすのですが…

ということで、まとまってないかもだけど、勢いで書いてみました。めちゃくちゃ雑に自分の意見をまとめると”子供向けにやってるのはどうなの?”って感じですね。たぶん、そこに不快感を感じることが大きいのかも。

20、30回1対1をやって、2、3回しか抜かれてないのにそこを使われてプロの選手がすごい抜かれている印象を与えるのは改めて編集の恐ろしさを感じたね。編集は怖いぞ!!!

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