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11×8×50=73

フランス語の実力を客観的に評価する指標には、フランス語検定、通称仏検と、DELFやDALFといったフランスの公的機関が実施しているディプロムがある。
またこれとは別に、欧州評議会による国際指標ガイドライン(CECR)というものも存在していて、私がお世話になっているオンライン語学学校ではCECRを基に学校独自の評価基準を設けている。
あくまで学校独自の評価なので、各能力試験が要求するレベルとは異なるが、今の実力が評価されるのはモチベーションキープのためにも必要だと思う。

私は語学学校でのレッスンを2月から受講している。
BonjourやMerciくらいは知っていたし、一応ざっと独学で入門文法程度は学習しており、文法知識を固めるのと同時に、実際に会話するという段階であったので、入校時の自己評価はDebutant2(初級2)としていた。
これは仏検でいう準2級、DELFでいうA2で、自分のことや身の回りのことについて話すことができるというレベルである。

非常に客観的に見て、その当時のレベルはDebutant1(初級1)とDebutant2の間くらいではなかったかと思う。
自己紹介はできるし、現在形と複合過去(英語で言う過去形)の文法知識はあったが、実践練習に欠けるというレベルであったので、Debutant2と自己評価するのは実はとてもおこがましいことではあった。
ただ、短期間にぐっと伸ばしたかったので、思い切って厳しめレベルのDebutant2にしたのだった。
講師にしたらDebutant2に達していないと思ったかもしれない。

そして今、私のレベルは文法項目を除いて各項目が1段階上がっている。

2023年12月22日段階のレベル

学校の独自評価によればIndependant1は中級1、仏検2級、DELF B1レベルである。
正直に嬉しい。
とはいうものの、その評価に伴った実力をつけた実感はなく、せいぜい仏3級程度、英語で言うと中学2~3年生くらいだろうという感覚である。
会話だってまだカタコトだ。
しかし一方で、入校前には音の塊でしかなかったものが、意味を伴ってきているし、ちょっとしたフランス語を書いたり、フランス語で気の利いた冗談を返すなど、かすかにではあるができるようになっているのは実感している。

つまり、「できてないなぁ」と「できてるじゃないの」を行ったり来たりしているのだ。このバランスが崩れて、できてないなぁが多すぎるとモチベーションが下がるし、できてるじゃないのが多すぎるとサボりだすので、おそらくちょうどいい感じでウロウロしているのだろう。

来週が今年最後のレッスンだ。
11ヵ月×月平均8回受講×50分で約73時間。
大変よく頑張りました。

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